三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

中国食べ歩き計画 その9 広州の三専家美食館でワンタンメン

2007-01-28 | 海外旅行
 お昼過ぎに広州に到着。西安からのフライトでは機内食はおかずのみにしておいたので、まだまだ食べられる。

 そこで最初のお店は完食.jpで選んだ「三専家美食館」。



 完食.jpによると「粥、麺、デザートの3つの専門店が集まったお店」。お勧め度が4/5。

 店内は激混み。なんとか席を確保して、早速カウンターに並んで指差し注文。選んだのはコレ。

欧成記上湯鮮蝦雲呑面。7.5元(約100円)。


 シコシコの極細めん
 
 出汁の効いたあっさり塩味のスープ(全部飲んだ!)

 プリップリッの蝦の詰まったワンタン
 

 中国に来て初めて純粋に旨いと思った逸品だったなぁ。広州に行く機会があったらまた行きたいな。

 朝7時から夜11時までの営業で、場所は第十甫路99号。最寄の駅は黄沙か長寿路で近所には陶陶居や広州酒屋がある。この二つのお店の中間ぐらいの位置。ちなみにこのお店の相向かいはシンガポールで有名な美珍香。ホテルの部屋で一杯やるのに買っちゃいました。


香港のGLOBE-TROTTERのお値段は?

2007-01-20 | グローブトロッター
 中国旅行で香港のグローブトロッターのお値段を調べてきた。行ったのは中環駅の近所のIFCのLANE CRAWFORD。英系のデパートだ。一目散にトロッター売り場へ。

 日本では1/2発売だった限定モデルのSir Harryが目に入ってくる。早速、店員さんを捉まえて、価格表を頂戴とお願い。しかしながらそんなものは無いとのこと。仕方ないので暇そうな店員さんと雑談しながら、幾つかお値段を見せて貰う(スーツケースの中にプライスタグが入っていた)。

その1:CENTENARY
 21インチトロリーケース 7150HKD(107250円;15円/HKDとして)
           日本正規店価格:131250円

その2:Sir Harry
 18インチトロリーケース 6900HKD(103500円;15円/HKDとして)
          日本正規店価格:126000円

 21インチトロリーケース 7600HKD(114000円;15円/HKDとして)
          日本正規店価格:144900円

 約3万円の内外価格差。香港に行く機会があれば、ここで買ってもいいかもしれない。ちなみに店員さん曰く2個買えば1割引とのこと(定常的なものかセールなのかは忘れた)。

 そうそう、ここはトロッターの直営店ではないようで、店員さんはデパートの人。あんまり商品知識は無いみたい。その時はスピットファイアの13インチを持っていたのだけど、知らなかったそうだ。

中国食べ歩き計画 その8 中国東方航空で西安から広州へ 

2007-01-17 | 海外旅行
 2泊3日の西安滞在は終了。食べ物は・・・・だった気がする。まあ何事も経験。今回の旅行は食べ歩きが第一目標なので、次の目的地は「食在広州」で有名な広州へ。西安-広州間は電車ではえげつない時間がかかるので、当然飛行機。ちなみに大阪からフェリーで中国に渡って、更に夜行電車に乗り継いで西安に来たという英国人と米国人のカップルにあったけど、とっても疲れたと言ってたなぁ。

 西安から広州へのフライトは以前紹介した商之行集団有限公司」という現地の代理店を使用。普通料金の6割引で日本からカード払いでEチケットを購入できたので非常に便利だった。ちなみに西安と広州のホテルもこの代理店経由(予約のみ。支払いはホテルで)。

 今回の便はMU2305。人生初の中国の航空会社だ。東南アジアの格安航空(タイガーエアウェイズ)の時よりもドキドキだ。何しろ日本を出発するまでに2回も出発時間変更の案内があったのだ(代理店よりメールや電話で。もちろん日本語)。そんなわけで、西安到着の際には速攻で予約と出発時間の再確認済み。

 出発日。代理店や現地の航空会社の人に
「中国の飛行機は頻繁に出発時間が変わるから、必ず2時間前に行って下さい」
と聞いていたので、空港には2時間前に到着。なんだか国際線みたいだ。そうそう、ホテル(皇城花園酒店)から空港まではタクシーで150元(高速代込み、乗車前の運転手の提示価格でメーター不使用)。

 空港にはちょうど2時間前に到着。早速出発時間を確認。予定通りの時間が表示されているので一安心。しかしながらチェックインはまだ始まっていない。30分後、チェックイン開始でE-チケット控えと引き換えに、搭乗券を貰って制限エリアへ。

 搭乗券記載の搭乗口で待っていると、なんだか様子がおかしい。ぜんぜん違う行き先が登場口に表示されている。おかしいなぁと思い出発便のスケジュールのモニター画面を探しに行くと、納得。登場口変更だった。

 そんなこんなで西安へ向けて搭乗開始。但しバス移動の沖スポ。機材はやや疲れた感じのA320。AB6ではないので一安心。ファーストクラスとエコノミーの2クラス制だが、たかだか2時間なのでエコノミーで十分。実際、ファーストクラスは誰もいなかったようだ。

