姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

「こういう研修がしたかった!」の声が・・・!群馬での保健室コーチング研修

2009年08月07日 | Weblog



 8月5日、6日と、群馬県に行ってきました。

 5日は、群馬県の養護教諭会鋼種別研修会 30周年の記念すべき研修会の班別研修を担当させていただきました。全県の養護教諭さんが集まる大きな大会です。

 私は午後から「保健室コーチング」をテーマに約180名の養護教諭の先生方と楽しい2時間の研修を行いました。

 ゲームあり、ワークあり、レクチャーあり。

 動かせない固定式のいすもなんのその!

 「はーい。椅子、無視して、グループ作ってください」

 「じゃ、次は二人ひと組のワークします」

 そんな私の掛け声に、さっと動いて反応してくださった先生方、ありがとうございました。

 お世話を下さった係りの先生からのメールに

 「先生のセミナーが終了したとたん、こういう研修がしたかったんだという生の声がたくさん聞かれました。こういう研修をしたくて海外までいった先生もいて、私はこういう勉強がしたかった。こんな近くで生の声がきけたということで感動しているかたや、養護の仕事をしていた先生が養護教諭のためにコーチングのセミナーをしてくれたことがうれしかった!と感動おさまらないようで涙を流して話をしてくれた先生もいました。先生にお願いして良かったと心から思いました。」

とありました。

 私自身もたくさんの喜びと楽しさと宝物をたくさんいただきました。

 【8月5日 群馬県養護教諭会班別研修参加者の感想】 
 ※掲載許可をいただいたもののみ


◎まさに、私が今、知りたい・学びたいと思っていた内容でした。私の今できていることは「よく話を聴くこと」 でも「・・・で?」で終わってしまう。そこが課題でした。だから、理想とする状態は、「生徒に寄り添ってもう一言」 これだ!と思いました。脳の仕組みや人の気持ちの仕組みを知り、本当になるほどと思うことばかりでした。保健室で生徒に対応するだけではもったいない。すべての人と向かい合う時、これで向き合えば、もっと人を好きになれると思いました。とても楽しく、気持ちよかったです。ありがとうございました。

◎保健室コーチングとは何?という気持ちで始まった講義でしたが、あっという間の楽しくわかりやすい2時間でした。傾聴は、ふだから行うよう気をつけていますが、その先のことばがけやアドバイスをうまくできず、「あれでよかったのかな」と思うことがよくありました。未来へ導きつつう、子どものそのままの存在を認めていける保健室にしていきたいと思います。

◎受容と共感だけでは、解決しないことだらけ!というのは、つたない4年間の養護教諭経験でも、ひしひしと感じていた。自己肯定感を持ってもらいたい。達成感をもってもらいたいと思いつつも具体的にどうしたらいいのか?と思っていた。そこで、今日のお話で 無意識にアプローチすること、ペーシングすることで、安心安全を感じてもらうことで児童は、自分の持てる力を掘り起こすようになると実感した。話を聴く。その子を観る。そのことの奥深さ。養護教諭の専門性って何?という答えがちらりと見えた気がした。 

◎無意識のこと、目からうろこでした。呼吸が大切・・もすごくよくわかりました。沈黙している来室児童に「どうしたん?」とよく聴きだしてしまいましたが、これからは一緒に呼吸を合わせていきたい。感覚のタイプも理解できました。視覚優位タイプの自分なので、いろんなタイプに合わせて児童に対応していけたらいなと思います。居場所の存在・・・話を聴く・・・大切ですね。実感しました。

◎新しく知ることが多く、グループワークもあり楽しみながら研修に参加することができました。特にラポール形成におけるバイタルサイン・呼吸の話はとても深く納得したのとともに驚きもありました。何も話さない生徒に寄り添おうと30分間じっと待った経験があります。その生徒は沈黙に耐えられなかったのか、早退しますと帰りました。待つ姿勢と同じくらい呼吸を合わせることが重要なんだと感じました。今回の研修で学んだことを、明日から現場で生かしていきたいと思います。生徒が笑顔で学校に来られるよう 自分の力量だけでなく人格も磨いていきたいと思います。

◎一方通行になりがちな講演形式と違い、途中途中で自分で考えたり、グループになって他者と話し合う時間を作っていただき、右耳から左耳に抜けずに脳の残る研修を受けることができました。呼吸を合わせる等、すぐにでも保健室で実践したいことが盛りだくさんで、参考にさせていただきたいと思います。

