姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

【講座の感想】これが未来に向けさせる質問ってやつかーーー!

2024年02月14日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「【講座の感想】これが未来に向けさせる質問ってやつかーーー!」です。

 

保健室コーチングベーシックコース東京6期 第2講の感想をご紹介します。

第2講は、言語アプローチを中心として、1日目は傾聴、2日目はコーチングアプローチです。

 

保健室コーチングでお伝えする傾聴は、感情を扱うものではなく、脳内整理をしていきます。

過去の話を何度も何度も聞いて、過去に再体験させるのではなく、問題を丁寧に整理し、
問題を客観視できたところで、初めてコーチングへと進めます。

 

コーチングという言葉が、学校教育においても認識されてきたことはうれしいのですが、
スキルで子どもを何とかしようと思っているうちは、結局、今までと同じです。

 

保健室では、問題が持ち込まれることが多いのですが、傾聴の段階で、問題・過去の話を何度も聴き、
今までと同じように感情ばかり扱っていることが、いかに相談者の力を奪っているのかを知る必要があります。

 

傾聴がずれると、すべてのアプローチがずれるのです。
こちらにも書きました

↓ ↓

 

 

だから、保健室コーチングでの言語アプローチの7割から8割は傾聴。

そこからコーチングです。

 

第2講では、ワーク中心で、それを体感していただきました。

以下、受講生さんの感想です。

 

ものすごく考えた2講でした。頭をあんなに使ったのは、はじめてかも!笑。考える事が苦痛な自分もいて、でも一緒に考える仲間がいると、諦めずに考えてる自分がいました。
仲間に感謝です。
藤岡先生の、どんな自分も大事な自分の言葉に、そっか、私はまたカッコ悪い自分を否定してたと思いました。
泣き崩れる人が、それを糧に成長してても、してなくても、人前で泣き崩れるとゆうことに反応してたんだなと納得。私もやりたい!だったんだ。子供の頃にそれをやっていて、それで、周りが冷たくなって、やめよう。と思ったなぁと思い出したました。
一次体験の、捨てられていた情報を取り戻すための質問。一次二次三次と出来上がる言葉や感情のルートがよく分かりました。捨てられた情報を取り戻し、そうでもないかも。それだけじゃなかった。とビリーフを緩めるとゆうことなのか。
アシスタントのゆきちゃんが、落ち込んだり、ダメな自分も素直に表現している姿をみて、素敵だなと思いました。そんな素敵な人になる!復習と日常での、実践がんばります!

 

 

チャンクダウンのあたりから不安で仕方なかったです。
足元がスカスカして心許ない感じ。そして、そのことを最後の感想で述べたら、豊野先生が「一ヶ月後が楽しみですね」とおっしゃったんです。
私は何の事かわからず、キョトンとしていたと思います。それからは検索エンジンぐるぐるでした。そして、これが未来に向けさせる質問ってやつかーーー!って思いました。
私は「何事もきちんとやらなくては」と自分に制限をかけていたと思います。
「楽しみですね」と言われて、変化することも、仕事も、生活も、もっともっと楽しもう!って思いました。この一ヶ月は自分の内面に目を向けて過ごしたいと思います。
そう考えると、今まで何十年も養護教諭をしてきましたが、自分の内面を知らずによくやってきたな、というか自分の内面や考えのクセを知らずに子どもの心に関わるなんて、ちょっとおこがましかったなと思ったりします。でも過去に戻れる訳でもないので、今から楽しみながら自分に向き合っていきたいとおもいます。さて、一ヶ月後どんな変化があるのかないのか…。私も楽しみになってきました

 

 

