京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2024 9/29の拝観報告2(泉涌寺 悲田院 東仙流流祖忌茶会)
-
写真は、客殿のお茶席。
霊明神社を出て、東大路通に出ます。
202系統の市バスで泉涌寺道へ。
11:00前にやって来たのが、泉涌寺の悲田院です
この日は煎茶道東仙流の流祖忌茶会があったので、事前に予約していました。
10:00から法要で11:00からお茶席でした。
参加者は3席を3班で順に回りながらで各班15人ほどでしたので、45名ほどでしょうか。
参加費は1万円でした。
11:00から客殿の広間でお茶席でした。
室内は竹林をイメージしたやや暗めで竹を立てた設えw
そして中国の琴(きん)もセッティング。
煎茶にしては多めのお茶とお菓子は亀屋清永の清浄歓喜団(懐かし~~)。
ビニールの袋のまま出てきます。
これは結構カタいので、袋内で潰してつまみながら戴きます。
席主さんはお道具の紹介を先にされて、あとは琴の演奏を3曲ほど聞きました。
琴棋書画図の琴です。
アレは演奏する自分が聞くもので、元から他者に聞かせる仕様じゃないので音が小さめなんですね。
特に高音はボリュームが小さい、ほぼささやきレベルです。
でも高音が大きいとキンキンしますもんね。
この本席が11:45頃まで。
煎茶席は今回のように席主さんが「写真撮っていって~~」とおっしゃることが多いので、気楽ですねw
そしてこの広間の南側にある食堂に移動し、11:50から我々は2席目の点心席。
-
写真は、三友居の竹籠弁当とお吸い物。
2テーブルで、僕の方は席主さんと一緒の8名。
煎茶の他流の先生、煎茶関連の他府県の和尚さんなど、いろいろ来ておられました。
皆さん知識や教養が深い方が多かったので、お話が非常に面白かったです。
点心席は12:35頃まで。
最後は12:40から客殿手前にある書院で、待合席。
気楽な冷茶のお席でした。
もうほぼ点心席の延長で雑談会(笑)。
ここで偶然の出会いがありましたが、これは後日につながります。
待合席は13:25ぐらいまで。
最後に3班が順に本堂へ。
和尚さんから内陣(快慶阿弥陀など)と襖絵の説明がありました。
後花園天尾や仁孝天皇のお位牌があり「いつぐらいの時代か?」って話題になったので、天皇陛下をすべて覚えている僕が前後も含めて解説すると非常に感心して下さいましたw
僕ももう50歳ですが、こういう会ではまだまだ若手です。
皆さん非常にかわいがって下さいます。
逆に職場は若い人が多いので、年下扱いして戴くのもいいものです。
昨今のコンプラ時代では「年下の方が楽かも」って思いますねw
最終的に13:45頃にこちらを出て、次へと向かいました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )