姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

  夜の保健室NO4  「コミュニケーションは無意識層で起きている」

2007年02月15日 | Weblog

 
【2007年の記事】

 昨日は、バレンタインでした。うちのだんなは、たくさんの義理チョコをもらって帰ってきました。
 
 我が家では、だんなさまにはワインを差し上げました。娘にだけお礼を言っていました・・・。(なんで?)
 
 ちょうど日をまたぐのですが、愛知北FMの番組でお世話になっているMASASHI君とミキサーのRYOU君にも、チョコを買って渡すつもりでいたのですが・・・・。
 
 23時15分を回ったところで、ばたばたと支度をしていたらもっていくのを忘れてしまいました。駐車場についてから「あっ!」と思ったのですが、すでに遅し・・・。
 とほほ。
 
 というわけで、スタジオ控え室で軽く打ち合わせをして、0時番組スタート!23時からの番組のタカさん、ますてぃさんとのチェンジ。
 
 今回は、私がラジオ番組に出ていると知った3年生の保健室常連さんが、「聴くよ」といっていました。
 
 今朝、学校に行ったら「先生、聞いたよ」といってくれました。
 
 私が作った川柳
 
 「腹イテェ・・・!だったら、腰パンやめなはれ!」 
  もちゃんと聴いていたようです。
  
  おなか痛いって言って保健室来る前に、腰パン直しておなか冷えないようにしなさい~!ってことを詠んだのであります。
  
  話がずれましたね・・・。

今回のお話のテーマは、「コミュニケーションは無意識層で起きている」というもの。

 コミュニケーションというと、意識と意識で行っているように思いますが、実は、そうではありません。
 実は、無意識層の反応の仕方が、そのときそのときのコミュニケーションのあり方を握っています。

 コミュニケーションの話をする際によくもちいられるのが、「メラビアンの法則」です。しかし、これ、結構、本来の意味を取り違えて使われています。

 本来は、コミュニケーションの際「視覚でとらえられるもの(表情・態度・しぐさ)」「聴覚でとらえられるもの(声・トーン)」「ことば(話している内容)」の3つがチクハグなとき、人はどれに一番影響されるか?という研究だったのですね。

 たとえば・・・

 すごく恐い顔をして顔を引きつらせて(視覚でわかる)
 悲しそうな口調で(聴覚でわかる)
 「もうおこっていないよ」という内容を(話の内容)
 伝えているとしましょう。

 さて、こうした相手から、ほんとうにおこっていないということを受け取れるでしょうか?

 その影響力を%で表したものが、メラビアンの法則といわれるものです。
 ちなみに 表情やしぐさの影響力55% 口調の影響力38% 話している内容7%といわれます。

 意識と意識の表層部でのコミュニケーションだけではなく、人は、無意識の部分で「反応」しています。そして、無意識と無意識においても、気づかない間にコミュニケーションを交わしています。

 意識と無意識は、その情報処理の速度をコンピュータのビット数に換算して比較すると、意識が1に対して無意識は20000といわれます。

 ということは、コミュニケーションにおける無意識の反応を知り、上手に活用することで、よりよいコミュニケーションが可能になるのです。

 次週からの「夜の保健室」では、無意識レベルでのコミュニケーションを理解し活用する方法をお話していこうと思います。

 毎週水曜日 24時から26時 愛知北FM放送 84.2メガヘルツ。

 電波が届かない地域は、http://www.842.fm/ のライブカメラから、見ることができます。
  


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2 コメント

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腹痛いなら・・・ (toshi)
2007-02-27 23:49:35
笑っちゃいました。本当、そのとおりですね!!

うちは
女の子多いので、「生理痛、だったらスカート長くしろ」・・・ですかね?!(笑)

失礼しました
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そうそう ()
2007-03-01 11:40:13
本校にも、短いスカートの子がいます。

そして、高校生のわが子も、寒いといいながら、ミニスカートで過ごす日々。

女に冷えは禁物ですわ・・・
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