姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

涙が溢れて、腑抜けのように力が抜けてしまいました

2024年02月12日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
生きづらさを生きるチカラに変換するメソッドを提供している
桑原朱美です。
 

今日のテーマは
「涙が溢れて、腑抜けのように力が抜けてしまいました(NO.1277)」です。
 

週末の1月6日7日
保健室コーチングベーシックコース東京6期 無事、全日程を終えました。
 

1月1日の能登半島地震・2日の羽田の事故があり
富山や新潟、さらには津波の影響のあった秋田・山形などからの参加者もあり
みんな無事だろうか?
飛行機は飛ぶのだろうか?参加できるのだろうか?
と心配しました。

 

しかし、全員が無事に参加し、
素晴らしい第3講を終えることができました。
 

また、岩手、山口、山形、神奈川、北海道、山梨から駆けつけてくださった
アシスタントさんが、学びの場をしっかりと支えてくださいました。
 

さっそく、受講生さんからの感想が届きましたので、ご紹介します。

私は講座の目標を、
「丸裸になって自分を知ることで人を理解し、受け容れられるようになって帰る」
と設定していました。

ところが、第1講での喜怒哀楽ワークでのあまりの自己開示のできなさっぷり(ガードしてる)にびっくりして、
辿り着いたのがスキーマ療法の本でした。

3週間5冊1600ページ。

こんなふうに突き動かされるように貪るように
本を読んだのは、私は初めての経験です。
 

そこで気づいたのは、18のスキーマのうち、
厳密な基準スキーマ(≒ねばなら〜ぬ)、社会的孤立スキーマ(≒どうせなん蚊)、自己犠牲スキーマ(≒尽くしてあげ騎士)が高くて、
これらが思考の癖になっている、ということです。

(中略)
 

第3講の最初のワークで、
これまでしばしば遣っていた「指導、導く」という言葉に、
体が抵抗感を示したことに気がつきました。
ねばなら〜ぬが小さくなった感じです。
 

第2講で、相手には自分で伸びゆく可能性があると
体感できた事が大きく影響していると思います。
 

次に、アソシエイトとディソシエイトのワークで、
講師の先生が「寄り添うってどういう事?」と投げかけてくださったことをきっかけに、
ああ、わたしはあのアソシエイトの“先が見えないジェットコースター“に
「完全に一緒に乗ってたわ」と気がつきました。
 

今まで、寄り添うこと、
givingが児童の養護を司る養護教諭のあり方のひとつだし、

それで救われる子もいるんじゃないかと思っていました。

さらに私の中の『尽くしてあげ騎士』が拡大解釈に登場して、
負の脳内イメージに一緒にアソシエイト…

これでは相談者を袋小路に迷い込むのは当然なのだと実感できました。
 

さらに、忍法感情変化のワークでは、
自分の叶えられないことを体の外にだすイメージワークを行いました。

私から出したものは真っ黒なテリテリの冷たいスライム。

それを目を瞑って観察してから、アシスタントさんの言葉かけで、
虹色のもふもふの温かい何かにイメージを変えた瞬間、
なんだか分からない涙が溢れて、腑抜けのように力が抜けてしまいました。


休憩時間もボーッとなっていて、何もできません。
感情は無に近い。

これってどういう状態なのか、桑原先生、アシスタントの先生方に相談したら、
「よかったね〜!鎧が取れたんだよ」
と満面の笑顔で背中をさすってもらったのです。

その時、黒い粒々の塊が
両腕両肩からたくさん蒸発していく感じがしました。
 

忍法感情変化のワークでは、自分の悩みを何も話していないのに、
まさにつきものが落ちたような経験をした、その事実に驚きます。
 

温かい受講生の皆さんをはじめ、
心を許せる講師・スタッフの皆さんに囲まれていたからこそ

起こり得た事なのだと思います。
 

桑原先生には、
「この経験をした人の言葉には、実感がのって相手に届くようになるよ」

と今後が楽しみになるような一言をいただきました。

これからどんな変化があらわれるのか、
新学期を楽しみに迎えたいと思います。

感想をくださったSさん。
第1講では、足らない自分を必死に埋めようとする一面が見えていました。

しかし、2講、3講と学びを重ね、最終日の午後のワークで
鎧を手放したことで「全部自分の中にある。満たされた自分」
体感されました。

足らないから何かを詰め込むという状態から
自然体の自分としての生き方にシフトされたSさん。
これからは、どんな学びも体験も
体の奥深くに吸い込まれるように入っていくのだと思います。
 

さて、今回のベーシックコース最終講。

1講、2講と理論やワークで学んできたことが
第3講で、一気にみなさんの深い気づきとなり
この学びを現場でどう生かすのかにつながりました。
 

今回、幼児や小学生をお持ちの方も数人参加されていました。
しかも、秋田、新潟という遠方から。
 

朝一番のシェアで、その方々が口を揃えて
『自分がやりたくて学びに来ているのに、子どもが気持ちよく送り出してくれる!
がんばってねーと励ましてくれる!』
ということを話していらっしゃいました。
 

本気で決めて取り組む親の姿を、子どもは、ちゃんと見ています。
こうした受講生さんの覚悟が、深い学びの場を作り出しました。
 

この6日間で、今までの保健室での支援でうまくいかなかったのはなぜかを
理論やワークを通して理解されました。

そして、脳の科学を活用することで、
人間は悩みの縁から脱出し、パフォーマンスを高めることができるということを
体験されたみなさんは、これからのアプローチが大きく変わります。
 

素晴らしいのは、スキルではなく、人間の可能性。
人間ってすごい!を体感した方々は、心から子どもたちの可能性を信じて
保健室から子どもたちの生きる力を高めてくださることでしょう。
 

素晴らしい時間を共有できたこと、ほんとうに、嬉しく思います。

最後に、この6日間を担当してくださった
藤岡・豊野両講師の先生に、感謝をしたいと思います。
 

2週間後は名古屋11期が始まります。
増席しましたが、残席1となりました。
 

迷っている方、ぜひぜひ、お越しください。
https://heart-muscle.com/post-25035/

 

 それでは、今日も素敵な1日を!

 

 ■LINE公式アカウントでは、
メルマガの内容をブログに再掲しお届けしています。
https://lin.ee/7ay1V0S

 

━━━━━━━━━━

講座等の最新情報
━━━━━━━━━━

【残席2 アイシン波動名古屋会場2月 個人セッションとなりました】https://www.reservestock.jp/page/event_series/99226


【アイシン波動ワークショップ2月】
https://www.reservestock.jp/page/consecutive_events/31798

【増席⇒残席1 保健室コーチングベーシックコース名古屋11期】
https://heart-muscle.com/post-25035/


【実践交流オンラインカフェ1月 /あなたも私もワクワク in winな養護実習 ~人を育てる・自分も育つ~】
https://hm-nedikara.net/post-912/
 

【ゲームでメタ認知!HMレジリエンスボードゲームシリーズ】
https://ameblo.jp/finf-hime/entry-12759301827.html
 

【桑原朱美 公式youtube】
https://www.youtube.com/channel/UCeRjASykbzzuUMhfUjfFDHw

 

 

   



最新の画像もっと見る