三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ赴任2020_現地でお出かけ:シェンゲン日帰り旅行その①寄り道してTrierで遺跡見物

2020-06-28 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 コロナによるEU圏内の移動制限が無くなった。これで自由にEU圏内を移動できる。そこで移動制限撤廃を個人的に記念して、ルクセンブルクのシェンゲンへ行くことに。あのシェンゲン協定の締結地だ。単にシェンゲンに行って帰るのは勿体ない。

 そこで行く途中に面白そうなところがないかとググると、ドイツ最古の都市として有名なTrierがシェンゲンの近所にあったので行ってみた。フランクフルトから車で2.5時間くらい。

 ローマ時代の遺跡が街のあちこちに残っている。
 ポルタ・ニグラ:ここは車で通り過ぎただけなので、よく見てない。2世紀ごろの門らしい。

 円形劇場。入場料4EUR。駐車場無料。中心部からはちょっと外れているので、非常に静か。
 上に登って撮影。ほとんど観光客がいない。

 地下に潜ってみる。
 外は暑いけど、地下は涼しい。

 目的地はシェンゲンなので、ここでは円形劇場をじっくり見ただけであっという間に退散。

ドイツ赴任2020_現地生活:シーズン最後のホワイトアスパラの買い出し

2020-06-28 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 スーパーで買ってくるアスパラでも満足しているが、たまには新鮮なものも味わってみたい。しかもシーズンが終わってしまうから、これが最後のチャンスだ。
 そこでDarmstadtのSpargelhof Merlauにお出かけ。フランクフルト市内から車で20分くらい。

 幾つか種類がある。Classic 11.9EUR/kgを選択。切り口が瑞々しい。
 あとはイチゴを購入して、あっさりと退散。

 アスパラだけだと寂しいので、ついでに鱒の養魚場に行って、鱒の薫製を調達。ラッキーなことに丁度、薫製されたばかりのホカホカの鱒をゲット!

 早速、自宅に戻って昼飲み開始。

本日のおつまみは以下の通り。
・鱒の薫製(まだ微妙に温かい)
・茹でアスパラ
・アスパラのホイル焼き
・モッツァレラチーズとトマトのサラダ

 やっぱり直売所のアスパラは違う。えぐみが全くなく甘くておいしい。ホイル焼きに岩塩を振って食べると甘みが引き立ってい美味しい。この前、Mainzのワイナリーのfleischerで買ってきた2019年のGrauer Burgunderがフレッシュな味わいなので、いいコンビネーションだ。

 鱒の薫製はお箸で食べられるので、焼き魚感覚。とはいっても鱒の塩焼きよりも断然こっちの方が美味しい。特にハラミが薫製によって濃厚な味わい。

 

 

ドイツ赴任2020_現地でお出かけ:シェンゲン日帰り旅行その②European Museumとワイナリー

2020-06-28 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 トリールからモーゼル川沿いに1時間弱でシェンゲンに到着。途中のモーゼル川沿いの景色がとても綺麗。

 まずはお目当てのEuropean Museumへ。シェンゲン協定を記念した博物館のようだ。モーゼル川沿いにある。入場無料。
 中に入るといろいろと説明があるが、当然日本語の説明は無いので、読むのが面倒。展示物だけをサクサクっとみる。
 各国のパスポートの展示。

 
 各国の税関職員の制帽。

 非常に小さい建物なので、説明がきを読まないのであれば、あっという間にお仕舞。滞在時間僅か10分で終了。

 さて、せっかくルクセンブルク迄来たのであるから、お土産にワインを買っていこうということで、選んだワイナリーがHenri Ruppert。博物館の近所。ネットでググると日本での紹介記事がヒットする。
 
