三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

「うなぎを捕まえて食べる」:その1 もんどりの試作

2019-07-21 | 釣り
 子供の自由研究。鰻を捕まえようということになったので、捕獲方法を検討。youtubeでやっていた「もんどり(入ったら出られない筒)」による捕獲を行うことに決定。塩ビパイプでの製作事例が多数あるので、我が家でも塩ビパイプで作ることに決定。

材料/道具の調達(4本分)
・塩ビパイプ:65Φ4m約1300円 85cmを4本とって、残りを4等分(約15cmx4)
    ホームセンターで購入して、1カット約50円で全てお店で切ってもらう。
・PE補修糸:1.5mm x 50m約300円。園芸でつかうようなもの。
・ペットボトル4本:飲み口側の方だけを使う。魚の入り口として、最終的にはパイプに差し込む。
・結束バンド:パイプとペットボトルを接続するのに使う。紐でも構わない。
・のこぎり:折り畳み式のもので自宅にあった万能タイプのもの。
・電動ドリル:レンタルするつもりであったものの、リョービ 電動ドライバー ドリルキット付き FDD-1010KTが特価で約4000円だったので衝動買い。

その①:入口づくり
 youtubeでは塩ビパイプを加工しているのがほとんどであるが、加熱加工が必要なので子供には難しい。そこで今回の工夫はペットボトルの採用。これなら子供でも加工可能。
 
 ペットボトルの頭の方を切断。魚が中に入れるように適度に切れ込みを入れる。また、塩ビパイプよりもこっちの方が大きいので、1か所はすべて上から下までハサミを入れて、サイズ調整(重なり合う)できるようにする。

 
 ペットボトルを固定するための穴あけ4か所。ペットボトルの方も要穴あけ。

 
 結束バンドでペットボトルの上部と塩ビパイプを固定。中に見える緑色は仕掛けをひもで結ぶための輪っか。

②魚の取り出し口づくり
 反対側に長方形の穴づくり。
  
 電動のこぎりがないので、ドリルである程度穴をあけてからのこぎりで切断。ドリルを使うついでに、出口側のパイプの外周に穴をあける。これは紐を交互に通して魚が出られなくようにするため。
 
 無事に切れたら、15cmの長さに切っておいた別のパイプを縦に1か所きって、パイプにはめ込む。これをくるっと回しつつ位置をずらせば、
 
 こんな感じで取り出し口を隠せる。仕掛ける時はこの状態。

③反対側の穴ふさぎ
 この園芸用の糸を穴に交互に通していく。

 こんな感じで出来上がり。

 慣れていないので所要時間は約40分/1本。

 電動ドリルはなくても出来るかもしれないが、圧倒的に有った方がラク。無いのであればホームセンターで要レンタル。








鰯釣り@和歌山 田ノ浦漁港 2016年8月16日

2016-08-21 | 釣り
 子供が釣りをしたいというので、安全かつ簡単に釣れそうなものはないかとweb検索。和歌山の田ノ浦漁港でイワシが釣れているようだ。というわけで和歌山の田ノ浦漁港でサビキ釣りに決定。ここはトイレと駐車場(夏季610円/日)があるので安心。

  イワシが回遊中。これなら固い。きっと釣れるはず。

  早速、仕掛けをセットして子供に竿を持たせる。磯の上物竿なので、子供にはちょっと長すぎ。

  魚がかかると、途中で子供と交代。長女は釣りは好きだが魚を触るのは怖いようだ。

 暑いので1時間で39匹(10cm前後と20cm前後のサイズ)釣ったところでおしまい。漁港のすぐ隣は「なみはやビーチ」(とっても小さい砂浜で地元民の穴場)なので、水着で釣りに来れば、そのまま海水浴も可能。また、BBQも可能(ただし場所代1000円くらい)。

グレ狙いで萩尾へ出陣 結果は水温低下でお手上げ

2008-02-03 | 釣り
 今年の南紀の水温が高いなあ(18-20℃)と思っていたら、最近の急激な低下で当日の萩尾の水温は16℃。沖磯に行けばよかったものを、のんびり釣りたかったのでウ島へ渡礁。

 ボイルのオキアミを巻くと小さい鰯らしき魚が大終結。グレの姿は全く無し。棚を深く取って攻めていくと、最初がササノハベラ、その後、写真の特大ガシラ27cm、納竿間際に餌取りの熱帯魚。

