姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

脳が得意なのは、「記憶」より「想起」!

2007年02月03日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー
にほんブログ村 教育ブログへ
 ランキングの応援ありがとう★2位、1位でがんばっています。


 なかなか覚えられない。頭が悪いのか?
 ????「頭がよいこと」=「記憶量」「記憶力」??? それはちがうよね。

 会議やプレゼンで、原稿を書いていっても、思うように伝えることができない。
 棒読みでは、パッションは伝わらないよね。

 思いはあるのに、文章にしようと思うとまとまらないから、レポートや企画書を書くのは苦手!
 いいアイディアは持っていると思うんだけなぁ。なんでかな。

 右脳を働かせるといいらしい。でも、具体的に右脳を働かせる方法ってどうやるんだ!

 結局、自分には能力はないのか?

 NLPでは「人は、必要なリソースをすでに持っている」
 コーチングでは、「人はもともと、完全である」
 大脳生理学では、「大脳の記憶中枢の働きの個人差はそれほどない。」
 遺伝子工学では「必要な遺伝子をONにすることで、能力は100%以上に引き出される」

 つまり、ハードウエアとしての脳のよしあしなんて、大差はないということです。
 ということは、どのように考えていったらよいかというソフトウエアを持っているかどうかということが大きな違いをもたらすということでしょう。

右脳と左脳で考えるなら、偏りなく、両方の脳の連携を強めて『全脳』を働かせれいいということになります。つまりもっているハードディスク(脳)のパワーをいかに全開にしていくかということでしょうか?

 NLPでは、脳は「ないもの」を探したり、認識することはできないと説明します。
 私も生徒には、「足らないものを身に付ける」という言い方ではなく「まだ、探し当てていないだけだよ。それを探し出すことを学習っていいうんだ」と話すことがあります。

ないものを探したり、身に付けようとするって、考えただけでも大変です。気持ちの負担も大きい。
でも、すでに、自分の中にあるんだけど、まだ発掘されていないって思うと、なんだか「自分の中の宝探し」みたいで、わくわくしますよね。

 発掘のためにはいろいろな方法があります。

 NLPを学んだ私としては、やはり「脳の機能」を活用した方法がよいと思っています。
脳は膨大な作業をこなします。

その働きを5つにまとめると

(1) 受容・・・五感のいずれかを通して情報を受け入れる
(2) 保持・・・脳は情報を蓄え(記憶) そして引き出すことを行う
(3) 分析・・・脳はパターン化して認識し、その認識に基づいて情報を処理する
(4) 表現・・・脳は思考を含む、あらゆる形のコミュニケーションや創造的な活動をする。
(5) 管理・・・脳は精神的活動、肉体的機能のすべてをモニターし、コントロールする。

これらの5つの機能は、お互いに密接に関係しあって活動しているといわれています。

でも、記憶は得意だけど、表現は苦手な人
情報を取り入れるのは得意だけど、それを分析するのは苦手な人
表現能力は抜群だけど、情報の収集がうまくいかない人

いろいろな人がいます。子どもたちも、そうですよね。
それは、実は「苦手」なのではなく、この5つがアンバランスに働いているだけかもしれません。
アンバランスなだけなのに、「できない」という思い込みのために、あきらめてしまっている、あるいはそれをうまく引き出す方法がわからないと悩んでいるひとは多いのかもしれません。

それを統括するものがあるとしたら?
しかも、それは、ふだんのやっているノートとかメモの方法を変えるだけで、奇跡的な変化をもたらすものであるとしたら?

ちょっと知りたいと思いませんか?

教師や塾の先生であれば、ノートのとり方を変えるだけで、こどもたちの学習効果をあげることができるんですね。

たとえば、ちゃんと頭の中ではかんがえているのに、作文がかけない子どもたち。
話し合いをさせたいのに、話し合いの結果がうまく企画にならない
授業の内容をなかなか覚えられない
総合的な学習でのプレゼンテーションが、ただ原稿をよむだけの無味乾燥なものになってしまう

ビジネスマンであれば、
自分のアイディアを企画として、プレゼンできるといいのに
議事録をもっとわかりやすいものにして、情報を共有できるものにしたいなぁ
読書記録を、わかりやすくまとめたいなぁ
たくさんの情報を、時間をかけずにうまくまとめたいなぁ

なんだ。そんなことがあるのか。早くいえ。

見つけました!

「奇跡のノート術 マインドマップ」

聞いたことがある方も多いと思います。
すでに学校教育の場でつかっている先進的な先生もいらっしゃいます。

こちらから活用事例を検索できます。


私も、ラジオ番組の自分のコーナーでの10分間のしゃべりには、この方法を使っています。

だって・・・・・・・

・短時間で、自分の思考の流れを一目瞭然で見ることができる。
・文章で書かないので、記憶するのではなく、キーワードによって「想起できる」
・キーワードを見ながら、自分の生のことばで表現できる。
・重要なもポイントだけに集中できる。


からです。
つまり、「記憶」より 「想起」のほうが、脳は得意であるというその機能を生かしているんです。


マインドマップは、記憶というより、脳の思考をそのままビジュアル化する方法なので、かいていても楽しいし、文章を書くよりずっと時間は短縮できるし、イメージ想起で関連付けも楽チンです。


授業開発やプレゼン、セミナーや講座での話、行事の企画、話し合いの記録にも活用してます。
といっても、まだまだ自己流ですが。本を読んで学んだ程度です。

だから、マインドマップの講座をちゃんと受けたいと思っていました。

そしたら、実現しました。
東京のNLPの講座でごいっしょした マインドマップの公認インストラクターの方が、名古屋で基礎講座を開催してくださることになったのです。

いっしょに受講しませんか?
みなさんの仕事にも、教育の現場にも、必ず役に立ちます!!!!

詳細は、こちら

一度、覗いてみてくださいね。

 以下は、参考文献 ↓

ザ・マインドマップ

ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る



マインドマップ(R)for kids勉強が楽しくなるノート術

ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る


トニー・ブザン 頭がよくなる本

東京図書

このアイテムの詳細を見る





最新の画像もっと見る