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【2005年の記事】
10月26,27日の職業体験の日に体調を崩してしまい,職業体験ができなかったSちゃんが,
事業所のご好意により,代休日の今日,ひとりで職業体験に出かけました。
ふつうなら断念してしまうところでしたが,彼女には,「介護士」になる夢があり,
どうしても体験先の老人福祉施設にいきたかったのです。
体調を崩した日,本人が強い意志を持っていることを電話で確認し,
体験先におねがいしたところ,快く引き受けてくれました。
今日は,さっそく彼女が体験している事業所に訪問してきました。
4Fにいくと,彼女は,患者さんが昼食にでかけた後の病室でベッドメーキングをしていました。
そばにいた介護士の方が「とてもてきぱきやってくれるんですよ。助かってます」とほめてくださいました。
もともと,彼女一人がここで体験するはずではありましたが,
みんながいっしょに他のところでやっているというのではなく,
ほんとうに,一人だけという感じで心細さも強かったと思います。
しかし,夢を持っている人間というのは,やはり「強さ」を感じます。
緊張の中に,何か「芯」のようなものを感じました。
ふだんののんびりした子どもらしい表情とは違う何かを感じました。
二日目は11月14日の代休日に再びでかけます。
Sちゃん,よくがんばったね。夢に向かって,がんばれ☆