姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

黒子だった人たちが前に出る時(主人公として生きる時)が来ています

2012年01月24日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー


 先週末から 北陸1期の保健室コーチングアドバンスコースを開催しています。

 北陸 福井県越前市は 日本海のお魚がおいしいところです。

 私も島根県の出身なので 日本海側とか裏日本という場を 身体が記憶しているんでしょうね。

 保健室コーチングベーシックコースを修了すると 

 

保健室初級コーチの資格を得ることができますが、なぜか圧倒的に 日本海側の人が多いのです。北陸のアドバンスコースが終わると アドバンスコーチも 日本海側に集中することになります。

 現時点で 保健室アドバンスコーチは 10名誕生しています。そのうちわけは・・・

 島根1名 福井2名 愛知3名(受講した際の住所) 高知1名  京都2名 長野1名 です。

 さて、黒子というと 自分を消して 表舞台の人の裏側を引き受けて 表の人が頑張ってステージに立てるようにして 支えていく人。

 2011年から いろいろなところで 変化が起きています。特に後半は顕著になりました。

 大企業でも これまで 裏で隠し通されてきたことが 

 明るみになってきたりする事件もありました。大王製紙の事件 オリンパスの事件。。。 これまで ゆるされてきたなーなーも 表に出て その処理を行わなければならないのです。

 これから「成功」という意味も変わってくる時代がやってくるでしょう。

また 成功とは無縁でも つねに人に依存して生きてきた人が 

自力でやならければならない局面を迎えます。

さて、その顕著なことが これまで「黒子役」をしてきた(陰で人の裏側を引き受けてきた)人が

表舞台で本当に自分の人生を生きていく時期に来るということです。
 
これまで成功者といわれてきた多くの人は(全員ではないです) 

実は、自分の裏がわ(負の部分とかできない部分とか)を引き受けてくれていた人がいたわけです。

その人たちが人のウラを引き受けるのをやめて自分自身を生きるようになると
これまで人に引き受けてもらっていた「裏側」を自分でちゃんとやらなきゃいけないし

そうすると本当に自分とむきあわなければならないことが起きてくるでしょう。

黒子役だった人は
前に出て 自分自身を生きることを選択する時期になります。

しかし、こちらはこちらで

これまで「他人のため 組織のため 家のため・・・」という自分以外のためだったらできた(形になった)のに、自分自身のことは、何も形にならないという人たちなのでもあります。

そのため、自分の人生を生きるということをどうやっていいのかがわからなかったりします。

それでも、自分の人生を生きるために本気でむきあう人が、すこしずつかわってきました。

そこには 華やかな成功ではなく これまでとちがった 幸せの種があるように思います。

つまり裏と表が それぞれの価値を認め合って新しい時代を気づく時が来るように感じています。

 家族の中でも、組織の中でも、これまで自分のことを後回しにして 
「だれかのため」に生きてきた人がいます。

そういう人は 人のウラを引き受けることで (それが強くなってくると犠牲という感じ) 自分が生まれながらにして持っている罪悪感を解消しようとしてきまし。(これは無意識にやってしまいます)

しかし その時代が終わりつつあります。

人の為に何かするなということではなく、まずは自分が幸せになってもよいという自分への許可を出すこと。(自分勝手ということではありません)

そして人の為に何かするときは、「自分がやりたいからやる」という「自分の意志」を乗せること。

主語がないと 自分の意志がなくなり 相手そのものになってしまう。相手のためにならないことまで やってしまう」
と、小窪先生がおっしゃっていました。

本当にうなんだなと 思います。

「自分の意志が乗っていれば 余分なことまでやらなくなる。」

支援職(看護師 養護教諭 保育士 保健師 介護士 カウンセラー コーチなど)は、自分をもっていないと ウラを引き受けてしまいます。

自分自身の人生を生きる

人生のハンドルを自分の手にとりもどす。

今回のアドバンスコースでも このことは 大きなテーマです。

第1講をおえた受講生さんから、続々とメールが届いています。

「さっそく苦手な先生とのかかわりに使ってみました。自分をちゃんともって 関わっていくことができました。」

「甘えることがでない自分を発見したので 今日保健室に来た子が 自分と同じ課題を抱えている子だとすぐにわかりました。さっそく学んだワークを使ってみました」

「第1講でまなんだ状態を作って 子どもたちとの相談活動に つかってみたら 自分で答えを出して戻っていきました」

  
自分の状態管理の方法をまなび それだけでクライアントへのアプローチはもちろん 

 職場における人間関係においてもぶれない自分を持つことができることを 確信していただいた第1講。

 第2講からは この状態で さまざまなアプローチ法を学んでいきます。

 それをとおして 自分が自分をなくす瞬間に気付き 状態管理をしながら より効果的に相手に関わるアプローチを学んでいきます。


 スキルはベーシックで学んだ内容で十分 それにプラスアルファするのは 基本をつかって 現場でアプローチする柔軟性

 学んだとおりのスキルをそのままやるのでは それは 相手を スキルにあてはめているだけです。

 自分自身をしっかりたもっていくことが 「自分自身を生きる」ことの第1歩

 黒子ではなく、本気で表に立って自分の仕事をしていく 

自分の人生をいきていく 力を作り出していく第2講になることでしょう。



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