姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

異動や新たな立場を受けるときの禁句とは?

2022年05月26日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。
 

今日のテーマは
「異動や新たな立場を受けるときの禁句とは?」です。


いよいよ年度末ですね。
※この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
 2022年3月30日号で紹介した内容に加筆修正した内容で、gooブログ更新日時と時差があります。



先生方は、すでに異動が決まり
片付けやら次の勤務先での準備や引き継ぎなど
気持ち的にも落ち着かないという方も
すでに腹をくくったぞという方もあるのかと思います。

新しいことが始まる前は
希望と期待と不安が
入り混じ混じった感情になります。

今回は、このメルマガの第1号(2018.4.5)の記事を
加筆修正してお届けします。


■前のクラスがよかった!

新しいステージで、うまくいく人うまくいかない人がいます。
何が違うのでしょう?
まずは、私の高校時代の経験から。

私は高校1年生のクラスが大好きで、
進級してみんなとバラバラになるのが嫌でした。

そのため、2年生になっても
「1年生の時はよかったのに・・」といつも言っていました。

そして、休み時間になると、
1年生のクラスの友人を訪ねて別のクラスにフラフラ。

その時に、友人に言われたんですね。
「いつまで、過去のこと引きずってるの?
2年生になったんだから、今のクラスでやっていくんだよ」


ハッとしました。
「前のクラスはよかった。楽しかった・・・」という過去に執着し、
肉体は今にありながら、心は過去に置いたままだったのです。


新しい環境になったのに、不安で不安で
今を見ようとしなかったのです。


居心地がよかった、楽しかった!という満足度が
高ければ高いほど、気持ちの切り替えができにくいですよね。

友人のあの厳しい言葉がなければ
その後の高校生活を楽しむことはなかっただろうと思います。

今思えば、同じ中学校から来た同級生はゼロだったので
新しい人間関係を1から作ることに恐怖があったのでしょう。

恐怖は、あらゆる言い訳を作るんだなぁと
今ならわかります。



■異動や新たな立場を受けるときの禁句とは

教員になってからは
新任の時以外は、自分で「あの学校に転勤する」
と決めて、希望を出していました。

校長からは「逆指名しても、希望は通らんよ」と
笑われましたが、結局、2校目も3校目も最後の教育困難校(笑)も
希望通りの転勤ができました。

同僚や養護教諭仲間の中には
あと数年はここにいて、あれもやろうこれもやろうと
思っていた矢先に、急な転勤、転属を言い渡された方もあり
しばらくの間、その愚痴や不平不満ばかり言っている人もいました。

弊社の受講生からも同様の経験がある方もあります。
人によっては、教育事務所などへの
転勤が決まる方も何名かありました。

それだけでなく、転勤はないものの
大きなお役目をいただき不安を抱える方もあります。

そういう時の禁句があります。

「前任校は、よかった」
「前の部署では、こうやっていたのに、ここは違うの?」


「この学校のやり方、古臭いなぁ」
「この部署の上司が悪いから、前のように仕事ができなくなった」


こうしたことば(思考)が、周囲には「想いの波」となって伝わり
周囲の人の無意識がキャッチします。

その結果、周りの人となんとなくぎくしゃくしたり、
いつまでたっても自分の本来の力が発揮されない状況を作ります。

まさに、発信源は自分!ですね。

過去は過去。
過去に執着するとどれだけ体に影響があるかは
保健室コーチングのコースで体感していただいていますが
それはそれは、受講生が驚愕するほどのものなのです。

以前、アドバンスコースで
転勤した先で何となくうまくいかないとおっしゃる方がありました。

ワークで分かったのは、周りの先生方も生徒も受け容れているけれど
学校そのものを受け容れていなかったこと。

受け容れるというのはすべての基本ですね。


■転勤、転属、新たな立場は一番必要なステージ

転勤、転属、立場というのは、
自分にとって一番必要なステージが用意されているだけなのです。

波動理論では
不安や恐怖という感情と、希望という感情を比較すると
不安や恐怖のほうが約5倍エネルギーが強いといわれています。

だからといって不安を感じる自分に
ダメ出しをする必要はありません。


不安はあってもよい。恐怖もあってもよい。
「ああ、不安に感じているんだな。
自分の中の怖がりちゃんが出てきているんだな。」
と、その感情を認め、受け容れたうえで、手放します!と宣言しましょう。

手放すとは、なくすということではなく
そこに執着することをやめるということです。

そのうえで、
この新しいステージで、自分が何をするのか
どんな楽しい変化を起こすのか
自分自身がどんな成長をするのかを
しっかりと決めて、宣言しましょう。


所属先が変わっても、自分が大切にしている
理念やビジョンはかわらないのですから!
転勤する人もしない人も
役職が変わる人も変わらない人も

新年度、自分が何を大切にして
自分の仕事をどのように向き合うのかを
ぜひ、言語化し、書き留めておいてくださいね。


新しい節目の時は、多くの人の気持ちが純粋になります。
こういう時は、宣言が大きな影響を持ちます。

脳はいつも、あなたの思考や言葉を
一番近くで聞いて、マイナスも不安も実現しようとしているのです。


それでは、
今日も素敵な1日を!

 

 

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