姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

自分のことばと現実生成

2021年02月01日 | 保健室コーチング
(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。


今日のテーマは
「自分のことばと現実生成(No.682)」です。


 桑原は現職中に、NLPや脳科学を学び
子ども達に、「自分のことばと現実生成」
を授業や保健室でのかかわりの中で
伝えてきました。

今は、受講生さんたちが
これを様々な形で
子ども達に伝えてくださっています。


私たちが何気なく使うことばは
そこに「注意」を向けさせ、
「意味」を持たせ、焦点化します。

自分が見たもの、使っている言葉の意味が
次の「思考」を生み、
「思考」は「行動」の方向性を
ほぼ決定してしまいます。

せっかく8割うまくいっているのに
「また、いつものように、
ここで大きなミスするんじゃないか」

「がんばってやっても、またどうせ
文句言われるかも」

と言ったとしたら、
本当にその方向に行動してしまう可能性が
大きくなります。

予言者なんて信じないのに
自分で妙な「予言」をすることで
脳が無意識にそれを達成しようと
行動してしまう!

自分が使うことばは
思った以上に未来を形作りますね。

自分が発する言葉には、
「ことば(思考)どおりの未来」
をつくる力があることを

まずは大人が理解し
それを子ども達にも
伝えたいですね。

保健室コーチングでは
子どもたちの話を聴く時も

子ども達の言葉の表現にも
センサーを働かせてね
とお伝えしています。

「ちょっと怖いけどやってみます」
「ムリかもしれないけど、やってみます」 
「めんどくさいけど、やります」
「自信ないけど、やります」

こんな表現は要注意です。

一見、前向きな言葉のようですが
「怖いけど」とか
「ムリかもしれないけど」
という前置きをすると、

その前置きがその状態を
引き起こすことになります。

「やる」とだけ決めれば、
脳はやるという決意を
受け取って

決めたことを完結するための
情報を集め
アイディアを生み出します。

受講生の中には
コースの中で
桑原にこういわれた人が
います。

----------------------

自信があるかないかは
きいてない。

やるかやらないかを
きいている

----------------------

実現するのは
常に「本音」です。

怖いと感じているんだ。
嫌だなと感じているんだ。
めんどくさいと感じているんだ。
ムリだと感じているんだ。

そんな気持ちを持っている
自分をまずは
受け容れましょう。

そう感じる「自分」は、
あなたそのものではなく

あなたの中にいる
「あるあるレンジャー」の
怖がりレンジャー
怠け者レンジャー
が声を上げているだけ

あなたの中にいる
「生きづらさ妖怪」の
妖怪「いいわ毛」
妖怪「サッシ手」
が顔を出しているだけ

つまり、
あなたの脳に発生した
単なる「ノイズ」です。

『あら、レンジャーさんが
騒いでいるわ。
妖怪さんが顔出してるね。

わかった。わかった。
怖いよね。いやだよね。

で、私、どうする?
やる? やらない?』

と自分自身と対話し
ましょう。

決めるときはシンプルに
「やる」「やらない」
を決めましょう。


まずは、大人が自分の言葉に
敏感になる。

そして、
子ども達の話を聴く時には

彼らが、自分の行動に
マイナスの影響を与えそうな
言葉をつかっていないかを
聴き取ってください。

桑原が伝えたいのは
保健室コーチング
というコンテンツではなく

自分の人生は
自分で創り上げる
という生きる意欲です。

それを伝えて下さる
大人の方が
増えると

子ども達は
「生きる価値」を
感じ取ってくれると
信じています。


それでは、今日も
すてきな1日を!


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この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年1月21日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。


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