三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ駐在2021:入国制限下で家族呼び寄せ計画 ②FRA空港から自宅までの移動手段

2021-02-08 | ドイツ赴任_準備
 3月に家族渡航を準備中。会社には入国制限の例外条件を説明して承認を取得済み。また航空券も発券済み。昨年の家族渡航キャンセルで課題となっていたANAの4名分赴任コンポの受領済みの特典(変圧器)については、今回の家族渡航で無事解決見込み(ANAのコンポデスクに昨年度の申込番号を伝えて今回の発券と紐づけ済み)。
 お次の課題はFRA空港に到着後の移動方法だ。何も荷物が無ければ電車でも良いのであるが、今回は赴任コンポ特典や上級会員資格等を駆使して大量の荷物をハンドキャリー予定(Max.32kg x 16個運搬予定)。空港でミニバンのタクシーを2台くらい捕まえて、人間と荷物に分かれて乗るという技も考えたものの、当日タイミングよく所望の大きさの車を捕まえられると思わない方が安全だ。
 そこでネットで送迎サービスの会社をググりまくり。結局、手配難易度と料金のバランスから、以下の中で②の代理店を選択。

①日系旅行代理店(予約は日本語対応だが、お迎えは英語対応で追加料金で日本語)
②各国空港の移動手配の代理店(予約は英語対応可能)
③ドイツローカルの送迎サービス会社(ドイツ語表記のみのweb)
 私が予約したのはこの会社。タクシーやミニバンだけでなく、バスも選択可能。しかも荷物の量も予約時にインプット可能なので、意思疎通が非常に容易。

 選んだのは14人乗りのバス。FRA空港からFRA市内まで僅か130ユーロ。この車に4人+大量の荷物。
 ネットで必要情報をインプットして、あっという間に予約完了。

 最終的にこんな感じの予約メールが来て予約完了。


 家族渡航準備は順調に進行。

 お腹が減ったので、特売で買った牛肉と安いワインで牛肉のワイン煮込み。
 まずは玉ねぎとニンニクを炒めてから適当に切った牛肉を放り込んで表面を焼く。
 
 そこに赤ワインとトマトの水煮とマッシュルームと固形ブイヨンとローリエと塩コショウ少々。2時間くらい煮込んで出来上がり。

 初挑戦ではあるものの、良い出来具合。とても軟らかく煮えた。機内食で出てきそうな感じの味わい。今週はこれを3日間食いつなごう。



ドイツ駐在2021:入国制限下で家族呼び寄せ計画 ①出生証明書と婚姻証明取得

2021-02-04 | ドイツ赴任_準備
 コロナの状況が好転する見込みはないものの、このまま単身赴任は嫌なので、家族渡航を計画。1/1に日本を入国拒否対象から解除したものの、早速月末には再び入国制限。
 とはいうものの、私は既に長期の滞在許可を取得済みなので、制限下であっても家族の入国は許容されることを年末に調査済み。但し、Dvisaとか家族を証明する書類が必要と言うことである

 家族は日本国籍で就労目的ではないから、D visaの代わりにパスポート、それに加えて婚姻証明と出生証明を取得すれば行けそうだ。この二つの書類はフランクフルト領事館で発行してくれる。そこで早速領事館に申請。
 申請自体はeメールで可能。申請書、申請者のパスポートのpdf、戸籍全部事項証明書(こうなる事態を予想して昨年末の一時帰国時に取得済み)のpdf等を添付してあっという間に完了。と思ったら、家族のパスポートのコピーも送れという電話が来たので、追加でメール送信。コロナで生活が不便になったが、こういう所は電子化されて便利になったものだ。

 数日で証明書の発行完了。自分のパスポートと全部事項証明書の原本を持って、領事館で回収!
 婚姻証明1通と子供二人の出生証明。手数料は合計EUR30。ドイツ語で書いてくれている。領事館の話では昨年の入国制限の時にこの書類を取得していた人が多いということなので、きっとこれで入国可能だろう。念のためリロケーション会社にも後で確認だ。
 更に飛行機の搭乗手続きの際に書類不備で搭乗拒否されたら嫌だから、発券済みのANAにも問い合わせ。現時点ではこの書類とパスポートで家族の搭乗はOKとのこと(あくまでも「搭乗手続きはこの書類で大丈夫か」という問い。「ANAは決して入国を保証するものではないという理解」である旨をメールに記載して返事を入手。)。
 
