●池上彰教授の東工大講義シリーズ
・学校では教えない社会人のための現代史
・社会で戦う君に知の世界地図をあげよう
日経新聞日曜版にコラムがのっているので、書籍としてまとめられたものを読んでみました。
講義になっているので、テーマごとにまとめられていて読みやすい。
現代史。
いつも授業でとばされるところ(笑)
だけど、今の世界を知るには必要な知識。
点と点がつながるようなスッキリ感。
●決戦!本能寺
前から読んでみたかった「決戦シリーズ」
7人の作家が、それぞれ違う人物を主人公にして、本能寺の変を描く。
森蘭丸、明智光秀、徳川家康、、
肝心の織田信長は主人公として取り上げられていないけれど、7編を通して自然と信長像が出来上がってくる。
学生時代、日本史は苦手でした。
名前がただでさえ似てるのに、生涯のうちに何度も変わる、さらに養子のなんので入り乱れる、、。
わけがわからない!!
いろんな登場人物から一つの事件をみることによって、こちらも点が線につながります。
●新書
・下流老人/藤田孝典
・子供の脳は肌にある/山口創
昨年、若年層の貧困問題を扱った「貧困世代」を読んで衝撃を受けたので、話題となった前著の「下流老人」を読んでみました
「下流」という言葉はしっくりこないけれど、誰でもがそういう状態になり得ること、いま現在そういう状態にある高齢者が多くいること。少子化や非正規雇用、年金制度など、よくきく社会問題と繋がりが深い問題であること。身近な問題として意識するきっかけになりました。
「子供の脳は〜」
親子関係だけでなく、人間関係にとってスキンシップはとても大事。
なでなでも大事。
保育園の園長先生に、「小学生になっても、頭をなでたり、身体に触れてあげてください」と言われたことを思い出しました。