 試飲はテーブルで。窓の向こうはモーゼル川対岸のドイツ。
 
 庭から対岸を見るとこんな感じ。とても綺麗。ブドウ畑で囲まれている。
 価格帯はこんなところ。
 スパークリングワインのEsprit de SchengenとSelectionのRieslingを味見。
 どちらもすっきりした味わいで美味しい。
 1箱(6本)ずつ購入。ドイツに比べて税率が数%安いので、モーゼルワインを買うのであれば、ルクセンブルクで買った方がお買い得かも。因みにググってみるとスパークリンワインの方は日本では1本7000円。12EUR で買ってきたので、非常にお買い得感あり。
 往復で約550km。運転時間約6時間。非常に疲れた。でも早速買ってきたワインを飲みたいので、シャワーを浴びて食事を作る間に速攻で冷やす。

 まずは前菜で一杯。冷凍イカフライ、鱒の薫製、モッツァレラの味噌漬け、トマト、アスパラのホイル焼き。Rieslingとどれも相性がいい。どんどん飲める。

 前菜をつまんで一杯やりながら、リゾットづくり。

 アスパラと鱒の薫製のリゾット。スープは当然、アスパラの茹で汁を利用。
 完成。今回はアスパラと鱒の味わいを生かしたかったので、チーズは入れずに岩塩で味付け。アスパラのシャキシャキ感が美味しさをそそる。これもRieslingに合う。

 非常に疲れたが満足の一日!

ドイツ赴任2020_現地生活:サーモンの漬け(ニンニク・黒コショウ・出汁醤油味)

2020-06-21 | ドイツ赴任_現地料理
 平日は肉類中心の生活なので、週末になると魚が食べたくなる。たまたまネットで見つけたサーモンのスタミナ漬けが美味しそう。早速真似してみた。

 まずはいつも通りVENOSでサーモンを入手。1.8EUR/100gくらい。とっても安い。しかも新鮮。
 
 ビニール袋の中に、ニンニクをすりおろして、黒コショウを挽いて、更に出汁醤油を仕込んで混ぜ合わせる。そこに一口サイズに切った刺身を放り込んで、漬け汁がなじむよう適度に混ぜる。あとは袋の口を縛って冷蔵庫に放り込んでお仕舞。

 1時間後に取り出して、他のお摘みと共に早速一杯。
今日のお摘みは
・モッツァレラチーズ(今回は漬け込まずにそのまま)
・ナスの生姜醤油炒め
・ネギのお浸し
・本マグロの刺身
・サーモンの漬け

 早速、漬けを一口。ニンニクが効いているので焼肉のタレみたい。なんだかユッケを食べてるみたい。刺身なのにコッテリ系と言う不思議なお味。熱いご飯に載せたらいくらでも食べられそう。とても美味しい。

 というわけで、翌日の朝ごはんは漬けどんぶり。
 予想通りとっても美味しい。卵かけご飯が好きな人は卵黄を載せるともっといいだろう。
 簡単で美味しいので、覚えておいて損のない楽しみ方だ。また次回も作ってみよう。

ドイツ赴任2020_現地生活:サツマイモのきんぴら

2020-06-20 | ドイツ赴任_現地料理
 こっちでは芋と言うと、圧倒的にジャガイモが多い。サツマイモも一応売っているが、選択肢は一つのみ。まあ試しに買って食べてみようということでスーパーで買ってきた。
 ちょいと色が薄い。因みにサツマイモはドイツでは贅沢品なのか税率が19%。普通の食料品の税率7%に比べて高い。

 で、高いから旨いのか?と思ったものの、ネットで見ると水っぽい、甘くないというような書き込みが散見される。
 
 そこでキンピラにして食べることに決定。砂糖を使うから甘くない芋でも大丈夫だ。

 まずは半分に切ってみた。
 オレンジ色。見た目は色合いから甘そうに見える。

 細切りにしてあく抜き。

 水を切ってバターで炒めてから砂糖と醤油をかける。

 芋の表面に光沢感が出てきたところでお仕舞。

 早速ステーキの付け合わせとして頂きます。

 ちょっと柔らかめではあるが、バターと砂糖と醤油のお陰で普通に食べられる。ほくほく感は無いので、食感はイマイチかな。そのまま食べてはダメな奴と言うことが分かったので、今後も加工して食べよう。