今回も私の目標は「自分に正直に受ける」でした。振り返ってみると、こんなに自分に正直に学んだことはないように思います。どうしてかなと振り返ると、つらいことがあっても、「今が過ぎればいい」「我慢すれば過ぎる」などごまかしをずっとしてきたように思うからです。もうそれでやっても上手くいかないと身に染みているからです。
自分に正直にって結構きついと思いました。だから逃げていたのかなとも思います。
でも前回も今回も「安心安全の場だな」と感じていたから、自分に正直に受けました。ここに来る人たちは本気だと感じます。だから私も自分に正直に受ける事が出来ました。
ワークをする度に自分の中の自分と向き合って、深い部分の自分と向き合って苦しい思いもするけど、すごく腑に落ちました。
自分のものになるってこういう体験を繰り返すことなのかなと思います。
自分と向き合うことは苦しいけれど、自分は変わってきているように思います。それが楽しいです。また日々取り組み、来月また皆さんと一緒に学べることを楽しみにしています。

 

 

今回も仲間のみなさんとのたくさんのワークを通して、新しい自分に気づくことができました。
 私は「◯◯できない自分はだめだな」と、できない自分にばかり焦点化する癖があると思いました。ワークの中で「やれてることはもっとあるはずだよ」という声がけが励みになりました。これからは、そこに意識を向けて行きたいです。自分に対してそうなので、他の人に対しても同じだと思います。「なんでできないんだろう?」という問いではなく、「できるために具体的にどんな方法があるかな?」という問いを自分と他の人にかけていきます。
スモールステップコーチングシートは、その考え方の練習にもなると思いました。
 
 それから、ワークで他の先生から、「責められるとスッと引いたね」と詰めが甘い自分を教えていただきました。自分で考えるのをあきらめて、正解を他の人にきいてしまう自分にも気づきました。どういうことかなぁと考えてみました。思い出したのは、私が25歳のときに亡くなった父親のことでした。父は家族思いで責任感が強く、腹水で大きく膨れた身体でも弱音を吐かず、最後まで働き続けて亡くなりました。すごく頑固で、すごく正しい人でした。
私が自分で考えなくても、父親のいう通りにしていればいいという思いがあったと思います。反発してみたこともあったけど、正しい答えは、いつも大人が持っていると思っていました。まさに、「自分の選択の余地、自由と責任のセット」という体験の少ない子どもだったと思います。父親が亡くなった後は、自分で考えて、自分で決めてをしてきましたが、幼少期のそういう体験が今でも影響してるのかなと思いました。もちろん父親には感謝していますし、これからもまだまだ成長できる自分だと信じています。ワークを通して、自分では気づいていなかった一面に気づき、考えたことがないことを考える機会となりました。
 新しく気づけた自分を受けいれて、状態管理に努めていきます。
 先生方、運命の仲間のみなさん、ありがとうございます。

 

 

第2講も頭がフル回転する時間でした。今回スモールステップの相談者側をやってみて思ったことは、自分が思っていたよりできていることが多く、自己評価が低かったと気がついたこと、目標ばかり見ていると無理と思って二の足を踏む自分がいるけれど、1点だけ上げるはできる」と思えたし、「1点上げるだけで十分かも、目標が高すぎ、私はなんでこれができないといけないと思ってたんだろう」と急に楽になりました。
また、具体的に聞く質問(聞き分けの悪い大人になる質問)をするのが、上手くできるかな、生徒を嫌な気持ちにさせないだろうかと言ったら、「やってみたらいいよ。それでどういう反応するか見てみたら」と言われ、自分が完璧な状態で生徒に提供したい、失敗したくないと思っていると気がつきました。
そして保健室コーチングは何度も繰り返し行うものというのを聞き、1回の関わりで生徒に変化を起こせないとダメと思っていた自分の間違いに気が付きました。変化が起こらなかったとしても、それは失敗ではなく、途中経過と思うことにしようと思います。
そして何よりも生徒を信頼する「この子は大丈夫」とこちら側が相手をどう扱っているかが大事なんだと分かりました。どんなに素晴らしいワークも支援者側の思いが整っていることが大事。自分と相手を信じて関わっていきます。
第2講後に、カーテンの後ろに隠れていたホワイトボードを引っ張り出してきました。まだ使う場面はありませんが生徒から相談があったときに使っていこうと思います。

 

 

保健室コーチングベーシックコース名古屋11期 1月開講
残席1となりました
https://heart-muscle.com/post-25035/

 



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