姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

四日市の高校で 3年生の生徒に講演してきました。

2010年04月23日 | 講演・研修・講座・セミナー

  【2010年の記事】


三重県四日市市の高校3年生を対象に講演をしてきました。

 この高校には、教育コーチングを学ばれ、実際に教育現場で活用されている

 S先生が進路指導主事をされている学校です。


 わたしのブログも読んでくださっているこということで、とてもうれしく思いました。

 S先生が、何年もかけて、この学校の進路指導や生徒指導を「コーチング」の視点から、

 変革されていることが、よくわかりました。

 そのかいもあって、3年生は、これまでになく落ち着いてきたとのことでした。

 日本中の学校が、このようなコーチング的な視点を取り入れた教育ができると、

 もっと子どもたちは、自分の人生を自分のものとして、

 本当の意味での自己肯定感をもって生きていけるのになぁと思います。

 さらに、その、高校の養護教諭の先生とは、実は、以前からとても仲良くしていただいていて、

 この偶然にびっくりでした。

 講演テーマは、いつものように「夢をかなえる脳とコトバの使い方」なのですが、

 内容は、「自分の可能性を閉じ込めているのは自分自身であり、

 脳科学的には、自分の限界はイメージ過ぎないのだ」ということを、お伝えしました。

 焦点化の原則、ニューロロジカルレベル、意識と無意識の関係から、

 思い込みが自分の限界を作っているという話をさせていただいたのですが、

 これは、逆を返せば、「僕は、私は、ダメなんだよ」「バカなんだ」と自分にレッテルをはることで、

 やらないことを正当化してきたのに、「

 それは自分の思い込みで、実はそうじゃない」ってわかったら、

 やればできるってことだから、

 今までいたコンフォートゾーンからでることができるってことだから

 ・・・・潜在意識的には「抵抗」します。



 生徒さんによっては、いたかったかもしれない。



 40分という短い時間でできることは、意識ではなく、潜在意識に届けること。

 大切なことだから。

 よく山崎先生がお話してくださった 

「あなたは、あなたが思っている以上の存在です」ということばは、

 本当に、声を大にして、若い人たちに伝えたい。

 
 わたしたちは、自分に貼り付けた「イメージ」を自分自身だと、

 思い込んでいるにすぎないということを。

 「人間」ということばを使わず、「存在」と表現されていることの意味が、最近、

 「そういうことか」と、深く腑に落ちてきました。

 人間の体は、正直に抵抗し、慣れ親しんだ行動パターンを出してきます。



 それでも、いつか、人生のどこかで、「自分の存在価値」を、思い出してくれたら、

 ステキなことだと思います。

  そして、偶然にも、翌日に参加した 山崎先生のミニセミナーで、

  この「自己イメージ」の話がありました。



  何度も、聴いてきた話であり、何度も行ったそのワークも、

  

  その深い意味をまたまた学ぶことができました。

 

 人間は、本当に素敵だ。



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