 フライト中に驚いたことが一つ。なんと僅か2時間の国内線なのに機内食が登場。味はまあ普通。格安エコノミーだから多くを望んではいけない。

 めでたく広州についたので次回からは広州食べ歩き編。

中国食べ歩き計画 その7 西安ツアーで兵馬俑

2007-01-17 | 海外旅行
 西安といったら思い浮かぶのは始皇帝の兵馬俑。ホテル(皇城花園酒店)からは遠いので現地出発のツアーで行こうと思い、ホテルのロビーで情報収集。日本語での案内のツアーデスクがあったので(このホテルはもともとは日航ホテル系列らしい。従業員はそこそこ日本語を話せる。)、値段をチェック。英語のツアーだと兵馬俑以外に幾つか廻って350元ぐらいと聞いていたものの、それよりもだいぶ高い。

 どうしたものかなぁと思っていると、ホテルのベルボーイから別の代理店のプランのご紹介。5、6箇所廻って350元(英語のツアー;食事、入場料等全て込み。)というので申し込みを依頼。お金は当日でいいというので良心的だ。名前と部屋番号を伝えてあっけなく予約完了。出発は朝の8時とのことだ。

 明朝、ホテルのロビーでツアーガイドによりピックアップ。2,3箇所ホテルを回って20人乗りぐらいのトヨタのまともなマイクロバスにお客は僅か7人。やっぱりローシーズンだ。

 冒頭の写真は兵馬俑。地表を体育館みたいな感じで建屋で覆っている。きちんと並んでいる俑を見ると、中学校の頃の体育館での朝礼のようなイメージだ。なかなか面白い眺めだと思う。

 ちなみにツアーでは兵馬俑のレプリカ屋にも連れて行ってくれる。兵や将の1/1モデルは12800元(馬はもうちょっと高い)。幾つかのサイズが売っており、一番小さい20cm弱のモデルだと僅か50元。この程度なら自分が死んだ時の副葬品に幾つか入れてもいいかもしれない。
  50元の最小モデル。小さくても作りはしっかりしているようだ。

 なおこのツアーでの食事は特筆すべき点は無し。まあ普通の食堂での食事といったところだ。
  これにあと4,5品ついたかなぁ。全般的に野菜炒めの関係が多く似たような味付けだった・・・。7人いたけど1/3も食べていなかったような。まあ兵馬俑が最大の目的だったので、ご飯はどうでもいいや。

2007年初釣り 強風の口和深でグレ1匹

2007-01-14 | 釣り
 1/13。今年最初の釣り。会社の磯釣りクラブの初釣り寒グレ大会なので相性のいい南紀の口和深を選択。

 天気は良いものの激しい強風。最初に渡礁したのはお気に入りの沖の片ハエ。竿受けを磯に打ち込んで仕掛けを作っていると、いきなり強風に煽られて竿+リールが海に落下。慌てふためき玉網で掬い回収。あー危なかった。

 足場の悪い磯にしっかりと踏ん張って、北西風に向かって仕掛けを放り込む。さて、コマセをかぶせようと思っているといきなり竿が海面に向かって突き刺さる。強烈な引き。幸先の良いヒット。コレはでかい。このままでは仕掛けが切れるので、道糸を出して体勢を立て直す。さてこれからと思ったら、足元の根ずれで道糸切れ。ショック。この後はベラやオジサンのみで全く本命の当たりは無し。風と波が激しくなってきたので、9:30に磯替わり。

 
 続いてあがったのトヤの裏側(トップの写真:トヤからタイコの西への眺め)。風裏になり、足場が非常にいいのでようやくリラックスできる(先ほどの沖の片ハエは海面から突き出た鋭角の小さな磯なので足場が悪くて強風時はとっても怖い)。
 既にトヤには6人の先客。当然、表の方に集まっている。釣れる雰囲気の無い裏側で仕方なく竿を出す。足元の払い出しにコマセを打ち込んで、棚三ヒロでタイコに向かって流す。2投目。足元から竿2本分ぐらい流したところで、浮きがもぞもぞと微妙な動き。ゆっくりとしもって行くので一呼吸待ってから、合わせを入れるといい感じの重量感。引き具合もグレに間違いない。磯際への突っ込みをかわして揚がってきたのはグレ38cm。
 初釣りで釣れたので良かった。これで大会の検量に出せると一安心。

 その後は納竿の13時まで全く当たりは無し。

 肝心のクラブの大会は30台前半のグレを持ったメンバーが多く、2位入賞でギフト券9000円獲得!1位には1cmの負け。うーん残念。
 

中国食べ歩き計画 その6 西安火考鴨店で北京ダック

2007-01-12 | 海外旅行
 夕飯を求めて東大街をふらふらと。昨日、中華まんを買った五一飯店に足が向く。しかしながら、二日連続はたとえ違う料理であっても、なんだか納得行かないので、その近所の北京ダックのお店「西安火考鴨店」(火考で一文字)に足を運ぶ。西安で何で北京ダックだという思いはあるものの、食べたことがないから、まあいっか。

