4年ぶりの東北開催が実現しました。
保健室コーチング基礎講座を岩手県盛岡市で開催しました。
開催にあたって、会場の手配やら様々なことを、
NPO法人日本スクールコーチ協会東北支部 支部長の 川村幸恵さんが
ご協力くださいました。
本当にありがとうございました。
今回の東北会場には、岩手、秋田、山形、青森、静岡、京都・・・と、遠方からも熱意ある養護教諭さんが あつまってくださいました。
千葉県からは ベーシック修了生のT先生が 泊りがけでアシスタントとして参加してくださいました。
感謝★
年度末の3月29日30日の開催ということで
直前にキャンセルされた方も多くありました。
少人数でしたが、
ああ、この時期に この地で 開催させていただいて本当に良かった、と思えました。
それくらい、少人数でみっちりとおひとりおひとりに声をかけながら 講座を進めることができました。
基礎講座では、「人間の悩みや苦しみを作っている‟しくみ”の理解」
「そのしくみを逆に活用した教育的アプローチ法の基本」を理論とワークで楽しく学びます。
なんといっても、翌日からすぐに使える「子どもたちの状態に短時間で変化を起こすことができるスキル」を学べるのもに人気の秘密です。
1日目はレクチャーとその内容をカラダで確かめる検証実験などを通して
どうして、過去のことばかり問い続けるのが、かえって子どもたちの前に進むチカラを奪ってしまうのか?
未来に希望を持たせるアプローチが子どもたちの体にどのように変化を起こすのかなど 実際に検証実験で体感していただきました。
また、「クライアントの中に答えはある」とはいうものの、問題にどっぷりつかった状態では、その基本が機能しないことなども脳の科学から理解していただきました。
どっぷりつかった感情的な状態から
客観的に出来事を見ることができる『スタジアムビューイング』は
短時間で子どもに客観て視点を取り戻させるだけでなく
その出来事そのものの「意味づけ」「解釈」も変えてしまいます。
傾聴では、どんなスキルより、聞き手の状態管理が最も大切で
相手をどう扱っているかという「想い」の部分が
相手の何を引き出すかを決めるのだということを
体験していただきました。
傾聴はスキルでするものではなく、存在でするものです。
受容と共感というコトバと
傾聴スキルだけが 独り歩きしてしまい
結果、相手の状態を悪くしてしまうことがあることを
もっと多くの方に知っていただきたいのです。
2日目は ワーク中心で、とにかく あしたからすぐに使える実践的なアプローチ法を実際に体験していただきました。
重苦しい面談だけでは、子どもたちの心の内を十分に引き出すことはできません。
保健室コーチングでは「子ども」という特性を十分に理解し生かしたうえでのアプローチを行います。
25年間の養護教諭時代に子どもたちと関わってきた体験は
しっかりとアプローチ法に生かされています。
なかでも、やはり、質問カード、人生の魔法カードは
支援する側も楽しく、相手から出てくるものを楽しめる!と大好評でした。
また、ふみふみリフレーミングも、問題だと思っていたことのもっともっと奥に、別の問題があったことに多くの方が気づかれました。
(このワークは、実際に現場で活用した先生が、クールカウンセラーが何時間やってもらちが明かなかった子どもの問題をわずか5分で整理したという面白いエピソードすら残っています。)
本当にすばらしい場となりました!!
あまりに思いがあふれすぎて 記事にならない部分もあります。
共催の川村さんもブログで 紹介してくださいました。
みなさん、ありがとうございました。
川村さん ありがとうございました。
今年は、京都、神奈川、名古屋での開催予定。
その他の地域でも、開催検討中です!