スペイン出張 その３ 食事

　スペインの食事はちと違う。だいたい、日本だと朝昼軽く、夜重くといった感じだけど、彼らは夕飯でなく、お昼が非常に重い。

1.工場滞在中
　社内に食堂が無いので、お昼は近所の町のレストランまで、車でひとっ走り。昼間からコース料理で、ファーストプレート、セカンドプレート、デザート、コーヒー。老若男女、食べる食べる。日本では普段、ラーメン若しくはうどん+サラダだったので、びっくり。
　一番の驚きは、向こうではお米は野菜扱いなこと。ファーストプレートで、ライスサラダを頼んだら、いわゆるミックスベジタブルとご飯の混ぜたもの（サラダドレッシングつき）。いわば野菜混ぜご飯。当然、一皿でおなかいっぱい。

2.研究所滞在中
　お昼は社内の食堂を利用。サラダ、ファーストプレート、セカンドプレート、デザートのシステム。しかも、ワイン一杯若しくはビール一缶の選択も可（食堂においてある）。文化の違いですねえ（いい文化だ！）。

　しかしながら、毎日このように食べられたかというと、そんな甘いものではなく、試作立会い中は工場にべったりなので、ボガディーリョ（バゲットのサンドイッチ、中身は指定可能。私はいつも生ハム+チーズ。町に食事に行くメンバーが買って来てくれる）だけの日や食事なしの日もありました。重い昼飯に慣れてない自分としては、ボガディーリョ1つのみでも結構満足。しかもバゲットの外側はパリッと、中身はふんわり。美味しかった。

3.休日の食事
その1：PEIXEROT
バルセロナから南に車で走ったTarragonaという町にあるシーフードレストラン（シッチェスの近所）。研究所の相棒と彼のボスに連れて行ってもらう。
創業1918年のシーフードレストラン。店の名の意味は大きな魚とのこと。地元の人ばかりで込んでいた。おすすめは「アロスネグロ」（イカ墨のパエリャ）。イカ墨の濃厚なコクの絡んだご飯がメチャうま！当然おかわり。ほかにもいくつか頼んだけど、スペイン語でのオーダーなので名前は覚えてません。何を食べても旨かったのは確か。ご馳走様です。

その2：RESTRANT BARCELONETA　(www.rte-barceloneta.com)
バルセロナ市内で港に面したレストラン。いい雰囲気のお店。その分お値段もやや高い。滞在中最後の慰労会で来たお店。お勧めは港のレストランだけあって海鮮。一番印象に残っているのは、ロブスターのブイヤベース。だし取りに使うのは贅沢な気がするけど、旨いものは旨い！おかげでワインが進みました。コース料理でいろいろ出てきたけど、酔ってたので、記憶が・・・。でもどれも旨かったのは間違いない。酒が進んだからね。

　バルセロナとその近所は僕のまた行きたい街のリスト入り！

　以上でスペイン出張はおしまい。
　

昨日の夕飯

　昨晩は栗焼酎を飲みすぎた。最初のメニューは今週は出張なので在庫処分を目的に「肉じゃが」と「サツマイモとかぼちゃのサラダ」（蜂蜜+クリームチーズ+マヨネーズソース和え）。我が家の定番料理。「決定版ケンタロウ絶品！おかず」（主婦の友社）が私の教科書。

　「肉じゃが」の方は「つゆダク」ではなく「からり」とした仕上がり。教科書通りではなく、「にんじん」と「こんにゃく」を追加。肉は関東出身であるものの、豚肉ではなく、本の通りに牛肉を使用。きっと家によって全く違う組み合わせになるのだろう。
　
　「サツマイモとかぼちゃのサラダ」はどちらかというと、いー感じに冷やした白ワインのおつまみかな。これも本のレシピをアレンジ（かぼちゃ追加）。あとは干しぶどうを加えて、シナモンを振ってもいいかも。サイコロ状に切って茹でてから和えるだけなので、非常に簡単。注意点は水分を良く飛ばすこと。電子レンジで作ってもいいかも。これでコロッケを作っても旨かった。しかも、冷凍庫で保存できるし。

　芋づくしでは飽きてくるので、途中で「秋刀魚の塩焼き」を追加。酔ってるので、グリルを洗うのが面倒だった・・・。

　最後はこの前の旅行のお土産の「韓国のり」と「チャンジャ」でご飯。

スペイン出張 その２ 夏のバーゲン

　スペインの夏のバーゲンは7月。研究所から帰ってくると、ホテルの近所のEl Corte Ingles（デパート）は大賑わい。週末のバーゲンショッピングを心に誓う。

で、滞在中のバーゲンゲット品は以下の通り。

1.Alessiの「MAGIC BUNNY」（写真参照：爪楊枝いれ）
　El Corte Inglesにて購入。なんでスペインでイタリアものだという気がするけど、日本の半値ぐらいだったので・・・。