ドイツ赴任2020_現地生活:ナスとベーコンのつけうどん

2020-06-20 | ドイツ赴任_現地料理
 使いかけのベーコンとナスが残っているので、処分するための思い付き料理。薄切りの豚バラ肉が普通にあるので、ベーコンでやっても問題ないはず。

 まずはナスを油である程度炒めてからベーコンを追加し更に炒める。次に水を加えて沸騰後、出汁醤油を追加して漬け汁完成。
 うどんの方は日本から持ち込んだ乾麺を茹でてから水で絞めてお仕舞。

 ベーコンのコクが加わって美味しい。あっという間にご馳走様。
 これは当たりだ。また今度作ろう。

ドイツ赴任2020_現地生活:Forellengut Herzberger(鱒の養殖場)で燻製を調達

2020-06-14 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 フランクフルトの近所で何か面白そうなところは無いかとググっていると鱒の養殖場を発見。フランクフルト市内から車で20分程度の距離。レストランで食べることもできるし、養殖魚と薫製の購入もできるようだ。
 コロナ引き籠もり生活でメンタルをやられないようにするためには、適度な刺激が重要だ。そこで酒のあてに、鱒の薫製を求めて現地訪問。

 養殖場のwebサイトの注意書きでは「"FORELLENGUT"で検索しても、カーナビは見つけてくれないよ。"Oberursel, Hauptstrasse"で検索して、現地についてからWaldfriedhofに沿って進んでForellengutに行ってちょうだい」みたいな記述がある。面倒なのでカーナビの地図そのもので目的地を探し出して行先設定。これが一番確実。

 養殖場だから山の中というイメージなのであるが、まさにその通り。自宅から20分程で林道入り口みたいなところに到着。

 対向が来るとすれ違いがちょっと面倒そうな幅員。

 カーナビを信じてそのまま進む。ジョギングやサイクリングしている人がいるので要注意。細い山の道を10分弱進むと、ついに到着。

 早速、車を入口の駐車スペースに停めて中に進む。


 コロナ起因での注意書き。養魚場だけあって、魚にマスクと言うイラスト。

 入口からまっすぐ進むと養殖池に到着。
 薄い黒い影が見える。きっと鱒だろう。

 この池の目の前に小屋があって、そこで魚が買える。
 ウナギも売っているようだ。


 店のお兄ちゃんにSmoked troutちょうだいと言って、1匹購入。
 体長約35cmでEUR6弱。結構安い。

 一食で1匹は量が多いので、釣り用のナイフを使って捌く。柔らかすぎず、固すぎずで非常に捌きやすい。
 このナイフは鱗落としの機能も付いているのでお気に入り。20年以上愛用中。因みに川魚を捌くのは初めての経験。

 魚以外のお摘みも準備して早速Trocken Rieslingで昼飲み開始。
他のお摘みは
・最近のマイブームのモッツァレラチーズの出汁醤油漬けと味噌漬け
・葉玉ねぎのお浸し(ワインビネガーと醤油をかけて、ポン酢の雰囲気で)
・カリーヴルスト
・リンゴ

 結構、皮が固い。皮は食べない方が良さそうだ。実際にかじって見たけど特に美味しくない。
 そこで半分に切って片方を裏返しにして、身だけを食べ始める。
 薫製で含水率が低下した結果、魚の旨味が凝縮。イメージしたよりも脂を感じる。酒のあてにちょうどいいお味だ。お酒を飲まない場合には、フレークにしてサラダに合わせても良さそうだ。
 スーパーで買った鯖の薫製よりもこっちの方が美味しい。これはまた次回買ってもいいお味。残りの半身はちょっと炙って食べてみよう!


