今日は、西尾張地区養護教諭研究協議会!
朝早くから、東郷町の愛知県総合教育センターに向かいました。
大口町養護教諭軍団は、一番乗り!
田舎から来る人は早いのです。
お弁当もちだったので、前日の夜に、長女に「ねぇねぇ。明日、はっちゃんもお弁当?」と聞くと、
「あら、つくってくれるの?」「・・・・・」
実は、我が家のルールで、
自分の弁当は自分で作るのというのがあり、高校生の長女は、毎日自分でお弁当を作ります。
私は、便乗して、私の分も作ってもらおうとひそかにたくらんでいました。
しかし、かえってきた返事に絶句。
すると、すかさず、次女が、
「おかあさんは、はっちゃんに作ってもらおうとたくらんでいたんだよ」といたいところを突いてきた!
「あ、いいよ。いいよ。(泣)早いから、コンビニで買ってくから・・・」
私のたくらみはもろくも崩れました。(笑&泣)
さて、今日の研究協議会。
同じ養護教諭同士の実践の交流、さすがに深いです。
学びがたくさんありました。個人的には、自分の実践におけるNLPの活用も紹介でき、
その後のグループ討議の司会も楽しくでき、ほっとしています。
午前中の講演では、山形大学の杉浦守邦先生のお話を聞きました。
杉浦先生は、お医者様ですが、ずっと養護教諭の育成や学校保健、養護教諭の実践に関わってきてくださった方です。
その先生から直接お話を聞くことができ、ほんとうにすばらしい視点をいただきました。
養護教諭が行う実践研究、事例研究の進め方について、分かりやすくお話を頂増した。たぶん80代だと思うのですが、お元気で、心の温かさを感じるお人柄に、感動しました。
保健室に来室する生徒の三大主訴は、「腹痛」「頭痛」「えらい(しんどい)」。
この症状と心的な関係などの法則性などをお話してくださいました。そして、「からだの訴え」という入り口があることが、保健室の存在の意味の深いところであり、私たち養護教諭の存在の意味でもあるということを改めて思い出しました。
主訴が、「器質的なものか心的なものか」の判断、そのためのアセスメントの大切さというのは、養護教諭の専門性でもあると思います。
養護教諭が問診、視診、触診を通して、体から心へアクセスできることは、ほんとうに素晴らしいことだと思います。
「悩みがあります」と意識できないまま「からだへの症状」として現れる子ども達が、まず最初に訪れるのは、保健室。
そこで、生徒自身が養護教諭の対応を受けながらはじめて「心の問題に気づく」ことは、
経験的に大変多いことを私たちは知っています。
「悩みがあります」と、それを意識してくる生徒も、モチロンあります。
しかし、保健室が、早期発見の場となるのは、
「体調不良」「けが」という大義名分を持って来室する子を、受け容れてれてあげることができるからに
他なりません。
私たち養護教諭は、その見極めのための感性やスキルを持つ必要があります。
実は、このことは、意外に社会的に理解されていなかったりするのかもしれません。
分科会の協議でも、保健室での生徒への対応について、多くの養護教諭が、それぞれの学校の状況に応じて、
すばらしい実践をされていました。
ほんとうにひとつひとつの実践が、勉強になりました。
養護教諭という職が、世界的に見ても日本だけのものであり、他国のスクールナースとはちがう機能を持っています。
すてきなことだなぁと思います。
県指導主事の中村先生が紹介してくださったポイントも素晴らしかったです。
すぐれた教師の条件
(1)子どもが好き
(2)勉強が好き(教師自身が自己の向上のために学ぶ)
(3)教えることが好き
そして、教師としての姿勢
(1)いろいろなことから学ぶ
(2)自分にあった方法を見つける
(3)それを真似して見る
(4)真似した方法を自分に適するように工夫する
(4)さらに発展させ、自分流をあみだす
ということも、お話してくださいました。
今日の学び、心にしっかりとすえていこうと思います。
尾張地区養護教諭の皆さん、お疲れ様☆
守ってしっかり作っている娘さんはすごく偉いですね(✪ฺܫ✪ฺ)
私なんて、大学生なのに、作ってもらっちゃってます(;・ิ口・ิ)お恥ずかしい話です。
杉浦守邦先生。教科書の著者でよくお名前を拝見しています(ノ∀`♥)
私の大学はほぼ全員、養護教諭を目指しています。
少しずつではありますが、講師のお話も頂いているみたいです。
私は自分が養護教諭として働いていけるか自身がありません。
大学に入学する時、ここまで先生という職業が、養護教諭の責任の重さを考えた事がありませんでした。
将来、本当になれるか不安だけど、姫先生の養護教諭としてのことを日記で拝見させていただき、いつも養護教諭になりたいんだなって実感させられます。
なんか、長々と変なコメント書いてしまってごめんなさい。
杉浦先生、中村先生のお話で、また来週から気持ち入れ替えて、子どもたちに向かおうと思います。
研究協議会で助言者の先生が「あの研究レポートが養護教諭としての資質向上をめざしてとりくめたか?」という質問をくださいました。
この質問をあたしは一生懸命考えました。
わたしが一生懸命やることは子どもたちや学校全体のため・・・とばかり思っていました。しかし助言者の先生がくださったこの質問で、自分へも目を向けることの大切さを感じました。
日々、忙しい中、いろんなことがやっつけ仕事で終わってしまったり・・・「あ!」と違和感を感じてるにも関わらず、それに気付かないふりをしてしまったり・・・この自分のいいかげんさが巻き起こした結果が今、自分にたくさん降りかかっている気がしています。
子どものため、みんなのため、そして自分のため・・・一から気合を入れなおしてまた自分としっかり向き合いたいです。
養護教諭をめざしている若い人たちは、いろいろ現場にはいってからの心配もたくさんありますよね。
応援しています。学校では一人だけど、養護教諭は横のつながりが強くて先輩方がしっかりフォローしてくれますよ。私もそうでした!
夢に向かって頑張ってくださいね。
>ひいこさん
いつも真剣に学ぼうとするその姿勢こそがすばらしいですね。
何かをするときに、それをすることで何が得られるのかを明確にするといいと思います。
ひいこちゃんの純粋さは、きっとまわりを動かすと思います。