姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

スキルが機能するための基本中の基本を体で学ぶ。

2015年06月30日 | 保健室コーチング

【2015年の記事】

  

 

保健室コーチングベーシックコース名古屋7期 第1講 2日目

ベーシックコースのテキストは 4部作

「脳科学理論」「脳科学コーチング」「NLP言語の使い方」「保健室で活用するNLPワーク」

第1講は このうち「脳科学理論」を徹底的に学びます。

これから学んでいく言語アプローチ、体感的アプローチ、体からのアプローチのどの視点でも

1講で学ぶ基本がもとになっているからです。

 

第1講2日目は

① アプローチのスタンス・変化の要諦

  助けてあげなければ! 苦しみをとりのぞいてあげなければ! の想いが、相手が自立していく力を奪ってしまうことを1日目に学びました。

  2日目はこれを受けて「解決」ではなく「変化」を起こすのだということを、理論とワークで学びました。

  保健室コーチングでは、「内的変化」を起こすために

  「NLPの概念を活用した変化」「想いの科学を活用した変化」「脳の習性を活用した変化」の3つを使います。

  特に、受講生さんの興味を引いたのは、1日目の『無意識レベルの相互作用』が起きる仕組み。

  日常的に人とのかかわりでは、これがおきているのか!と納得されました。

 

②ラポールとペーシング

 形ばかりのペーシングは、本当のラポールを作り出すことができません。ラポール、ペーシングの脳科学的意味を明確にし、

 そのうえでペーシングの練習をしました。

 「内面の状態は必ず外側にあらわれる」 ペーシングの本質は観察力です!

 楽しいワークで、観察の視点のトレーニング。

 ハートマッスルのトレーニングは とにかく「楽しい」が基本。

 楽しいと感じる時に 人間の脳は一番活性化するからです。

 

 

 

③VAK理論

 ペーシング中でも、非常に教育的に意味があると感じているのが「VAK」

 タイプわけではなく、相手の五感の使い方の傾向をちゃんと把握して 関わることで 

 コミュニケーションそのものがスムーズになります。

 こちらも、楽しいワークで納得!

 

④状態管理の総仕上げ

  ここまで学んできたことの総合として、日常的なシチュエーションで 「想い」「焦点」「意識ではとらえられない人とのかかわりの中での情報交換」

 を学んでいただきました。

 瞬間瞬間の自分の切り替え、状態を整える方法を、様々なシチュエーションを疑似的に作り出して「体感」していただきました。

 みなさん、驚きの連続でしたが、そのシチュエーションを楽しんでくださいました。

 ほんのちょっとした切り替えで、まったく自分が感じるものが変わる。

 それは、周りが変わったのではなく、自分自身が発信しているものが変わっているのだということも

 納得してくださいました。

 この基本的なことを体感していると、子ども達へのアプローチだけでなく

 様々な人とのかかわりに変化が現れます。

 

     

 

 

 第2講までに 状態管理をしっかり現場で体験していただき、その気づきをもとに

 第2講では、言語を中心とした質問アプローチを徹底トレーニング(爆笑付)です!

 

 

 


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