 写真無しの中国語のメニューからコイツが北京ダックだろうという奴と麻婆豆腐と見当のつかない正体不明の奴を注文。

1.北京ダック(中) 
  
 クレープの皮(まだ温かい)とネギとテンメンジャンと鴨がやってきた。皮の量が妙に多い気がする。クリスピーな皮の部分だけを食べるものとばかり思っていたものの、結構お肉がついている。さっそくくるっと巻いて一口。 北京ダックを食べたことがないので、これが北京ダックとして上出来であるのか不出来であるのかイマイチわからん。ダックの皮はそんなにクリスピーではない。クレープ皮の食べ応えがある。鳥自体にとてつもない味があるわけではないので、テンメンジャンの甘さが目立つ感じ。コレだけ食べていると飽きそうだ。なんだか否定的な感じに書いてしまったけど、けっして不味いわけではない。因みにお値段は28元。

2.麻婆豆腐
  
 非常に山椒のドライな辛さが目立つ逸品(むせ返りながら食べ進む)。ビールのつまみに非常に良い。甘い味の北京ダックを飽きずに食べるにはコイツはいい相棒だ。そういえばこれも北京ダックと同様に西安の料理ではないなぁ・・・。

3.鶏肉とピーマンとカシューナッツの炒め物
  
 メニューから適当に選んだ解読不能だったモノがコレ。甘い北京ダック。辛い麻婆豆腐。そしてこいつはあっさりとした薄い塩味の炒め物。いちおう一通り味付けが異なって一安心。程よい味付けで普通に旨い。もともとカシューナッツでビールを飲むのは好きなので、コレは正解だった。

 以上にビール2本を加えて93元(1395円:15円/1元として)。中国の物価、恐るべし。


中国食べ歩き計画 その5 西安の「五一飯店」で中華まん

2007-01-11 | 海外旅行
 西安の中心の鐘楼から東大街を東に向かって歩いていると、左手に人だかり。店頭で包子(中華まん)や焼きイカ、焼き鳥?等の軽食を売っているレストランだ。店内では普通の中華料理のセルフサービスをやっている。こっちも結構な賑わい。
 店頭の中華まんの湯煙がなんともいえない感じだったので、とりあえず2種注文。

1.酸菜包子 1元
 
 あつあつのふんわり蒸しあがったパンに鶏肉と野菜の餡。日本で食べている肉まんとおんなじ感覚だ。
 
 2.香辣包子 1元
 
 こっちの中味はからし菜?。たっぷり詰まっている。ピリ辛でビールが進みそうだ。

 特発長よりこっちの方が好きだなあ。しかも安いし(1元≒15円)。

中国食べ歩き計画 その4 西安の「徳発長餃子館」

2007-01-10 | 海外旅行
 昨日、香港より帰国。本日よりぼちぼち中国旅行記を書くとしよう。食べ物からお買い物までだいぶネタを仕入れたので、しばらくはブログ更新頻度をあげられそうだ。

 まずは今回の最初の訪問地、西安。学校の歴史の授業では長安と習ったところで、大昔の都だ。そしてシルクロードの出発地。ここは餃子の発祥の地としても知られているそうなので、とりあえずは餃子を食べに有名店「特発長餃子館」へ。西安の街の中心部の鐘楼のすぐ近所。西大街の北の歩道側にあるのですぐわかる。


 ここの1階では大衆向けの普通の餃子、2階ではいろいろ細工した見た目の綺麗な餃子のコース(餃子宴)が食べられるそうだ。ちなみに代理店手配の西安のツアーでは後者の餃子宴が入っているのが定番。そんなわけで個人旅行であることだし、庶民的に1階の方で普通の餃子にチャレンジ。

1.三鮮水餃 6元/15個
   
  茹でた餃子。湯気が思いっきり出てる熱々の奴が来ることを期待していたにも拘らず、そんなに熱くないのでがっかり。

 早速一口。 皮が非常に厚く、中味(肉餡)もジューシー感がやや低い。味は極めて普通。ここのは何と言うか、皮のモチモチ感が低いのに加えて、熱々でないというのが萌えられない要因だ。とにかく皮が厚い上に、ジューシー感が低いので、食べ応えがありすぎ。

2.蟹黄蒸包 15元/10個
  
  見た目は皮の厚いショウロンポー。コイツはジューシーなのではとの期待を込めて一口。こいつもアッチッチという状態でないのが気がかり(単に温かいなあというレベル)。 先ほどの茹で餃子とおんなじ様な感じだよ・・・。単に餡が蟹入り餡に変わっただけ。

 とりあえず地元のビール(紅狼)でじゃんじゃん餃子を流し込む。このビール、味が非常に薄い。餃子ばかりでは飽きてくるので、廻ってきたワゴンから野菜の中華風お浸し(ピリ辛)の小皿を選んで、気分転換を図るものの残念ながら餃子の食べ応えがありすぎて完食ならず。

 次は餃子は止めよう。