 さて、順調に準備が進んでいるのと、ドイツ駐在1年経過を記念して、免税で持ち帰った獺祭で一杯。
✔ナスの味噌田楽(焼くのに時間がかかるので、最初に仕込む)
✔ミニピーマンとジャコの煮びたし(これは電子レンジで呼び加熱してからサッと煮てお仕舞)
✔中トロ@マルタ産
✔生ガキ@オランダ産
✔ミモレット
 全部美味しい!

ドイツ赴任2020_準備編:赴任フライト NH223 ファーストクラスの食事(1食目)

2020-01-26 | ドイツ赴任_準備
 赴任のフライトは社内規定によりビジネス利用。荷物を余計に運びたいので、マイルを使ってアップグレード。今回の荷物はファーストクラス:3個+赴任コンポ特典:2個+上級会員:1個の合計6個。一人でこれを空港まで運ぶのは厳しいので、空港宅急便を利用。料金は合計約14000円。結構お高い。空港ではカート2台に乗せられていたが、積み方を工夫すれば1台に乗せられる(到着地のFRA空港で実際にできた)。

 さて、ドイツについたら食べる機会が減りそうなので、当然のように食事は和食を選択。「乃木坂しん」とのコラボメニュー。

まずはアミューズでクリュッグを2杯!
・ANA オリジナルスティック/オリーブとリコッタクリームのディップソース 
・オマール海老のピンチョス 
・宮崎県小林市産宮崎牛生ハムとレッドオニオンのマリネ

 
いよいよ乃木坂しんの始まり。
先附 
 車海老と林檎の辛子酢味噌餡掛け 
前菜 
 鳥丸 丸十茶巾 黒豆松葉 伊達焼玉子 赤蕪甘酢漬け 唐墨卵黄 蒸し鮑と大根の肝だれ掛け 

 ここからは日本酒に変更。お酒は農口尚彦研究所の純米大吟醸無濾過原酒 。1本しか搭載していないらしい。非常に口当たりがいい。種類豊富なおつまみで、どんどん飲める。
 

お椀 
 蟹進上 蕪のすり流し 

 機内食では初登場 とのこと。

お造り 
 鰆と鰤の滋味造り 
小付 
 平目と長芋の洗いのり和へ 

鰆が出てきたので、早くも春の雰囲気。鰆、鰤、鮃の触感の違いがいい。日本酒がさらに進む。

蒸し物
 雲丹の茶碗蒸し
小鉢 
 焼穴子の酢ゼリー掛け 
主菜 
 トマトすき焼き 

トマトの程よい酸味がすき焼きに合う。美味しい。日本酒が進みまくり。

締めのご飯は通常のご飯ではなく、鶏くわ焼き丼 に変更。これも乃木坂しんとのコラボメニュー。

相当お腹いっぱいになってきた。

最後は甘味。錦玉と狭山抹茶アイスクリーム 

非常に美味しく全て完食。お酒も1本空いてしまいました。


ドイツ赴任2020_準備編:オデッセイRC4 新車購入1年たたずに車売却

2020-01-13 | ドイツ赴任_準備
 昨年の2月に納車されたオデッセイ ハイブリッド アブソルート EX。まだ走行距離は約6000km。
 
 会社の上司の話ではちょうど契約する直前位に海外赴任の話が出ていたらしい。何度も言いたくなったということであるが、そういう話であれば言ってほしい。

 赴任先にもっていくのは大変だし、赴任予定の2年放置というのも問題だ。しかもネットでググると、そのうちモデルチェンジがありそうだ。ここは売却以外の道はない。
 まずは中古車市場価格を調査。このグレード・年式だと370-400万円くらい。私のは不人気色のプレミアムディープロッソなので、ほとんど市場には無いようだ。これは買取価格が厳しそうだ。

 次に購入したディーラーで、点検パックと延長保証の払い戻しついでに、買取見積もり。ディーラーでは325万円。450万円で購入した車(オプションてんこ盛り)が約6000km/10カ月で-125万円。非常に痛い。