2.Adolfo DominguezのTシャツｘ2
　1つ30ユーロ。レーヨンなので柔らかくて着心地が良い。そのかわり丁寧な洗濯が必要（いつも他の衣類とは分けて、弱水流で液体洗剤+シリコーン系の仕上げ剤処理）。これはスペインのデザイナーだから、立派なスペイン土産だな。Tシャツなので試着を頼むわけにはいかず、「ヨーロッパサイズはわからん」といって、店員にサイズを選んでもらう。

3.Tommy Hilfigerの半袖
　なんでここでアメカジ買ってしまったのか、イマイチ自分がわからん。完全に衝動買い。白地に赤のハイビスカス（？）柄。見た目はアロハシャツ。身長172cm、体重60kgではサイズはS。米国サイズ、恐るべし。お値段は45ユーロ。

欲しかったけど買えなかった物
1.Le CREUSETのパンプキン
　当然これもバーゲンの対象だったけど、スーツケースには入る余地無し。残念。
　いつかこれで煮込み料理作って一杯やりたい。

スペイン出張 その１ 英会話

　7月に東南アジア旅行に行ってこようと思っていたら、いきなり6月下旬から2週間のスペイン独り出張。そんなわけでバルセロナに行ってきました。但し、出張なのでフライトはごく普通（LH：KIX/FRA/BCN/FRA/KIX）。5月に続いて2回も行くとは思っていなかった。

　スペイン語はビールの注文とお勘定！ぐらいしか頭に入れてないので、現地スタッフとは怪しい英語で意思疎通。相手の言ってることをだいたい聞き取れるので、一瞬、英語が上達したと勘違いする。お互いにノンネイティブなので、あまり複雑な文法は使わないから、わかってるだけなのだよね・・・。まあ、今の仕事からすると、英語圏への出張はないから、現状のレベルでなんとかなるけど。
　

７月と８月の旅行

　7月の3連休と8月の夏休み。両方海外に行こうと作戦を練った。場所は東南アジアと欧州を選択。そこで欧州行きにシンガポール経由を選び、シンガポールでストップオーバー＋現地発券を組み合わせることにする。入手したチケットは以下の通り。

OZ：KIX/ICN/KIX（ANAの特典：1年オープン）
SQ：ICN/SIN/FRA/SIN/ICN（韓国発券*1：Bクラス6ヶ月オープン）
TG：SIN/BKK/KIX/BKK/SIN（シンガポール発券*2：Hクラス30日オープン）
　TGのチケットはプロモーション価格だったものの、サーチャージが結構大きかった・・・。

　以上のチケットの組み合わせにより、以下の旅行を計画。
7月：シンガポールとタイ（バンコク）の4泊5日旅行（機中1泊）
　ルート：KIX/ICN/SIN/BKK/KIX
8月：ドイツと韓国（ソウル）の10日ぐらいの旅行
　ルート：KIX/BKK/SIN/FRA/SIN/ICN/KIX

*1　http://www.seiltour.co.kr/jmain.htm
*2　http://sin.pelican-travel.net/jp/

GW旅行その４ シンガポールでストップオーバー

スペインの帰り（英国経由）にシンガポールでストップオーバー。
１週間ぶりのアジアの飯。

アジア飯その１：ディンタイフォン（オーチャードのパラゴンの地下）
　台北の小龍包で有名な店のシンガポール支店。世界のあちこちに支店があるらしい（日本や韓国にもある）。３年前に台北に行った際は旧正月のため、休業。そこで、シンガポールにて小龍包に初挑戦。NYタイムズの選ぶ世界のベストテンレストランに入っているとのことから期待大。
で、肝心のお味だが、確かに旨いが、なんだか予想できる味でやや感動が少ない。ガイドブックにのってないような全く知らない店でこれが出てきたら、すごく感動してると思うけどね。

アジア飯その２：ロングビーチ マリーナ レストラン（マリーナシティーパーク内）
　海鮮が大好きなので、ガイドブックで見て、絶対に行こうと思ってたお店。行ってみるとすごい人。ただし、独りで来てるような客は全くいない。ここでのお勧めはペッパークラブ（大量の粗挽き黒胡椒ソースで炒めた肉厚の蟹）。ぴりぴりと刺激的で、タイガービールが進みまくる。日本では食べたことの無い味なので満足。また今度ここに来ると心に誓う。但し次回は予約して部屋の中のテーブルを押さえよう（外のテーブル席はまあまあ空きがあるけど、虫が飛んでくるので嫌だ・・・）！

　シンガポールでは食べていたばかりではなく、ジュロン バード パークに行って鳥のショーを男独り（！）で見てきました。何時に来ても何らかのアトラクションがあるみたいだけど、一番のお勧めはオールスターバードショー。オールスターというだけあって、いろんな鳥が登場して種々の芸を見せてくれます。ちなみに写真はどーでもいいことだけど、園内の怪しい案内板。「ナツツキ」だそうです？

