(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
今日のテーマは
「不安は感じるだけでなく活かせばよい」です。
前回の記事
https://ameblo.jp/finf-hime/entry-12798114056.html
には、たくさんの反応がありました。
「春先に不安な人やちょっと?な人が増えるわけがわかりました」
「ちょうど、先日、話がかみ合わない人いて、そういうことだったのかと分かりました」
「新しい視点でした」 などなど。
その中で「不安になりがちな自分とどうつきあっていけばよいか」
という質問をいただきました。
そこで、今日の記事では、不安との付き合い方についてお伝えします。
不安も何もなくて、全部大丈夫って思える人って
そんなにいないのでは?と思います。
不安を感じることは人間である限りゼロではないと思います。
ただ、「ちょっと不安」と感じたとき、どうするかということだけ。
自分が不安を感じているということを認識できていないと
怒りに変わってしまうこともあります。
怒りは二次感情、一時感情は恐怖や不安、というのはきいたことがあると思います。
マイナス感情が起きたとき、最初にすることは、
「ああ、私は今、〇〇のことを不安だと感じている」とちゃんと言語化すること。
波動脳科学では、その感情は自分のものではなく、
自分の中の小さい自分(変性自我)が感じていることだと考えます。
だから、不安を言語化できたら、さらにこう言い換えましょう
「ああ、自分の中の変性自我ちゃんが不安を感じるって言っている」
これだけで、本体である自分(センターセルフ)と変性自我を
分けることができます。
自分の中にいるいろいろな反応を引き起こす変性自我を
「妖怪」として表現したものが弊社の「生きづらさ妖怪」です。
だから、不安を感じたときは
「おお、〇〇妖怪さんのお出ましだ」とでも、言っておけばよいのです。
間違っても「こんな不安を感じる自分はなんてネガティブな人間だろう」
なんていうし思考パターンはやめましょう!
不安を感じることを嫌がると、ますます同じパターンを繰り返してしまいます。
不安を感じていることをちゃんと認めて受け容れること。
受け容れたものしか変えることはできないのですから。
さて、自分の本体と変性自我が出してくる感情を分けることができたら
次の段階です。
ここでは初めて、本体である自分(センターセルフ)の中での内側の対話を始めます。
質問は一つ。
「で、どうする?」です。
不安を不安のまま、ただ感じているだけでは、身動きが取れなくなります。
不安のまま反応的に動くとたいがいやらかします。
脳科学者 中野信子さんは
「日本人は、不安を力に変えることができる」とおっしゃっています。
長期的な視座に立ち、ネガティブな未来を感じる力こそが、
あらゆる不測の事態に対する準備をさせ、これが生き伸びていく脳になると解説されています。
「どうする?」という質問が活きるためには
自分がどんな未来を作っていきたいのかが明確であることが必要。
以下の内容は、2020/04/14のメルマガに書いた内容の再掲ですが
とても大切なことなので、再度記載しておきます。
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その未来を見据えたうえで、それを手に入れるために今、ここで何をするのか
周りの人とどんな協力をするのか、何を手放して、何を守り抜くかを決めること。
それが決まったら、今・ここ・この瞬間に集中しましょう。
潜在意識には「今、ここ、私」しかありません。
今この瞬間にすべきことに集中している時、私たちは一番安定した状態になります。
この時、過去や未来の不安にも希望にも意識はアクセスしていません。
今この瞬間に集中している時こそが中庸の状態です。
私たちが考えていることの多くは過去か未来のこと。
その思考が、私たちの今の感情を決定し、今の体の反応につながっていきます。
不安ばかりが大きくなると思考が停止してしまいます。
不安はあってもよい。不安になっている自分を嫌がる必要もないのです。
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この考え方は、レジリエンス向上にもつながります。
ぜひ、子どもたちにも伝えてほしいと思います。
それでは、今日も素敵な1日を!
p.s.
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