 散々な結果・・・。

 でも、ガシラを活かして持って帰って、締めてすぐに刺身にして食べたら激ウマだったから、ちょっぴり嬉しかった。

口和深の大島でぼちぼちと

2007-06-03 | 釣り
 笠甫の夜釣りついでに口和深に行こうと思ったものの、夜釣りの釣果はまだあまり良くないとのことで、昼間の口和深に釣行。

 出船は朝4:30。大島に渡礁。

第一投 足元狙い。スカ。
第二投 浮き下3ヒロで沖合い15m付近に放り込む。 いー感じに潮にのったなーと思っていると、ゆっくりと浮きが消し込む。間髪いれずにあわせると、グレの引き。結構、良い型だなと思っていると、強烈な締め込みと共に針上でハリス切れ。
 
 以上の結果から本日は沖狙いに注力。餌取りが多いので手前側にコマセを打って、その先の潮の流れのところに仕掛けを放り込む。刺し餌、コマセともにボイルのオキアミ。

 潮は周参見方向への流れ。30mぐらい流すと、浮きがシャープに消し込む。あがってきたのはでっぷり太ったイサギ。卵か白子がありそうだ(どっちも旨いんだ!)。関東から関西に来た当初は「イサギ」と濁るのに違和感を覚えたけど、今では普通に「イサキ」ではなく「イサギ」と言えるようになったなぁ。

 その後も同様の釣り方でイサギを合計4匹。本当はもう1匹イサギと思しきのをかけたけど、サメに強奪されてしまった。ちなみに見老図も口和深もサメが回っているとのことだ(船頭+つりクラブのメンバー情報)。特に沖磯はサメの猛攻らしい。

 他の魚も釣りたかったので、シモリ周りも攻めてみたけど、結果は三の字5匹。全て30cm以上なので引き味が良く腕が痛い。

 お持ち帰りの魚は少なかったけど、まあまあ数は釣れたので満足の一日。

 抱卵イサギだったので、卵の煮つけが旨かった!




 

2007年初釣り 強風の口和深でグレ1匹

2007-01-14 | 釣り
 1/13。今年最初の釣り。会社の磯釣りクラブの初釣り寒グレ大会なので相性のいい南紀の口和深を選択。

 天気は良いものの激しい強風。最初に渡礁したのはお気に入りの沖の片ハエ。竿受けを磯に打ち込んで仕掛けを作っていると、いきなり強風に煽られて竿+リールが海に落下。慌てふためき玉網で掬い回収。あー危なかった。

 足場の悪い磯にしっかりと踏ん張って、北西風に向かって仕掛けを放り込む。さて、コマセをかぶせようと思っているといきなり竿が海面に向かって突き刺さる。強烈な引き。幸先の良いヒット。コレはでかい。このままでは仕掛けが切れるので、道糸を出して体勢を立て直す。さてこれからと思ったら、足元の根ずれで道糸切れ。ショック。この後はベラやオジサンのみで全く本命の当たりは無し。風と波が激しくなってきたので、9:30に磯替わり。

 
 続いてあがったのトヤの裏側(トップの写真:トヤからタイコの西への眺め)。風裏になり、足場が非常にいいのでようやくリラックスできる(先ほどの沖の片ハエは海面から突き出た鋭角の小さな磯なので足場が悪くて強風時はとっても怖い)。
 既にトヤには6人の先客。当然、表の方に集まっている。釣れる雰囲気の無い裏側で仕方なく竿を出す。足元の払い出しにコマセを打ち込んで、棚三ヒロでタイコに向かって流す。2投目。足元から竿2本分ぐらい流したところで、浮きがもぞもぞと微妙な動き。ゆっくりとしもって行くので一呼吸待ってから、合わせを入れるといい感じの重量感。引き具合もグレに間違いない。磯際への突っ込みをかわして揚がってきたのはグレ38cm。
 初釣りで釣れたので良かった。これで大会の検量に出せると一安心。

 その後は納竿の13時まで全く当たりは無し。

 肝心のクラブの大会は30台前半のグレを持ったメンバーが多く、2位入賞でギフト券9000円獲得!1位には1cmの負け。うーん残念。
 

2006年納竿 口和深のトヤでぼちぼち

2006-12-10 | 釣り
 12/9(土)今年最後(?)の釣り。会社のクラブの納竿大会。相変わらず賞と参加者の数がほぼ等しいので、規定サイズ以上であれば、入賞は堅い。

 天気予報によると低気圧がいることから雨。気圧配置的には口和深は平気だろうと判断して出船確認せずに直行。6時半出船。

土曜日というのになんと客は6人

前の晩の出船問い合わせで出ないと言っていたのだろう。これは今日はどこでも出来るなあと喜んでいると、結構なうねり。お気に入りの沖の片ハエはそこそこ波を被っている。そんなわけで大島とトヤの2箇所からの選択。小さな場所でじっくりが好きなので、トヤに渡礁。但し、ここは初めて。

 船着きから沖に向かって右側に釣り座を構える。

 まずは足元。コマセもサシ餌もボイルであるが、あっという間にチョウチョウウオが沢山。そこで右手から沖合いに伸びていくサラシにコマセをうって、仕掛けは沖合いのヨレの部分に放り込む。これが本日の正解。

