でこぼこの自分のままで生きる

2022年02月26日 | 保健室コーチング

（一社）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。

今日のテーマは
「でこぼこの自分のままで生きる」です。

天然キャラとして愛されている
ジミー大西さん。

彼は、言葉を覚えるのが非常に遅く、
小学2年生まで喋れなかった。
勉強は苦手だったが運動神経はよかった。
しかし、野球部でサインが理解できなかったり
高校でもいじめを受けていた。（wikipediaより）

ネット上では、
発達の偏りが指摘されたり
サヴァン症候群では？ともいわれています。

真実はわかりませんが、その彼の独自の特徴が
「画家」としての才能を開花させたとも
言われています。

彼は、明石家さんまさんに出会って
その一門として受け容れてもらいます。

師匠のさんまさんは、
失敗だらけのジミーさんを常に受け容れ
その行動を愉しんですらいたといいます。

さんまさんの運転手時代、
ワイパーを動かしていて
それを見ながら寝てしまい
さんまさんがそれをハリセンでたたいて
起こしたというエピソードは有名です。

ある時、ジミーさんは、とても大きなミスをして
落ち込んでいました。

その時、さんまさんは
ジミーさんにこんな言葉をかけたそうです。

-------------
この世に笑えないことは
たくさんある。

それを笑えたら全部勝ち
-------------

さんまさんは、適当そうに見えて
独特の哲学を持っていますね。

あの有名な「人生生きてるだけで丸儲け」も
さんまさんの人生哲学ですね。

「お笑い」の世界で本気で生きているから
誰かの借り物だったり、きれいごとではない言葉が
生まれてくるのでしょう。

さんま師匠との出会いによって
やがて、『お笑い芸人・ジミー大西』
として、世間から受け容れられていきます。

そして、その後、画家として
類まれな才能を発揮していきます。

ＮＨＫのある番組で
ジミー大西さんは次のようなことを
話しています。

-------------
空いているところを
埋めようとか思わなくていいよ

空いてたら
空いてたでええよ。
-------------

これは、努力をしなくていい
ということではなく

『空いているところ＝マイナス』
と決めつけるのではなく
凸凹も存在するトータルとしての自分を
認めて受け容れていこうよ！とういこと。

才能ってそこから
生まれてくるのかもしれません。

よく言われる『長所を伸ばそう』
ということとは根本的にちがう響きがあります。

そもそも長所、短所と決めつけること自体を
手放すことが必要だと思っています。

桑原自身も「自閉症」の要素があり
「ＡＤＨＤ」の要素を自分の中に
感じています。（診断されたわけではないですが）

よい／悪い　正しい／正しくない
その二分法を手放し
丸ごとの自分を受け容れた時
その人独自の「味」が出てくるのでは
ないでしょうか。

それでは
今日も、素敵な1日を！

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
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姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

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