姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

20点しか取れなかった児童が90点が当たり前に!

2019年11月28日 | 保健室コーチング

メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」

2019年11月14日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

保健室コーチング資格コースの受講生で


小学校の担任をされているTさんという方がいます。


この方、ハンパないんです。

物事の本質を見る目がすごいというか。


ベーシックコースを受講された後

「人生の魔法カード」を

クラスの教育相談週間に活用され

占いの先生!と呼ばれるようになった話は

受講生の中でも伝説になっています。


Tさんは、小学校低学年の担任を

長年されていています。

まだ自分の気持ちをうまく言語化できない

低年齢の子どもたちの本音や想いを

しっかりと引き出していらっいます。


T先生にカードを使って自分の話を聞いてもらいたいと

他のクラスの子どももやってくるそうです。



今年度も

けんかが絶えない、立ち歩く、落ち着かないという

子どもたちもクラスに引き受け

担任されました。


2学期中盤の今。

クラス全体が落ち着き

けんかや立ち歩きはなくなったそうです。



先日の

学力テストは、この先生のクラスだけ

平均より8点も高かったそうです。



特に、点数を取るための勉強を

させたわけではないんですよね。

平均点を上げるための

指導をしたわけでもありません。



何をしたかというと

『自分で考える』ということを

何か月もかけてトレーニングしたのだそうです。


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教えてあげるのは簡単!

自分で考えるようにかかわるって

2倍も3倍も労力がかかる。

それでも生み出す価値は

計り知れない

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結果として

どちらが生きるチカラとなるかというと

後者ですよね。


今では

理科の時間には、

自分で仮説を立て、実験ができるまでになったとのこと。


3年生でドロップアウトが多いのは、

急にグループ学習や

自分で考えるという学び方が増えるから。


それを理解しているT先生は

点数そのものより

「自分で思考する」

「何をすべきかを考えることができる」

という根底の部分を

コツコツと積み重ねていかれました。



勉強の仕方がわからない子どもを

休み時間を使って

コツコツとグループ指導。

宿題ではなく、

教室の中で「理解する」工夫。




その結果

20~30点だった児童が、今では

90点を平均的に取れるようになったとのこと。


90点を取るための勉強ではなく

自分で考えるための

かかわりをした。


これ、大きいですよね。


脳科学者の茂木健一郎さんは

「頭がいいということの定義は

時代によって変わる」

とおっしゃっています。



知識偏重・点数を取るための勉強法を

枝葉だとしたら、

自分で思考し、

試行錯誤して答えを見つける学び方は根っこの部分。


これから求められるのは

AIではできない<地頭のよさ>



保健室コーチングは

枝葉のスキルももちろん学びますが

それを使いこなすための洞察力や

問題の本質を見るプロとしての根っこを深くします。

 

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