三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ赴任2020_現地生活:運転免許到着@コロナ騒ぎ

2020-08-30 | ドイツ赴任_現地生活
 7月上旬にフランクフルトの免許センターで書き換え申請済み。7週間経っても音沙汰無し。心配になってメールで問い合わせ。速攻で返事が来た。

Ich habe Ihren Führerschein am 26.08.2020 an Ihre Privatadresse geschickt.
Dieser dürfte in den nächsten Tagen bei Ihnen eintreffen.

間の悪いことに、ちょうど問い合わせの前日に送ってくれたということだ。

 おとなしく待っていると、その3日後、ポストに郵便が!ついに待望の免許到着。10年間有効。日本で18の時にとった免許(中型車8t限定、AT限定なし)であるが、それの書き換え結果は以下の通り。
 運転できるのは原チャリ(AM)、乗用車(B)、トレーラー付き乗用車(BE)、トラクター(L)。12の欄は制限事項とかの特記欄で、70.Jは日本の免許からの切り替えと言う意味らしい。本来であれば、ここに01.01 が付記されて眼鏡の制限が入るべきなのであるが、記載がないのでびっくり。切り替え時に提出した日本の免許のドイツ語翻訳にはきちんと限定条件として眼鏡ということが書かれていた。そのかわりにトラックのC1が抜け落ちているような・・・。まあ、運転することはないから関係ない。
 ちなみに運転可能車両とか制限条件はドイツ自動車連盟 の運転免許証についてに詳しく載っている。

 あとは日本の免許がいつ返還されるかだ。帰国したときに困る。まあ、期待しないで気長に待とう。

 

ドイツ赴任2020_現地生活:BREEのバーゲンでメッセンジャーバッグを購入!

2020-08-26 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 フランクフルトのベルリッツの近所のBREE。バーゲン中なのでちょっと覗きに行く。
 BREEというと、ヌメ革で熟成した後の色の変化を楽しむイメージであるが、化繊系の鞄もあることにびっくり。ショーウィンドウの白い鞄に一目ぼれ。黒と茶色の鞄しか持ってきてないので、春夏のカジュアルな服に合わせるにはこの白がピッタリ。
  早速お店に入って、店員さんにショーウィンドウから取り出してもらってお買い上げ。

 Punchと言うシリーズの722番というアイテム。通常価格が税込み59.95EURが44.95EUR。日本での価格をググってみると、お値段は倍以上(色による違いがあるかもしれない)。なかなかお買い得だ。

肩ひもを伸ばすとこんな感じ。

裏側はこう。

中は非常にシンプル。A4サイズのPCも入る。

 日本からこっちに持ってきた鞄と集合写真。
 スーツを着ているとき以外は使わない。こっちの仕事で使ったのは初日の出勤のみ。約15年使用。欠点は重くて使い勝手が悪い。とはいうものの、人が持ってないものが好きなので色やサイズ違いで合計5個所有(NHのアメニティのミニグローブトロッターは含まず)。

右:吉田カバンのトートバッグ(HEAT)
 もともとはマグライトが付属品なのであるが、旅行先のベトナムで落としてきてしまった。約20年使用中。サイズが大きく、何でも放り込めて便利。欠点は重いこと。

 さて、明日の通勤から早速、BREEを使ってみよう。

 

ドイツ赴任2020_現地生活:柔らかいキャベツを見つけたので皮から餃子づくり!

2020-08-24 | ドイツ赴任_現地料理
 週末の食材を調達しにReweへ。野菜売り場でこれまで見たことのない品種のキャベツを発見。Urkohlと書いてある。形はWeißkohlによく似ているが、葉の厚さが全然違う。こっちの方が薄い。日本で普通に売ってるキャベツと一緒。Weißkohlは無茶苦茶に葉が固くて、日本で慣れ親しんだキャベツとは全然違う。受け入れがたい食感。そこで、久々に日本で慣れ親しんだ味を楽しもうということでUrkohlをお買い上げ。
 一人暮らしでキャベツを1個買うと、消費が大変だ。そこで本日の食事はキャベツの大量消費が可能な餃子に決定。小麦粉を1kg買って使い道に困っていたのでちょうどいい。

 まずは小麦粉に塩水を加えて皮づくり。適当な硬さになるまで水を加えながらこねて、いい感じになったところで冷蔵庫で2時間寝かせる。
 2時間後に冷蔵庫から取り出して、棒状に伸ばしてから片栗粉をまぶしたまな板の上で適当に切っていく。