 数投目。潮に任せて浮きを潜らせていくと、竿をひったくる強烈なあたり。しかしながら竿をたたく引き方。特大の三の字だなあと思っていると急に竿が軽くなる。痛恨のバラシ。仕掛けを確認すると針先が伸びている。

 気を取り直してあたりのあったポイントを集中的に攻める。

 その結果、満潮の潮どまりまでに30-33cmのグレを3つ。その後は雨の中、12時過ぎまでがんばったけれど、25cmの木っ端尾長グレと三の字のみ。まあまあの結果かな。

 肝心の大会はグレ・石鯛の部で2位入賞(1位に4cmの負け)で4000円のJCBのギフト券獲得。

 ちなみにお魚は独りでは食べきれないので、一番大きいコイツを残して、


実家へ発送。

 まだ脂ののりはそんなにないけど、身がプリプリ。お造りが旨い。



 あらは勿体無いので煮付け。今回は魚料理屋風に醤油とお酒のみの薄い味付け。臭みはないけど、いちおう梅干を放り込む。



 グレ一匹でお酒が非常に進む。飲んだ後はお造りの残りでグレ雑炊。あー旨かった。

 久々に充実した一日だった。

笠甫の夜釣り+口和深の昼釣り

2006-11-05 | 釣り
 11/4(土)は会社の磯釣りクラブの大会。時期的にはイガミ(舞鯛)狙いが堅そうだけど、あまりにもおっさん臭い釣りなので却下。結局のところ普通にグレ狙いに決定。釣行先はネットで情報収集した結果、どこも大差が無さそうなので自分と相性の良い口和深に決定。しかしながら昼釣りのためだけに、紀南まで遠征(といっても3時間のドライブだけど)するのは勿体無いので、前日に笠甫の地磯での夜釣りを追加。

1.笠甫の地磯で夜釣り
 満潮が夕方なので夜釣りにもかかわらず、現地には11:30AM到着。この時間帯はまともなものが釣れないので、他人の釣りをチェック。餌木でのアオリイカ狙いが多いが、全く釣れていない。こんな状況では見ていても仕方ないので、ビールで弁当を流し込んで、磯の上で昼寝(傍から見ると磯の上に死体が転がっているように見える・・・)。

 陽の沈みかかってきた頃から釣り開始。この時間帯ならグレが来るかもしれない。グレ狙いの軽い仕掛けを放り込むたびに当たりがあるけど、かかってくるのは全て木っ端尾長グレ。大きいのでも僅か20cm。全てお帰り願う。

 完全に陽が落ちてから、仕掛けを夜釣り用の極太に変更。フカセでの大物(コロダイ・フエフキダイ等)狙いなので、いつもこんな仕掛けを使っている。

 ・3号のフカセ竿(重い)
 ・PE5号を巻いた中型のレバーブレーキリール(グレ狙いのを転用)
 ・7号のハリス+ヒラマサ針9号(軸が太く、伸ばされ難いので好い)

 ちなみにこんな仕掛けでも、僅か30cmのグレやイサギがきちんと釣れる。

 餌は何が来てもいいのでオキアミ。原油高騰と資源枯渇による最近の値上げが恨めしい。

 仕掛けを放り込むと当たりはあるものの、釣れるのは夜釣りの餌取りの定番、ネンブツダイアカマツカサミナミハタンポ。いい加減飽きてきた夜8:00。綺麗に浮きが沈みこむ。合わせを入れると、餌取りよりは重い手ごたえ。しかしながら、夜釣り用の極太仕掛けなのであっけなく抜き揚げ。釣れたのはイサギ31cm。まともな魚なのでこいつはキープ。しかし、小さい・・・。

  痩せてるなあ・・・。
 
 ちなみにこの魚、関西ではイサギと濁るけど、関東ではイサキと濁らない。

 この後は餌取り以外何も無く、飽きてきたので23:30納竿。

2.口和深の昼釣り
 夜釣りの後は日置川の道の駅に車を止め、一杯飲んでから就寝。流石に11月。ブランケット一枚では寒かった。寝袋を持って来るべきだった。朝5時に起きて口和深の谷口渡船へ。グレのシーズンにはまだまだ早いので、客が少ない。そんなわけでシーズンには渡礁困難な三ツ石の一つ、中の三ツ石にらくらく渡礁。

