(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
今日のテーマは
「コーチングをしようとするのではなくコーチング●●をする」です。
学校教育にも、やっと「コーチング」が認知されるようになり
ちょっと学んでみたよというかたも増えてきました。
ただ、子どもへのかかわりにコーチングというスキルを使うことができても
日常のコミュニケーションは今まで通りという方もあるようです。
コーチングは、子どもが相談に来た時にスキルとして使うもの
(つまり、対応のスキル)と考えてしまうのかなと
ちょっともったいない気がします。
日常の物事の考え方、大人の思考そのものが
コーチング的な思考であることのほうが大事だと思っています。
子どもと対面するときの30分とか1時間は
コーチングをスキルとして使うけど
ちょっとした日常の子どもとのかかわりで
それができない
自分が仕事をしたり
大人同士のかかわりなどには応用されないとしたら
それは少し残念な気がします。
コーチングで何であれ、スキルそのものを得ることより
考え方の土台、コミュニケーションそのものの土台を
しっかりと理解し、身につけておくことのほうが
大事なんですよね。
そもそもは、何のためにコーチングを学ぶのか?
という根本的なところなのかもしれません。
(コーチングに限らず・・ですが)
こういう子がいるから
なんとかして、相手を変えたい
大人の思うような行動をさせたいから
そのために学びたい
学級経営がうまくいかないから
コーチングで学級をまとめたい
新しいことを学んで
高い評価を得たい
という動機であれば
人をコントロールするためのものになってしまいます。
人に評価されるためのものでも
大人が思った通りの結果を出すための
道具ではありません。
だって、うまくいかない発信源は自分自身なのですから。
そこを理解せずに周りを変えるための道具を得たいだけなら
誰も幸せになりません。
「どんな質問をすれば、子どもが考えますか?」
「うちの子が言うことを聴かないので、コーチングでなんとかなりますか」
「こんな子がいるけど、どんなふうにコーチングを使えばよいですか」
「コーチングを学べば、保健室ので対応に成果が上がりますか」
「親や子供の質が悪くて、学級経営がうまくいきません。そんな状況でもコーチングでなんとかなりますか」
もしも、そんな問いが出るとしたら
動機そのものを見直す必要があります。
まずは、自分自身が、発信源で今の状況が起きていることを知ること
そして、そのコーチングの考え方を使って
自分の思考を整理できること。
自分の問題に対し
コーチング的な思考ができること
自分の課題に対し、ゴールを決めて
そのゴールに向けて、行動計画を立て
その行動計画を進めるための必要な思考ができること
そちらのほうが大事です。
どうなりたいかというゴールを決めることと
そのための行動計画を立てることの間には
クリアすべき課題があります。
行動計画を立てたあと、
それを実際に行動するためにも
様々な課題が目の前に現れます。
ゴールと行動計画
行動計画と実行
実行し続けてゴールに向かうこと
この3つがなめらかに進むための
メンタルと行動のサポートがコーチングのミソで
そのためには継続したサポートが必要です。
そして、そのことを、大人自身が
自分の日常で実践すること
子どもが主体的に思考し、
自らの課題について、試行錯誤できるかどうかは
資格でもなく、スキルや知識の数でもなく
自分自身が実践しているかどうかです。
保健室コーチングを学んだ人が自分の人生が
豊かになったというのは、脳科学と波動理論の視点から
人間そのものを学び、自分の人生に応用できるから
それでは、今日も
素敵な1日を!
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