姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

【講座の感想】スモールステップコーチングはずっと支援、ずっと傾聴!

2022年12月26日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「【講座の感想】スモールステップコーチングはずっと支援、ずっと傾聴!」です。

 

保健室コーチングアドバンスコース第5講の感想その5です。
スモールステップコーチングは、学校現場で特に有効な方法です。

ベーシックコースでも、「スモールステップコーチング」を学びますが、アドバンスでは、
これまで学んできた「脳科学理論」を総動員して、この構造を理解し、活用できるように学んでいきます。

 

保健室での相談者とのかかわりでは、一般のコーチやカウンセラーとは違い、継続的なかかわりができにくいという面があります。相談者が持ち込んだ「最初の訴え」から、問題の本質を「脳科学傾聴」によって掘り出し、そこから、自分がどうなりたいか(ゴール設定)、そのためにまず何をするのか(ファーストステップ)を決める。

 

どうしても、そこで終わってしまうことが多いのです。
アドバンスコース第5講では、このスモールステップの構造をさらに深め、
ゴールまでの「伴走」をどうするのかということを、さらに深めていきます。

 

感想を書いてくださったT先生は、この大切な理論を、これまでの自分のかかわり方と照らし合わせ、
またさらに深く理解され、実践に生かそうとしてくださっています。

 

徐々に徐々に、アプローチの本質を深めていくということ。そのためには、学び続けること。
その大切さを、T先生の感想から感じ取ることができます。

今回もベーシックコースで学んだ内容を再度復習でき、ベーシックコースで聞き流してしまっていたことを学ばせていただきました。特に印象に残っていることは、3点あります。

1、スモールステップコーチングはずっと支援、ずっと傾聴だとわかりました。
 今までスモールステップコーチングをやってきましたが、生徒の話を聞き、現状をつかみ、ゴールを設定して、段取りも一緒に考えることはしてきました。しかし単発の指導で終わっていました。細かく1点上げるためにはどうするか、根気よくゴールまで伴走することができていなかったと思います。
ワークをした後は生徒任せで終わっていたので、点と点を線に繋げるイメージでゴールまでやっていきます。


2、わかっているけどできないときは、思考と実行の溝があることがわかりました。
 頭でわかっていても、行動にできないことは、生徒にも私にもあります。そのような時、何らかのプログラムが働いてストップをかけていて、溝が生じているとわかり、どういうルートでその考えに至ったのか、知っていきたいと思います。そのためにも相手を観察することに気をつけていきたいと思います。


3、確認質問の本当の意味がわかりました。
 言語は不正確な情報で、省略や歪曲してしまった情報を取り戻すために、確認質問は必要だと思いました。伝えたことと伝わったことは、同じではない。このことを念頭に入れて、よりよく相手を理解するための確認質問をしていきます。

 今回、私は感想を提出するのが遅れました。私の中できちんと感想を書かなければいけないというビリーフがあり、「きちんと」に引っかかっていたのだろうと思いました。
 このようにどこに引っ掛かりがあるのか、子どもたちから相談を受けた際には、本音を引き出した後アプローチをどうするか、考えながら保健室コーチングで学んだワークをしていこうと思います。
 また、確認質問も本当に大切で、相談者の思考の整理をするために繰り返し質問をし、私自身の傾聴にも役立てていこうと、今回の講座で深く学びました。ありがとうございました。

 

 

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