　以上でGW旅行はおしまい。韓国経由で帰国しました。

GW旅行その３ パエーリャで失敗

　ヘレス デ ラ フロンテーラ（シェリー酒を飲む）、ジブラルタル（歩いて国境越え）、マラガ（ピカソの家に行った）と巡り、帰国すべくマドリッドに戻る。

　米粒が食べたくなり、ホテル（グランビア駅の近所）から近いパエリャで有名なLa Barracaを予約。夜の営業時間とともに訪れるとたちまち６割ほど席が埋まる。嬉しいことにここは日本語メニューがあった。しかし、選択できるパエリャのほとんどは２人前から。１人前から選べるのは限られていた。
そんな中でこれは！と思ったのは「パスタ入りパエーリャ」。米粒とパスタが混在しているイメージで面白そうと思ったのだが・・・。

　出てきてびっくり。米は一粒たりとも入っておらず、ショートパスタのみ。隣の夫婦と同じようにノーマルタイプを選んでおけば良かった（写真の左が私のオーダー、右が普通の奴）。

　でも、美味しかったからOK。

　いつかもう一度ここに来て米粒のパエーリャを食べるぞ（そのときもまた独りか？）。

GW旅行その２ ジブラルタルへ

スペイン旅行での目的は主に食べ歩きだが、もう一つあった。それは映画「Das Boot」（Uボート）で印象深い英国領ジブラルタルへの入国！ここの国境は面白いことに滑走路。滑走路に遮断機があって、遮断機が降りてるときは滑走路。上がっていれば、車や人が横断する道路（写真参照）。
で、スペインの国境の町「ラ リネア」から徒歩で行ってきました。

ジブラルタルの感想+α
　あんまり見るものの無い街かな。免税で買い物が出来るということだが、特にめぼしいものも無く（酒・タバコ・時計ぐらい）、値段もそんなに安くないし（時計は日本で平行輸入品を買った方が安いと思った）。アフリカが見えなかったのが残念。そうそう、この街では当然、通貨はポンドで、パブにはフィッシュアンドチップスがあったなあ。

GW旅行その１ 海外発券初挑戦

三大シーズンの旅行は非常に高くつく。そこで今年は一工夫しようと、チケットの海外発券に挑戦。最終目的地をスペインとして、発券国はお隣の韓国と英国とスペインを選択。韓国まではJALの特典航空券（KIX/ICN/KIX）を使用。

韓国発券：世一旅行社*1でSIA（SQ）のICN/SIN/LHR/SIN/ICNを購入。メールと電話（カードの番号連絡）であっけなく終了。チケットは郵送で発券の2日後には到着。

英国発券：bmiのネット直販*2。LHR/MAD/LHRを購入。WEB上でのカード決済で、チケットは郵送でらくちん。

スペイン発券：Spanairのネット直販*3。AGP/MADを購入。WEB上でのカード決済で、Eチケット。これも簡単。

このときは発券は簡単だったのだけど、出国時に問題発生。関空で韓国行きが整備の問題でチェックイン後に運休。行きは韓国、シンガポール、英国、何れもトランジットで数時間の待ち時間。韓国に行けないと、後の旅程は全てキャンセル。JALとの相談の結果、JLのKIX/ICNとSQのICN/SINのチケットと引き換えにシンガポール直行便（JL）のチケットを貰って一件落着（ただし、ANAにマイレージを貯めたかったので、SQに乗れなかったのが残念）。

*1　http://www.seiltour.co.kr/jmain.htm
*2　http://www.flybmi.com/bmi/en-gb/index.aspx
*3　http://www.spanair.com/en/

グローブトロッターのスーツケース

　昔、雑誌で見て以来、ずーっと欲しかったGLOBE-TROTTER（英国）のスーツケース。今年、ついに買ってしまいました。CENTENARYの21インチトロリーケース赤。ベルリッツのレッスンの帰りにふらふらと立ち寄ってしまった大丸心斎橋店にて購入。

　1897年の創業以来、すべて職人による手づくり。しかも本体の材質はバルカンファイバーという紙の一種。宣伝文句は「像がのっても壊れない」だそうですが、私には無茶をするには高すぎる箱なので大事に使ってます。

　空港ではRIMOWA（アルミのシリーズと合成樹脂のシリーズで有名）は比較的見かけるけど、ここのはあまり見かけないので、ちょっと嬉しい（これを団体でもっている姿も見てみたいけど・・・）。でも、実用面からするとRIMOWAのサルサに軍配が上がると思うけどね。

　今のところ、4回の旅行での不都合は、リベットが1つ落っこちたこと。もちろん保障期間内なので無償修理でした（ついでに錠の作動が滑らかになって帰宅！）。