 
 ひたすらマシーンのように皮づくり。暇な独り暮らしの時間つぶしにちょうどいい。頭の中は既に餃子で一杯。ひたすら皮づくり。
 中のタネは非常にシンプル。豚肉に塩を少々加えてよく練ってから冷蔵庫で寝かせて、みじん切りにしたキャベツに塩を振って水をきってから、お肉と合体。そこにニンニクとだしの素と胡椒で味付け。通常であれば、中華の素とか、オイスターソースを加えるところであるが、在庫処分ということで今回は出汁の素を使用。

 ひたすら無心に包んで約50個完成。形が悪いのは手作り皮が真円ではないから。まあ、これくらいは許容範囲。作り過ぎた皮は冷凍だ。

 最初は茹で餃子。ポン酢の代わりにワインビネガーと醤油で頂く。もちろんこれだけではおつまみとして不十分。他のおつまみと合流。
本日のおつまみ
✔モッツァレラチーズの出汁醤油+胡椒漬け(浸透圧で身がしまると共に、出汁の味を吸って、蒲鉾みたいな味わい)
✔昨日の残りのフランス産生牡蠣(昨日、1ダース購入した残り。)
✔サーモンのカルパッチョサラダ(ルッコラ+トマトにトリュフ塩とオリーブオイル)
✔ごく普通にサーモンの刺身
 肝心の茹で餃子であるが、手作りの不細工で厚い皮が独特の味わい。モチモチして美味しい。出来合いの皮とは一味違う。スパークリングワインがどんどん進む。締めは焼き餃子。

 いい感じに焼けた。漬けダレは出汁醤油+ワインビネガー。

 さっきの茹で餃子も皮がモチモチして美味しかったが、こっちは「カリッ+モチモチの後にジュワーっと肉汁」で無茶苦茶旨い。今日も満足。

ドイツ赴任2020_現地生活:イベリコ豚のPresaの焼豚@低温調理

2020-08-17 | ドイツ赴任_現地料理
 イベリコ豚のPresa(冷凍)を1.3kg購入。解凍後の初日は焼肉で堪能。まだまだ沢山残っている。コロナ騒ぎによる強制一人暮らしなので肉が悪くなる前にさっさと食べないといけない。冷凍肉の解凍後の再冷凍なんてのは論外だ。火を通せばこっちのものと言い聞かせ、残りは焼豚にすることに決定。

 焼肉でRieslingを1本飲んで非常にだるいが、残った気力を強引に振り絞る。まずはまな板に肉を載せてフォークでプスプスと刺しまくる。次に塩胡椒を両面にまぶす。お次はジッパー袋にニンニクをすりおろして、そこに蜂蜜と醤油とだしの素を放り込んで肉を入れる。
 ここで冷蔵庫に放り込んでお休みなさい。

 さて翌日。200℃くらいで20、30分焼いたらいいのかなぁと思うものの、念のためオーブン、チャーシューでググると関連キーワードで低温というのが気になる。そこで低温に的を絞って先人の記述に目を通す。どうやら肉を固くしないで美味しく食べられそうだ。但し、生焼けは危険。120℃で1.5hくらい加熱すると良さそうだ。人によっては更にそのあとで100℃で更に熟成している。先人の肉の厚さと自分の買ってきた肉を見比べ、120℃80分、100℃30分の加熱に決定。
 120℃に予熱後、お肉を放り込む。お肉は生焼けが嫌なので、焼く前に予め室温に戻してある。
 入れた直後は焼けてる気配は全くない。これで本当に大丈夫なのかとやや不安。しかし、ずっと目の前で見ているのは疲れるので、パソコンに向かってドイツ語のお勉強。3時15分前とか2時半とかの言い方を一生懸命覚える。そもそも論として大学時代に習ったドイツ語は殆ど頭に残っていないので、数字そのものが頭の中に無いので厄介だ。悪戦苦闘していると、キッチンからいい匂いが漂ってくる。40分程立ったところで、肉をひっくり返しに行くと、結構表面がいい感じに照っている。脂もだいぶ溜まっている。こんな低温でも焼けるのだと感心しながらひっくり返す。裏面はまだ美味しそうに見えない。ぶよーっとした感じ。扉を閉めて更に40分加熱。

 120℃80分の加熱終了。扉を開けて状態を見ると、いい感じに焼けているようだ。独り暮らしで菌汚染で痛い目に合うのが嫌なので、裏返して100℃に再設定して更に30分加熱。タイマーがなったところでオーブンの蓋を開ける。菜箸を肉に刺してみる。透明な汁が出てきた。これは大丈夫の合図だ。
 ここで蓋をあけっぱなしにして肉の温度が下がるのを待つ。焦ってすぐに切ると、肉汁がダダ洩れになる。
 適当に温度が下がったところで肉を真っ二つに。

 弾力感がありながら、中まできちんと火が通っている。成功だ!

