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2024 9/14の拝観報告2(京料理屋の若主人と行く京都市中央市場の見学&食事付き講演会)

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写真は、青果2号棟でのせり。

伊勢屋を出て、8:00過ぎに京都市中央市場の水産棟辺りにやって来ました。
この日は8:30から京の夏の旅の企画で「京料理屋の若主人と行く京都市中央市場の見学&食事付き講演会」がありました。

参加費は5,000円、参加者は32名で、アマ会からはfrippertronicusさんが参加しておられました。

今回は松尾大社にある鳥米の若主人と島原 乙文の若主人が案内人になって、京都市中央市場を散策します。

最初は新しくなった水産棟の3階にある仲買の浅見水産さんの店舗へ。
もちろん通常関係者しか入れません。
仲買さんがせりで魚を買ってこちらに運び、ここで小売りに販売される仕組みです。
たくさんの魚が並んでおり、質問し放題でした。
仲買さんと小売りのお店の方も顔なじみなので、質問もしやすい雰囲気でした。

そして1階に降りて、塩干(えんかん)仲卸エリアを経て、五条通側にある未改修(古い)の青果2号棟へ。
こちらは昭和の香りがしますねw
機密性も低いのでクーラーも弱く暑め。
さすがに水産棟は新しく魚を扱っているので、冷房バッチリでしたが。

まあそういうところも昭和の風情です。
さて葉物など萎れやすいものは朝6:00からせりですが、サツマイモなど水分が少ないものは9:30からせり。
それを拝見しました。
最初は遠巻きに見ていましたが、案内の方が近くに誘導して下さいました。
そしたらせりのボス格の方が近寄ってきて、せりの段の1番上が空いていたので、そこまで誘導して下さいました!
せりの臨場感がよく伝わってきました。

この青果2号棟も今空いている西隣に数年後には移転新築されます。

なかなか素人では入れない部分が見学出来て、とてもよかったです。
さて魚と野菜はありましたが、お肉は?
お肉は吉祥院に中央卸売市場 第二市場があります。

さて10:20頃にはあじわい館に到着。
こちらで鳥米さんの実演でお出汁を取り、お吸い物を仕上げて下さり、
乙文さんはその出汁を使って玉子焼きを実演して下さいました。

この時のお出汁の昆布とかつおの配合や、温度、タイミングなどの話をしながら実演して下さったのも、非常に興味深かったです。

       
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写真は、鳥米と乙文の特別弁当。

最後はもちろん実食。
お弁当に器は乙文さんの輪違の弁当箱。
本来は輪違屋さん専用なんだそうです。
この企画、なかなかよかったです。

12:00頃に終了し、次へと向かいました。
                      
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