◎保健室に直接つながる講演をありがとうございました。日常行っていることに意味があったり、また意味を持って子どもたちとかかわることは大切なことだと気付かされました。保健室対応の感覚的な部分と脳の関係の話は、とても興味深かったです。私たちが保健室で行っていることは、無意識を探る作業であるからこそ、ことば表すことは難しいことなのだと気付かされました。

◎養護教諭になって本当によかった!と思える研修会でした。ありがとうございました。

◎自分の存在そのものを素晴らしいと思える養護教諭になりたいと思いました。、また、保健室に来る子にも、存在そのものがすばらしいというメッセージが送れるよう心がけたいと思ました。

◎自分が今まで保健室で行っていたことを振り返って、「あれはよくなかった」「ああすればよかった」という想いがたくさん頭をよぎりました。そのたくさんの思いを巡らしているうちに話が次々に展開して「はっ!」となることがありました。(笑)先生がもし、本などを出されたら、ぜひ、湯っクルリ読みたいと思いました。明日から、子どもたちを見る(観る)目が少し変わる気がしました。先生のお話を聞けて本当によかったです。ぜひまた聴かせていただきたいと思いました。学校の職員向け保健だよりにも先生のお話を紹介させていただきたいと思います。

◎大変興味深く あっという間の2時間でした。日々の子どもたちとのかかわりの中で、どうしたらいいのか どうしたらよかったのかと悩むことのヒント 解決策など たくさんのことを感じることができました。今後の子どもたちとのかかわり生かせるよう、もう一度 振り返り、消化したいと思います。

◎以前から、コーチングってどんな感じか興味がありましたのでとてもうれしかったです。また、コーチングという技術にとらわれるのではなく、まず養護教諭のとしての存在価値をとても大切に、誇らしく話し手くださったこと、心から感謝します。何のために仕事をしているのか。なぜ、こんなに生きにくいのか 仕事がやりにくいのか と、正直感じることがあります。先生のことばで、子どもたちをいとしいと感じました。無意味な質問を無意味と思いつつしていること気がつきました。私たちの無限大の可能性を信じて、また、楽しく仕事をしようと思いました。コーチングについても、もっと深く学びたいです。

◎今日のお話から、元気とパワーをいただきました。今まで悩んでいたり、悶々としていたことがすっきりとして、うれしいです。この仕事が好きで、養護教諭になったのに、管理職のことばに悩まされやめようと思ったことも。また、明日からがんばるそという気持ちになりました。素敵な一日でした。

◎養護教諭としての 広く言えば、自分のアイデンティティを自分の課題として持ち続け32年。現在大学院で心理学を学んでいますが、先生のおっしゃっる通り「スキル」を学びに行くのではなかった。養護教諭の保健室ならではのかかわりを振り返ること、その特徴、よさを認め 気づき 検証する作業をしています。もちろん自分自身のライフワークです。しかしながら、先生の功績に感動し、研修を学ばせていただきたいと思います。

◎今日の研修で「なるほど」と、納得させられることがたくさんりとても勉強になりました。特に子どもへの質問の仕方が例に沿って説明され、とてもわかりやすかったです。今までの子どもとのかかわりでうまくいかなかった点があったなぁと反省しました。今日の学びを子どもとのかかわりに生かしたいです。

◎もっと深くコーチングを学びたいと思いました。自分自身が 今自信を失っている状態だったので、自身や勇気をたくさんいただけた気がします。保健室に来た子どもたちへも ぜひ、自己肯定感を挙げてあげられるような対応をしていけるようになりたいと思いました。自分の子どもにも 子育ての中でたくさん応用させていただきます。私のように迷える養護教諭を救ってください。

◎存在そのものを認めることは、非常に安心すると感じました。無意識の存在は大きく、人間の生き方そのものに影響を与えるのだと思いました。子どもの無意識の部分に働きかけられるよう心がけていきたいです。

◎養護教諭として この仕事ができる喜びを日々感じていますが、息が詰まって気持ちの持って生き場がなくなることもあります。そんな中で、私もNLPやコーチングに出会いました。人の心と脳のしくみがわかることで、いろんなことが楽になり、すんなり受け入れられるようになりました。もっともっと深く学んで子どもたちの可能性を伸ばしていけたらと思いました。

◎悩み解決の糸口が見えました。私がダメなのではなく 相手がダメなのではなくかかわりのテクニックをもっと学びたいと思いました。

◎2時間があっという間でした。今までの生徒との対応のしかたを反省させられることばかりでした。特にソリューショントークについて承認するということは、これからの生徒との対応に心していこうと思いました。ぜひまた詳しいお話を聴きたいと思いました。




 


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