三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ駐在2021:ドイツ三大美城の一つ Eltz城へ家族でお出かけ

2021-07-30 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 以前から行こうと言っていたEltz城へ車でお出かけ。フランクフルトから片道140km、車で2時間弱。城の南側の駐車場(3EUR)へ停めて、川沿いの道を北上。昨年、一人で来たことがあるので迷わずにサクサク進める。

 山の上り口。直前の豪雨で木が流されてきたようだ。去年あったお城の案内板も見当たらない。直前の道もかなり草木が倒されていた。

 幸いなことに山道は無事で徒歩20分程で城の手前の階段へ到着。


 階段を上ると古城には不自然なモノが目に付く。一日の人数制限の電光掲示板だ。。

 開城直後に到着したものの、既に数10人が城内の模様。

 門をくぐって中のチケット売り場でFamilienkarte(30 EUR)を購入。バラバラで買うよりもちょっとお得。 コロナ対応用にLucaのアプリを事前に入れておいたので、連絡先登録はあっさり完了してお城の中へ。

 お城の中は撮影禁止。途中でガイドさんについて武器庫、ダイニング、キッチン、寝室等を案内してもらって解散したところで宝物の部屋を見てお仕舞。合計約1時間の見学でお仕舞。お後はお土産売り場を経て山道を引き返して帰路のドライブ。

 朝7時の出発で14時過ぎに帰宅。往復約300km。ほとんどアウトバーン走行なので、日帰り旅行としては非常にラクチン。



ドイツ駐在2021:Speyer技術博物館へお出かけ

2021-07-13 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 会社の同僚から教えてもらったハイデルベルクの近所の技術博物館。飛行機や自動車や船の博物館があって子供連れにいいということなので早速調査。SpeyerとSinsheimの2か所に分かれており、家族4人で両方行くのであれば家族会員(年間100EUR)になった方が割安ということに気づき、早速webで申し込み&料金支払い。申し込みから3日ほどで入会セット(年パスとパンフレット)が到着。

 送られてきたもので一番重要なのは会員カード。これを博物館のチケット売り場で見せると、その日のチケットをくれる。但し、IMAXシアターのチケットは別料金(割引がある)。その次に重要なのは赤い紙で、Speyer博物館の駐車料金についての説明。チケット売り場で会員カードと駐車券を見せれば、出口で使える無料の駐車券を渡してくれるとのこと。これだけ覚えておけば十分。
 お次はコロナ対策での手続きに従って、博物館のweb予約。会社の同僚のお勧めに従って、まずはSpeyerを予約。申し込むとすぐに予約確認が自動送信されてくるので、無くさないように受信簿でメールにフラグを立てておいて、当日のスマホ提示に備える。これで事前準備は万全。
 
 博物館訪問当日。開館9時なので自宅を8時過ぎに出発。運転の90%くらいは高速道路と言った感じなので非常にラクチン。渋滞なく約70分の運転で会館直後の博物館に到着し、早速チケットと無料の駐車券を入口のチケット売り場で入手して館内へ。

 この訪問の目当ての一つはB747。所謂ジャンボジェット。機種の方だけ2階席がある奴だ。日本では政府専用機含めて退役済み。この機材の一番の思い出はNHの国内線仕様の沖田艦長席
 因みに写真で上かららせん状に伸びているのは滑り台。飛行機内部を見た後は滑り台で戻れる。但し、滑るのであれば滑り台の出口近所のマット置き場からマットを持って行くことを忘れてはいけない。これに座ってこんな感じで降りて来る。
 滑り出し直後は急角度なのでスピードが出て怖いが、最後は一気に減速する設計なので非常に安心。

 肝心の飛行機内部でのお勧めは2点。
★その1:圧力隔壁
 内装がはがしてあるので、飛行機後部に行くと圧力隔壁が丸見え。日航機の御巣鷹山の墜落はココの損傷の修理不良が原因とのことだ。

★その2:客室下(貨物室)
 客室から梯子で降りられる。普段見られないものを見られるので嬉しい。どうせならLDコンテナを一つくらい入れておいてくれればいいのに。

 お目当てその2は潜水艦。戦後の205型。
 第二次大戦中の艦ではないので、外観は非常にシンプル。88ミリ砲もなければ、20ミリ機関砲もない。
 艦橋前部のハッチから内部へ潜り込む。最初に目をひくのは魚雷発射管。
 お次は操舵席。1960年代就役の艦なので非常にアナログな感じ。
 館内で笑ってしまったのはトイレの演出。

 これ以外に目を引いたのは第二次大戦中の飛行機や軍用車両。

 見た目、非常にきれいなBf109。
 
 ポルシェ博士の水陸両用車(Schwimmwagen)。
 お尻にスクリューがあるのが可愛い。

 これもポルシェ博士の開発した車でKübelwagen。

 ポルシェ博士の戦車づくりで成功したものは無かったようだけど(e.g., マウスとかエレファント)、こういった軽車両は非常にいい感じ。因みにKübelwagenはレプリカが売られていたものの、今は生産中止。子供が大きくなって暇と時間があれば欲しいなあと思ってただけに残念だ。

 なお、館内で一番びっくりした車としてはコレ。

 日産プレジデントの宮型霊柩車。ドイツでこれにお目にかかるとは!

 兎に角、いろんな乗り物盛りだくさん。クラシックカーやバイクからソ連版スペースシャトルまで。

 誰でも何かしら楽しめそうなものがある。

 因みに旧ソ連製のMi-24 (ハインド)の近所には子供向け?の遊具があって、1EUR/回で楽しめる。
 IMAXシアターを見なかったので、約4時間で一通り見学完了。

 最後は売店でお土産を購入してお仕舞。会員カード提示で15%引き。
 購入したのは0EUR紙幣(1枚2EURと3EURあり)。博物館の記念紙幣で本物の紙幣と同一のつくり!
 ステッカーは無料でチケット売り場と売店で貰える。あとでスーツケースに張っておこう。

 フランクフルトから日帰りで楽しめて非常にいい博物館だ!
 今度はSinsheimの技術博物館に行ってみよう。

ドイツ駐在2021:フランクフルトのプラウンハイムでイチゴ狩り

2021-07-04 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 シーズン終わりで今更感が強いが、webをみると営業中ということで、家の近所のイチゴ農場にお出かけ。U7の終点のHeerstraßeから北に500mくらい。畑の中央に旗がなびいているので非常にわかりやすい。畑の手前に車をとめて、まずは店員さんのいる小屋に行ってバケツを調達。

 1個1.5EURで帰りの際に支払い。バケツを受け取って早速畑へ。小さな段ボール箱やビニール袋にイチゴを収穫している人もいる。

 シーズン終盤なので、収穫時期を逸したイチゴが多い。

 葉っぱをかき分けると綺麗なのがあるので、そういったのを試食&収穫。

 子供と一緒に夢中になって楽しみつつ、たまーに立ち眩み。在宅勤務で引き籠もりの人間には重労働。日本の観光農場でよく見る高畝での栽培ではなく、平らな畑に植えられているので中年親父には結構堪える。

 家族4人で1時間ちょっとの労働?でバケツの2/3程収穫。入口の小屋でお会計。1.5kgの収穫で5.85EURのお買い上げ(単価:3.90EUR/kg)。バケツと合わせて合計7.35EUR。入場料何てものは無い。日本のイチゴ農園と比べると激安だ。家族で気軽に楽しむという観点では、断然こっちがいい。