ドイツ赴任2020_現地生活:カレーライスには安上がりなリゾット用のお米

2020-06-13 | ドイツ赴任_現地料理
 和食には日本のお米が欲しいところであるが、こっちでは割高だ。カレーライスであれば日本のお米にこだわる必要はないはずだ。そこでこっちのリゾット用のお米が安いので(3EUR/kg前後)、試しに炊いてカレーライスに使ってみた。

 生米そのものの見た目もそうだが、ググってみるとジャポニカ種なので、炊きあがりの見た目は概ね一緒。食べてもまあこんなもんだろうという感じ。十分許せる。但し、炊き立てに明太子や海苔だけで美味しく食べようと言うときには、日本のお米が良さそうだ。

 早速、カレーをかけて食べてみる。

 普通に旨い。カレーならこれで十分。因みにカレーのルーはこっちで買うと無茶苦茶割高。1箱400-500円くらいのイメージ。

ドイツ赴任2020_現地生活:モッツァレラチーズの味噌漬けと醤油漬け

2020-06-13 | ドイツ赴任_現地料理
 モッツァレラチーズの出汁醤油漬けが美味しかったので、味噌漬けと醤油漬けを味比べ。

 味噌漬け:味噌と砂糖と白ワインを混ぜた調味液に漬け込む。
 醤油漬け:単に醤油に漬けこむ。
  安いビニール袋なので、微妙なピンホールから漏れる可能性がある(鮪の漬けを作った時にえらい目に合った)。漏れても被害が無いように、Zipper袋で防御。
 
 2日たったところで、薄く切って早速一杯。
 チーズ以外のお摘みは
・いつものように本鮪の刺身
・ナスの生姜醤油炒め
・二十日大根のスライス
 
 どちらも水分が程よく抜けて、しっかりした歯ごたえ。

 お味は圧倒的に味噌漬けの方が美味しい。味噌が旨いというより砂糖とワインと味噌のお味がうまいことチーズと馴染んでいる。特にほのかな甘みが美味しさ倍増!
 一方で醤油漬けは、味の深みが薄い。昆布でも一緒に入れれば美味しいかもしれないが、それであれば最初から出汁醤油に入れた方が手間が無い。

 と言うわけで醤油漬けの次回は無い。今後は味噌漬けと出汁醤油漬けで楽しもう。

 因みにモッツァレラチーズは1個60円くらい。とても安い。
 

ドイツ赴任2020_現地生活:Rheinhessenのワイナリー”fleischer”でワインを箱買い

2020-06-06 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 地下室のワインの在庫が減ってきた。残り6本。これまでに行ったワイナリーはPfalzとRheingauのお店。新たな場所を開拓しようということで、駐在先の会社の雑談の際に教えてもらったRheinhessen地方のワイナリーfleischerへ行ってみた。
 フランクフルトから車で約30分。Pfalzに比べ非常に行きやすい。お店は倉庫の中。倉庫のドアを潜り抜けていくと、試飲用にスペースが作ってある。
 価格帯は5-20EURくらいのワインで5-10EURくらいが主力と思しきお店。先客が2名。

 まずは店員さんお勧めの2019年のGrauer Burgunderを試飲。とても香りがいい。フレッシュな感じが何とも言えない。お値段は5.75EUR/本。日常使いに良さそうだ。早速、これを6本選択。更にお2017年のTrocken Riesling( Schlossbergと言う畑モノらしい。こっちは8EUR/本)と2017年のDornfelder Trocken(6EUR/本)の試飲をお願いして、どっちも旨かったので、それぞれ6本追加して合計18本お買い上げ。
 合計118.5EUR。EC-Karteが使えるので非常に便利だった。
 
 早速、冷蔵庫で冷やして夕食で一杯。メインのつまみは帰路にVENOSで調達した本マグロ。前回の大トロで懲りたので、今日は赤身メイン。

 

 さくっと以下のおつまみを準備して早速一杯。旨い!
・本マグロ刺身
・二十日大根の葉っぱの煮びたし
・ナスのニンニク醤油炒め
・チーズ&サラミ
・トマト

 近所のスーパーや酒屋でワインを買って飲んでもいいのだけど、ワイナリーで買ってくるという行為が気分的に自分を盛り上げてくれて美味しさ倍増!。
 いずれにしても今日のGrauer Burgunderも当たり。野菜や魚を主体とした和食にとても合う。