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2013 10/5の拝観報告6(大念寺)


写真は、表門

離宮八幡宮からまたまたJRの踏切を渡り、アノ坂を登ります。
アノ坂の正面に長い石段とその最上段にある山門は非常に目立ちます。

あのお寺こそが、大念寺です。
13:00過ぎに到着しました。
ここは予約しておくと、重文の阿弥陀如来立像にお参り出来ます。
ということで、この日”4つ目の予約拝観”です。

詳細は今後の本編に掲載します。

ご住職は一見無愛想そうですが、それは一生懸命に由緒や仏像についてお話してくださいます。
僕も勉強不足で知らなかったのですが、御本尊の阿弥陀如来像ではなく、書院にある木造阿弥陀如来立像が重文なんですね(笑)。

非常に熱心に説明して頂き、本当に有り難かったのですが、時間が13:40に・・・。
次の予定が14:00・・・。
誠に失礼なお話ですが、次がある旨を説明して、失礼させて頂きました。

こういう明らかな拝観寺院でないお寺は、
・由緒書きだけ渡されて、完全に放置されるケース

・御住職が非常に熱心に説明してくださるケース
に分かれます。

しかしそのどちらかはマイナーゆえにweb上でも十分な情報がないので、時間が読めないです。
というか、本来はゆっくり行くものなんでしょうけどね・・・。

ご住職様、大変失礼致しました。

そして再度坂を下り、車に乗って大山崎を出て、次の場所へと向かいました。

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霊山正法寺


写真は、本堂

霊山護国神社のさらに上にある時宗の寺院です。

アクセス
東大路通から高台寺南門通に入り、維新の道を登ります。
登り切った突き当りの左手に霊山護国神社があります。
これを道なりに右へ進みます。
すると正面に石の鳥居があり、これをくぐってすぐ左手に階段があるのでこれを登ります。
そこには“正法寺”の案内もあります。
この階段を登ると見える表門が正法寺です。

平安時代初期に最澄が建立しました。
南北朝時代に国阿により時宗道場として再興しました。
江戸時代には、山上に多くの伽藍や14もの塔頭が建ち並ぶ大寺院でした。
明治維新の神仏分離令後の廃仏毀釈、上知により境内の大部分を接収され衰微したそうです。
 
拝観
表門を入り階段を登り切ると、正面に本堂、右手に書院、左手に国阿上人塔が、本堂の奥には鏡水があります。
通常本堂は閉まっています。
本堂の前から背後を振り返ると、京都市内が一望できます。

予約すれば本堂内を拝観出来るようですが、たまたま開いていた時がありました。
本堂の正面に本尊の釈迦如来像が、左手奥に釈迦涅槃像と毘沙門天像、右手奥から手前にかけて国阿上人坐像、聖徳太子像、阿弥陀如来坐像、群肘天女のお厨子、雨宝童子像、三面大黒天と地蔵菩薩像がお祀りしてありました。

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