 中の三ツ石からみた平床。潮が高いと波を被るので、結構大変。中の三ツ石の方が高さがあるので、大潮の際も安心感がある。
 
 早速、コマセを撒いて釣り開始。水温がまだまだ高く、餌取りの活性が高い。チョウチョウウオの大群に磯全体が囲まれているかのようだ。ボイルのオキアミであるものの、磯際ではあっという間に取られてしまう。そこで沖狙いに変更。しかし、沖はダツが海水浴。仕掛けを放り込んでしばらくすると、浮きが真横に走っていく。ダツが勝手にかかって、海面すれすれを疾走して行くのだ。大してパワーは無いのであっさりあがって来るのだが、釣れて来るのはどいつも70-80cm。抜きあげるには重過ぎ。竿が折れては困るので、玉網で掬って針を外して海にお帰りを願うこと数回。

 ここでまともな釣りは諦めて、大会の検量用に三の字(ニザダイ)狙いに変更。仕掛けを重くして、餌取りを避けて底狙い。狙い通りすぐにヒット。35cmの三の字。ここで根気が切れて12:30に磯から撤収し、車内で検量時間まで仮眠。

 結局のところ、クラブの大会は2位入賞で賞金4000円獲得。

 非常に疲れた2日間であった。

久しぶりの釣り 大引のアシカ(親)

2006-06-04 | 釣り
 昨日は今年の初釣り。会社の釣りクラブの例会なので勝ちに行く作戦を立案・実行。例年だと中紀一帯にソーダガツオが回っているので、見た目が悪いけど磯で投げサビキをやって、大会の審査用の魚を確保(他魚の部での入賞狙い)してから、本命のグレ釣りだ。
 しかしながら、今年は船釣りの釣果速報をチェックしても、ソーダの釣れている気配は無い。仕方ないので正攻法でグレ釣りのみを実行。行き先は中紀の大引。前の晩が会社の飲み会なので南紀は面倒だ。

 今回は正攻法なので、いつもの平バエ(人が少ないので、サビキをやっても恥ずかしくない)はやめて、アシカの親に降りる。湾内はベタベタだったのに、磯の上は強風。ノースリーブに夏用の速乾性パンツ一枚+穴が開きまくった磯靴で来てしまった自分が間抜けすぎる・・・。おもいっきり鳥肌。
 寒さを我慢して2ヒロほどで流していく。潮は下り。餌取りが多いのでボイルを使用しているものの、あっという間に取られてしまう。

 沖に流すのは止めて磯際狙いに変更。これが正解。といっても本命のグレでは無く、ウマヅラハゲ(28cm;写真参照、既に皮はがし済み)を8時頃にゲット。とりあえず、25cmを超えているので、大会の審査には出せる。そこから、徹底的に磯際狙いをやり、最終的にはニザダイ(37cm)を追加し、これで2位入賞、4000円のJCBギフト券をいただき!

 この日は本鰹が回っていたようで、ヒジキでかご釣りをやっていた人が3本(50cm弱)ゲットとのこと。次回はルアー持参が良さそうだ。

 ちなみに丸裸になったウマヅラはキモ和え(わさび醤油味)とあら煮で頂きました。

久しぶりの釣り

2005-10-08 | 釣り
 金曜の晩から土曜の朝2時過ぎまで雨の中、夜釣り。今年はこれで2回目の釣り。入社当時の週に5回ぐらい行ってた自分が懐かしい。

 今回は南紀の日置川町の地磯。車を海沿いに止めて、約20kgの荷物を担いで徒歩15分。行くだけで結構疲れる。水深は満潮時で約3mなので、昼間は底がみえる(魚が全くいないのが良くわかる)。

 ここは夜が凄いのだ。完全に回遊狙いになるのだが、辛抱強く待ってると、結構楽しい思いをしている。オキアミを餌にしたフカセ釣りで、グレ、イサギ、コロダイ、ヘダイ、イズスミ、フエフキダイ、ニザダイ、平スズキ等、美味しい魚から、引きだけなら最高な魚まで、幅広く釣れる。
 そんなわけで、普通のフカセ仕掛けでは、切られまくって釣りにならないので、ここでの仕掛けは極太。具体的にはこんなのを使ってる。

 竿:離島の大物用の3号
 リール:これは普通のレバーブレーキ(3000番)
 道糸:PE6号
 ハリス:8号
 針:ヒラマサ9号(細軸の針だと、でかいのが来ると針が伸びる・・・)

 こんなえげつない仕掛けでも40cmに満たないグレがきちんと釣れる。

 で、雷雨にめげずに釣った結果は以下の通り。

イサギ:35cm x 6(お持ち帰り)
オジサン:30cm x 1(リリース)
太刀魚:60cm x 1(リリースするか迷ったけど、唐揚げの誘惑にお持ち帰り)
ボラ:50cm x 1(リリース)
小あじ:多数(リリース)

 残念ながら、今回は特大サイズは来ませんでした。残念。そんなわけで昔釣った奴の魚拓を今回はアップ。このイズスミはやり取りに10分ぐらいかかったかなあ。