 仕方ないので一括買取サイトで見積もり。価格.comを利用。入力してリターンキーを押して10秒後にはまず一社より電話。あっという間に4社とアポ取り。面倒なので同日同時刻に一斉に来て欲しかったものの、それぞれ都合がつかないので、五月雨式に現物確認・見積もり。どこも他社の出方をうかがって、その場では金額を教えてくれない。ディーラーの見積金額を予め言ってあったので、それよりは高そうなことを匂わしてくる程度。みんな後出しじゃんけんをしたいようだ(各社に見てもらってから決めると言ったら、あとで連絡するという対応)。
 その中で1社が積極的。「幾らなら今日決めてくれるか」と聞いてくる。頭の中でフル回転。市場の売値とディーラ見積もりを参考に、350万円を打診。本部の部長決済が必要ということで電話数分。
 無事350万円で交渉成立。もう数万円乗せても行けたかなぁという思いはあったものの、他社から後になって340万円という申し出があったことを考えると、これで十分だろう。

ドイツ赴任2020_準備編:納豆づくりの練習

2020-01-11 | ドイツ赴任_準備
 昨年末の物件調査時に日本食材店で食材の値段を調査。
 我が家の好物の納豆が3パックで500-600円くらい(日本では60円くらい)。

 セレブの食べ物だ!

 こんなものを現地では買えない。早速、帰国するや否や納豆づくりを検索。豆を圧力鍋で煮て、市販の納豆を少量加えて、40数度で10数時間保てばできるようだ。
 
 というわけで早速まずは圧力鍋を購入。フィスラーのビタクイック圧力鍋4.5L(ガラス蓋、蒸し器、三脚付きで約18000円。更に恒温槽としてヨーグルトメーカーを購入。納豆作成トレーのついているアイリスオーヤマ PYG-10PNを約4000円で調達。

 まずは大豆200gを12時間吸水させる。
 ぷっくら膨らんできた。

 圧力鍋で約20分間煮る。水はひたひたな状態。
 

 その間に熱湯消毒したボウルに市販の納豆を20gほど入れてかき混ぜる。
 ここに煮豆を放り込んでかき混ぜる。
文献ではお湯を少量加えるとあったので、一度目はお湯を加えたが、二回目の作成時はお湯無しで無問題を確認。
 
 ヨーグルトーメーカーにセットして、43℃16時間放置。
 
 
 できあがり。
 きちんと白くなっている。納豆の匂い。冷蔵庫で2日ほど熟成するといいということなので、容器に入れて冷蔵庫へ。

 出汁醤油とネギを放り込んでかき混ぜる。
  うまい!
 これなら現地で安価に食べられる!

 


ドイツ赴任2020_準備編:SIM Freeスマホを購入

2019-12-28 | ドイツ赴任_準備
 我が家は夫婦ともにガラホユーザー。二人で月に5000円も使ってない。auにとってはカスみたいな客だろう。赴任先で夫婦で連絡をとるということを考えるとこの状態は拙い。私は会社支給スマホがあるので、妻のドイツ用にSIM Freeスマホを入手することを決意。
 
 ファーウェイがお値段に対して非常に性能が良さそうであるが、得体のしれない部品がついていて中共にのぞき見されるのは嫌だ。

 というわけで選んだのは西側のASUSのZenfone Max M1 (ZB555KL)。18590円。もちろん購入前にこの機種とドイツの周波数は確認済み。楽天でソフマップから購入。翌日配送で非常に便利。

 妻用に行った便利設定。
その1: 自宅のメルアド登録と受信設定
 スマホ設定時に作ったgmailのアドレスだけでなく、自宅の妻のメルアドも登録。
その2: ガラホの住所録のスマホ移送。
 ググると沢山やり方が出てくる。micro SDを買って、ガラホに放り込んで、住所録をSDにエキスポート。そのあとでSDを抜いて、スマホに差し込んで、住所録をインポート。
 約20分で完了。
 今のところSIM無しで自宅のWiFiで動かして操作に慣れてもらっている。

