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魑魅魍魎 ⇒ ちみもうりょう と読みます。
ウィキペディアによると
「山の怪物や川の怪物。様々な化け物、妖怪変化。魑魅は山の怪、魍魎は川の怪」とあります。
つまりは化け物ってことになりますが これは お化けの世界にいるものって思うでしょう?
波動的には まったく意味が違います。
魑魅魍魎は 現代の人間の中に見ることができます。
「魑(ち)」(分離を意味する)
・・・・・本来の自分との分離。自分で自分を嫌ってしまった結果起きます。
自己との分離がなくなれば 依存も、未完も、否定も消えるといわれている。本来の自分自身と一体化していないので アタマだけ カタチだけ つまりは自立できない赤ちゃんの状態。人のもの(情報)を使って やり方だけ真似ている。自分のものになっていない。それなりにカタチになり成功するが あるレベルまで来ると動かなくなってくる。この時が分岐点。自分自身を受け容れる作業というものがここで必要になってくる。しかし、分離していた自分が 本来の自分自身と一体化する時に、一度これまでのものがすべてなくなるということが起きる。自力でやる、オリジナルを作る。他人の情報が消え、自分の力で作り上げることが必要。しかし自分と分離し続けると恐怖心が大きくなり 孤独感が強くなる。そのために「未完了の想い」「依存」が出来上がってくる。
「魅(み)」(未完を意味する)
・・・・・際限なく何かを求め続ける。求めるものは人によって違うが、お金 愛情 能力 権力 地位 名誉 肩書 スキル 資格)つまりは強欲。どこまで行っても完了しない。常に自分が「足らない」と思ってしまった結果 際限なく何かを求め続けている状態。こういう方は けっこういますね・・(笑) まだやるの~? って言いたくなりますよね。
「魍(もう)」(依存)
・・・・・何かに依存する状態。(親 他人 恋人 他人 夫 子ども 妻 家 仕事 お金 組織 カリスマ)
自分自身との分離はさらに 「依存」を生み出します。人によっては マイナスの記憶(負の感情 孤独 孤立)が依存対象となることもある。
「魎(りょう)」
・・・・・本来一つであるもののある部分のみをよしとして ある部分を否定する。つまりは ジャッジすることをいう。(○○はよくて△△は悪いという考え方)
この魑魅魍魎は、葛飾区柴又 の帝釈天の床下?で見ることができます。
帝釈天の魑魅魍魎は お化けの彫刻です。
しかし 現代社会でも けっして それを笑えない ほど 人間の形をした 魑魅魍魎は わんさといるんですね。
それは すべてが自分との分離(魑)から始まります。