【2012年の記事】
孫のなゆちゃんは 時々 ぜんそくを出します。
「咳が出る」というところに あまりに意識を持ちすぎて(咳が出ることをきらっちゃう) 自分で自分の状態を悪くしてしまうこともしばしば。
咳が出始めると 苦しくなって 咳き上げて 戻したりという経験もあるので よけいに 「またなっちゃうんじゃないか」という恐怖で
咳そのものをきらっちゃうんですね。
それで 夜中でもその妄想(まだ起きてないのにおきたらどうしようとか 起きたらこうなっちゃうんだという想い込み)によって、泣きだしてしまうこともしばしば。
意識の座は一つ。 咳に意識を向けてしまうと 苦しさ増幅
「なゆちゃん お咳出ることきらわなくていいの。お席じゃなくて おへそのとこに気持ち持って行ってね。息吸ったらおなかに空気入れて ぷぅーって膨らむかな。」
意識を丹田の方に自然と向かわせて
「わー上手に膨らんだね まだ3歳なのに こんな風にできるなんてすごいね。」
ママ(娘)もすかさず
「ママもぜんそく出てたけど そんなにうまくおなかにくうきいれれなかったのに なゆ スゴイね」
「わぁ 今度は さっきよりたくさん膨らんだ。すごいね ゆっくり はいて もういっかい空気入れてね おなかに気持ち持って行ってね」
途中で咳がでると ちょっと不安そうになります。
「お咳、出ても大丈夫だからね お咳出ること 嫌がらなくても大丈夫よ。お咳出たら 出てもなゆは大丈夫って思って おなかに気持ちもっていってね。かならず 楽になるから」
3歳半になって やっと 意図的に腹式呼吸に切り替えることも こちらの 話も分かるようになってきました。
上手に焦点を切り替えて 自分の体に起きることを受け入れて 気を中心に戻して
なゆちゃん 笑顔になりました。
■意識の座は一つ ・・・ それをどこに向けたらよいのか
■丹田は中心・・・・・・・ここに意識があると 気が中心に戻る
■嫌わなくても大丈夫・・・嫌うとよけいに引き寄せる。嫌うことは意識を向けること。あってもよい、あっても大丈夫と受け入れると自然に流れる
人生と同じですね。