 次はドイツに行ってSIMを入手しておしまい。web検索でヒットする先人たちの真似をしてREWEかALDIでプリペイドSIMを買う予定。

現地到着後追記
 プリペイドは面倒なので、結局、格安SIMを契約。webで申し込むとすぐにSIMが送られてきた。



ドイツ赴任2020_準備編:赴任前にパスポートと運転免許証更新

2019-12-28 | ドイツ赴任_準備
 パスポートと運転免許証。今現在でどちらも期限が2年くらい残っているが、更新時期はちょうどドイツ滞在中。
 パスポートは領事館で更新できるが、VISA取得時に面倒なことを(滞在予定期間をカバーしていない)言われると嫌だ。
 運転免許証はいちいち帰ってこないと更新できないので面倒。しかも一時帰国時の滞在先が免許証上の住所地と同一であるときは、特別の手続は不要らしいが、滞在先と免許証上の住所地が異なっているときは、一時滞在先への住所変更手続が必要で、面倒なようだ

 というわけでパスポートと運転免許証の両方とも期限前更新にチャレンジ。
その1:パスポート
 残存有効期間が1年未満の場合には、普通の手続きでいいのであるが、今回はそれ以上残っている。2年超とそれ以下で必要書類が違うとのこと(@千葉パスポートセンター)。行った日はちょうどあと1日で2年以下。2年超の場合には事情説明の書類が面倒とのこと。というわけで1日待って仕切り直し。
 この場合には会社からの赴任証明書(パスポートセンターにフォーマットがある模様であるが、自社書式でも所定の内容(いつから何年、誰がどこへ行く。会社責任者の名前と捺印)を満たしていればOK。あとは自己申告で切り替えが必要な理由を書いてお仕舞(2年超の場合には自己申告ではダメみたい・・・)。
 以上で普通に申請出来て、新旅券に切り替え完了

その2:運転免許証
 こっちは簡単。免許センターにパスポートを持って、海外駐在だから更新したいといえば、あとは窓口の流れに乗せられて更新完了。聞かれたことと言えば、赴任先と年数のみ。すべて自己申告で、パスポートを見せればOK。非常に簡単。誕生日が夏なのに、冬服を着た免許証の出来上がり。


ドイツ赴任2020_準備編:物件見学@フランクフルト

2019-12-28 | ドイツ赴任_準備
 フランクフルトは日系の不動産会社があり、会社からは2軒のどちらかを選べとのこと。選択肢は以下とおり。

 その1:中本不動産
  佐渡ヶ嶽部屋の元床山で、今は国際相撲連盟の常任理事の中本さんのお店。琴欧州を見出した人らしい。会社の同僚が20年前にお世話になった。
  ピタットハウスのお店。HPのフランクフルトエリア情報が最初にエリアの情報を叩き込むのに便利。

 今回は同僚がお世話になった中本不動産にお願い。日曜日にメールで紹介を受けて、木曜日に現地入り、金曜午後と土曜日午前中の見学。このような強行軍で7軒見せていただいた。
 
 こっちの物件はシステムキッチンが無いところがあるのが要注意。設備付き指定が重要。キッチン付きを指定すると、収納と流し以外には、概ね食洗機とオーブンが付いてくる。
 この物件はオーブン、電子レンジ、食洗機、冷蔵庫、コーヒーメーカー付きという恵まれたもの。
 
 それから照明が無いところが多いので要注意。日本のようなシーリングなら取り付けが簡単なのでどうってことないのであるが、照明無し物件は、天井からホントにむき出しの電気コードが「ぶら~ん」という状況。コンクリの天井なので、金具をつけるのに振動ドリル(木工用・ねじ回し用のものとは違います)が必要だから非常に面倒。電圧が高いので、素人工事でブレーカー遮断を忘れると、痛い目にあう。
 そんなわけて照明付き物件は非常にありがたい。直前の居住者と交渉して残してもらうという技も有効。

 気に入った物件はコレ。
 
 なんと「暖炉」つき物件。といってもホントに薪を燃やすわけではない。あくまでも雰囲気。3LDK(125m2+地下ガレージ付き)/EUR1515+管理費EUR270。