 食べやすく薄切りにする。
 初挑戦にしてはいい感じの出来具合。加熱の仕方がいいのか、肉がいいのかわからないが、弾力感のある仕上がりにびっくり。 
 肉をつけて食べるのにジップ袋に残っている漬け汁に白ワインをチョット加えて、鍋で沸騰させてあくを取り除いて小皿に移す。


 昼食兼夕飯完成。
付け合わせは以下の通り。
✔モッツァレラチーズとトマト
✔サツマイモのフライドポテト(生のサツマイモは贅沢品扱いで税額が高いが、これは軽減税率でびっくり。)
✔焼きBratpapricaの出汁醤油とワインビネガー和え

 早速、焼豚を口に放り込む。

 旨い!弾力感が何とも言えない。蜂蜜の仄かな甘さのきいた醤油味が非常にいい。漬けダレを煮詰めて作ったタレをつけて食べると強烈なパンチ。つけすぎると肉の味が消えてしまう。付けないで食べる方が美味しいかも。冷蔵庫にあった甘い粒マスタードも試してみたが、これもイマイチ。そのまま食べるか、辛子醤油が良さそうだ。

 いずれにしても大成功!これはまた今度作ってもいい味だ。

ドイツ赴任2020_現地生活:イベリコ豚のPresaで焼肉

2020-08-16 | ドイツ赴任_現地料理
 前回のSecretoは脂が多過ぎて50近い親爺には厳しかった。そこで今回は違う部位ということでPresaを選択。ググってみると肩ロースのいいところみたいな感じか。
 冷凍品で1.3kg。20EUR/kgくらい。当然、1回で食べられるわけは無く、まずは焼肉で400gくらい消費することに。トウモロコシが皮つきで美味しそうだったので合わせて調達。こっちはレンジでチンでおやつに。

 冷蔵庫で一晩解凍。中心部がちょっと固いが、寧ろ切り易くていい。脂が綺麗に入って美味しそうな色をしている。

 早速、テーブルに油跳ね対策に新聞や広告を敷き詰めて、日本から持ってきた変圧器と卓上IH調理器とフライパンをセット。独り焼肉なので、フライパンが丁度いいサイズ。

 こっちの方がSecretoよりも脂が少なく食べやすい。弾力感に溢れたお肉で非常に美味しい。Scheck-in Centerで買ってきたトリュフ塩と自宅の在庫の岩塩+レモンと岩塩+黒コショウの塩味三種類を比較。気合を入れて買ってきたトリュフ塩であるが、自分的には岩塩+レモンが一番うまい。塩でお肉の甘みを引き立てながら、口の中でさっぱり。この食べ方だと白ワインにとても合う。あっという間にReisling1本と共にお腹の中へ。
 
 

ドイツ赴任2020_現地生活:Scheck-In Centerでトリュフ塩を調達

2020-08-16 | ドイツ赴任_現地料理
 イベリコ豚を1.3kgも買ってきた。自宅常備のソルトミルに入れてある岩塩+レモンで食べようと思ったのだが、より美味しく食べるためにトリュフ塩を探しにOstendのScheck in Centerへ。自転車で行くのはちょっとためらう距離。Hausenから車で20分弱。EDEKAの大規模店で、ここはALDIのようには安くは無いが、品ぞろえが圧倒的で見ているだけで楽しい。
 早速お店の中へ。

野菜売り場。キノコの種類が豊富。シイタケもある。因みにこの売り場で絞っているオレンジジュースが無茶苦茶いい匂い。リモネン臭が非常に濃厚。
 因みに野菜は1個売りと量り売りがあるので間違えると面倒。量り売りは自分で計量器に品目番号を入力してから秤量して価格シールを打ち出さないといけない。

蜂蜜売り場。安物から高級品まで種類豊富。焼き豚を作るのに安い蜂蜜を調達。

チーズとお惣菜と鮮魚売り場。チーズの種類が非常に豊富。魚はVENOSの2、3倍のお値段で種類も少ない。因みにお寿司も売っている。

塩売り場。棚の一番奥まで塩と言うことは無くて、手前側のみが塩。奥はMaggiとかKnorrの調味料。
 非常に種類豊富。ここでお目当てのトリュフ塩を発見。こういう気の利いたものはやっぱりScheck-in Centerにかぎる。

