【2015年の記事】
保健室コーチングベーシックコース名古屋7期 第1講 2日目
ベーシックコースのテキストは 4部作
「脳科学理論」「脳科学コーチング」「NLP言語の使い方」「保健室で活用するNLPワーク」
第1講は このうち「脳科学理論」を徹底的に学びます。
これから学んでいく言語アプローチ、体感的アプローチ、体からのアプローチのどの視点でも
1講で学ぶ基本がもとになっているからです。
第1講2日目は
① アプローチのスタンス・変化の要諦
助けてあげなければ! 苦しみをとりのぞいてあげなければ! の想いが、相手が自立していく力を奪ってしまうことを1日目に学びました。
2日目はこれを受けて「解決」ではなく「変化」を起こすのだということを、理論とワークで学びました。
保健室コーチングでは、「内的変化」を起こすために
「NLPの概念を活用した変化」「想いの科学を活用した変化」「脳の習性を活用した変化」の3つを使います。
特に、受講生さんの興味を引いたのは、1日目の『無意識レベルの相互作用』が起きる仕組み。
日常的に人とのかかわりでは、これがおきているのか!と納得されました。
②ラポールとペーシング
形ばかりのペーシングは、本当のラポールを作り出すことができません。ラポール、ペーシングの脳科学的意味を明確にし、
そのうえでペーシングの練習をしました。
「内面の状態は必ず外側にあらわれる」 ペーシングの本質は観察力です!
楽しいワークで、観察の視点のトレーニング。
ハートマッスルのトレーニングは とにかく「楽しい」が基本。
楽しいと感じる時に 人間の脳は一番活性化するからです。
③VAK理論
ペーシング中でも、非常に教育的に意味があると感じているのが「VAK」
タイプわけではなく、相手の五感の使い方の傾向をちゃんと把握して 関わることで
コミュニケーションそのものがスムーズになります。
こちらも、楽しいワークで納得!
④状態管理の総仕上げ
ここまで学んできたことの総合として、日常的なシチュエーションで 「想い」「焦点」「意識ではとらえられない人とのかかわりの中での情報交換」
を学んでいただきました。
瞬間瞬間の自分の切り替え、状態を整える方法を、様々なシチュエーションを疑似的に作り出して「体感」していただきました。
みなさん、驚きの連続でしたが、そのシチュエーションを楽しんでくださいました。
ほんのちょっとした切り替えで、まったく自分が感じるものが変わる。
それは、周りが変わったのではなく、自分自身が発信しているものが変わっているのだということも
納得してくださいました。
この基本的なことを体感していると、子ども達へのアプローチだけでなく
様々な人とのかかわりに変化が現れます。
第2講までに 状態管理をしっかり現場で体験していただき、その気づきをもとに
第2講では、言語を中心とした質問アプローチを徹底トレーニング(爆笑付)です!