 難点は日本人学校までバス移動(バスで15分くらい)。定期券が子供2名+大人1名(低学年は要付き添い)で年間約20万円。

 日本人学校通学に便利なハウゼン地区が無難だけど、綺麗で広いこの物件は非常に魅力的。

 今回の訪問では候補を3軒に絞れたので、あとは契約条件を確認して、最終決定だ。
 

ドイツ赴任2020_準備編(閑話休題):物件見学渡航でドイツのクリスマスを満喫

2019-12-22 | ドイツ赴任_準備
 ドイツの不動産会社から物件の連絡。子連れ赴任なので、家は重要だ。利便性の高いところをいち早く押さえるべく、物件見学の社内申請を行って発券翌日に渡航という慌ただしいスケジュール。

 まずは往路の便で八海山を堪能。
社内規定では物件下見はYなので、28000マイル消費でのビジネスへのアップグレード。

 会社に予め私物を置きに行くべく、ダルムシュタットに到着。恒例の駅前でのGlobe Trotter記念撮影。

 ダルムシュタットのルイゼン広場。沢山の人がクリスマスを楽しんでいる。

 フランクフルトのレーマー広場。大量の人。雨の中沢山の人が来ていた。

ドイツ赴任2020_準備編:電動自転車送付に挑戦:バッテリーを危険物として輸送すればOK?→惨敗

2019-12-07 | ドイツ赴任_準備
 妻の自転車はYAMAHA製の電動自転車。バッテリーできっとダメかなという思いのもとに、引っ越し依頼先のヤマト運輸に形式番号を伝達。

 結果はダメとのこと。

 昔、航空危険物の資格を取ったことがあるので、その時のテキスト(航空危険物規則書)を引っ張り出す。バッテリーを外して、自転車を非危険物、バッテリーを危険物(UN3480)として別便で運べば、行けるのではとお願いするとOKとのこと。

 とはいうものの、それにはハードルがある。バッテリーのSDS入手だ。まずはヤマトがYAMAHAにSDSを要求したところ「ない」という回答。解せない回答だ。

 バッテリーをみると中国組み立て品とある。常識的に考えて「ない」という答えはおかしい。中国からどうやって持ってくるのだ。きっとYAMAHAの本音は「万が一の事態での面倒ごとを考えると提供したくない」だろう。

 というわけでヤマト経由ではなく、こちらからYAMAHAに電話。初めは「面倒な素人からまた来た」という感じで提供できないという回答。まともな回答が欲しいので専門家である旨を申告し、以下3点を説明。

1. 中国製のバッテリーユニットを日本にもってきてるのだから、その際の輸送でSDSがあるはず。←今回の私のケースのように輸送業者がSDSを要求する。
2. 調達部門や受け入れ工場に連絡を取れば、バッテリーのSDSを取り寄せられるはず。←工場納品時にSDSが付いてくる。調達部門から部材メーカーに言えば、すぐにSDSを提出してくれる。
3. YAMAHAの名前でSDSを出して欲しいとは言っていない。欲しいのはバッテリーのSDS。必要であれば、自分で部材メーカーにお願いするから、連絡先を開示してほしい。
 ここまで言ったせいか、受付担当交代。きっと「面倒な奴が来ましたー」という感じなのだろう。

 で、答えは「部材メーカーのSDSであっても出せません。部材メーカー名も開示できません」とのこと。日本向けの自転車なので、何があっても海外に持っていってほしくないようだ。リチウムイオン電池というちょっとヤバ目の危険物というのも影響しているのだろう。事情がわかるから、今回は諦めよう(とは言うものの自分の個人名でSDSを作って、DGDを作成して、規定のパッキングをして業者に任せたいなぁ・・・という思いもあり、非常に複雑な気分)

 最初の電話対応が嫌な感じだったので(またこの手の話かよという感じで、自社側の主張のみで、感情無しのマニュアル棒読み)、今後、買い換える時は、性能と価格が変わらなければ、別のメーカーを選ぶだろう。

 というわけでドイツ用に1台自転車お買い上げ。買った理由はドイツの自転車はブレーキが日本と違うので(日本:ハンドブレーキ、ドイツ:フットブレーキもある)、慣れないと大変という話を聞いたため。ちなみに空気のバルブの形状も違うらしい(ドイツ:フランス式、日本:英国式)。