 1本100gで10.29EUR。食料品の安いドイツにしては結構いいお値段。とはいうもののドバドバと使うモノではないので、いろんな料理で試せそうだ。

ドイツ赴任2020_現地生活:ナスと豚肉の漬け汁うどん

2020-08-13 | ドイツ赴任_現地料理
 こっちのナスは大きい。1個買うと数日は食べることになる。簡単なので炒め物を多用しているが暑くなってきたので、さっぱりと食べたい。
 そこでうどんの漬け汁にすることに決定。

 まずはナスを適当に切って水につけてあく抜き。そのあとでレンジでチンして軽く温めてから油で炒める。ある程度しんなりしたところで豚肉を追加して炒める。豚肉はスーパーの精肉コーナーでおばちゃんにお願いして薄く切ってもらったもの。
 最近は慣れてきたので、以下の呪文を完全に会得したのですらすらと注文できるようになった。

Das bitte(指で指し示しながら)「それください」
Dünn schneiden bitte.「薄く切ってください」
300 g bitte. 「ドライフンダートグラム おねがい」

 因みに会社のドイツ人同僚に、日本人は薄切りの肉が好きだけど、お店の棚に並んでないから、このドイツ語だけはしっかり覚えてるよと言ったら笑ってくれた。

 さて、ある程度、肉に火が通ったところで、お酒の代わりに白ワインを振りかけて砂糖を少々放り込む。アルコールが飛んだと思しきところで、水とだしの素と醤油を追加。沸騰したところでお仕舞。後は隣のお鍋で茹でておいた饂飩を水で絞めて完成。

 文章で書くと長いが、20分もかからない。忙しいときに便利な食事。しかも普通に美味しい!漬け汁を余分に作っておけば、翌日以降はより簡単に食べられる(今回は3回分調製)。

ドイツ赴任2020_現地生活:夏は生牡蠣にスパークリングワイン!

2020-08-10 | ドイツ赴任_現地料理
 日本はかなり蒸し暑そうだ。冷房なしの生活なんて考えられない。日本の自宅ではウッドデッキにプールを出して楽しんでいるようだ。

 ドイツもだんだんと暑くなってきた。日本に比べて湿度が低いとはいえ、日差しの入るリビングは暑い。そんな暑い休日の過ごし方は昼飲みに限る。
 VINOSで魚介を物色して、牡蠣と鮪を調達。

 牡蠣剝きつきなので、とっても便利。これで3本目。
 剝き方を会得したので、あっという間に準備完了。
 暑い日の昼飲みなので、おつまみは簡単であっさりしたものだけ。
✔ナスの出汁醤油炒め
✔モッツァレラとトマト
✔生ハム(イベリコ)
✔本マグロの刺身
✔生ガキ
✔サラダ(サニーレタスとブルーベリー)
 よく冷やしたスパークリングワインが暑い昼に最高!
 自宅飲みなので非常に安上がり。円換算でこれで3000円弱。

ドイツ赴任2020_現地生活:ドイツのナス~田楽や炒め物で美味しい!~

2020-08-10 | ドイツ赴任_現地料理
 こっちのナスはでかい。日本でいうところの米ナスと丸ナスみたいな奴が売っているのだが、どちらも巨大。

 VENOSで買ってきた丸ナスみたいな奴をTigerビールと比較。
 炒め物にして食べると、独り暮らしなので4回は楽しめる。油で炒めてうどんのつゆにしても美味しい。田楽も美味しい

 因みにTigerビールはALDIで購入。約100円。地元のビール以外でも安いのが驚き!今週のALDIの広告をみたらアサヒのスーパードライも同じような値段で出ていてびっくり。

メイちゃんの瞳:落果

2020-08-08 | 栽培記録_メイちゃんの瞳・アルプス乙女
 我が家のメイちゃん4年生。初めての結実(僅か1個)で収穫を待ちわびていたところ、家族から悲報が。気が付いたら虫よけネットの中にリンゴが落ちていたとのこと。熟れて落下したようだ。但し、虫食い状態。

 勿体ないので食べてみたらしい。

 まずは虫食いの部分を避けて切断。この向きだとキレイに見える。

 肝心の中身。
 うーん、残念なことになっている。

 しかしながら初収穫なので大丈夫な部分を切り出して試食@子供たち。

 長男7歳:美味しい
 長女11歳:酸っぱい

 残念な結果であったが、子供たちとしては楽しめたようで良かった。