ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

貝塚のいぶし銀レストラン、「ナポリ」。

2020-12-03 20:00:00 | うまいもん
貝塚市には何かとご縁があり、よく来るのだが南海本線貝塚駅前はなんとも寂しい。

駅前商店街も、ご覧の通り。

そんな中、唯一かもしれない営業飲食店がこの「レストラン ナポリ」だ。

シブい。シブすぎる。
レストランという事で洋食も充実している。

しかし、今日の日替わりランチは焼そば定食。

お好み焼き屋さんならともかく、正直あまりこういう店の焼そばには心が動かない。
では、中に入ってから決めよう。

メニュウをチェック。



よし、レストランである以上は洋食の基本であるハンバーグを押さえる事にしよう。

ハンバーグ定食800円、到着。

をっ、なかなか豪華ではないか。
目玉焼きもあるし、ごはんもしっかりある。

せっかくなので、おかずをアップで。

ハンバーグには網目の焼き色もあり、薄切りマッシュルームも散らされている。

まず、味噌汁を。
しっかりしたダシに溶かれた白味噌で、ウマい。

続いてハンバーグ。
…うむ、想像通りの業務用だった(笑)。
ただこのいかにも業務用の、形が妙に美しくてツナギが多く歯ごたえがムッチリした感じが、妙に郷愁をそそるのである。

特にハンバーグは本格的なものと業務用で味わいが異なるが、我々世代は子どもの頃からイシイのレトルトものやマルシンのフライパンで焼くヤツなど、マニュファクチャーなものの方を遥かに多く食べてきた。
オカアチャンが
「今夜は、ハンバーグやで〜!」
と言って、マニュファクチャーなハンバーグが出て来ても文句を言うどころか、むしろ喜んだものだ。
おそらく母は、自分の作ったものより喜んで食べる息子を見て、私のはそんなにおいしくないのか、と複雑な思いだったに違いない(笑)。
まぁ、いかんせん40年以上前の話である。

時代が令和になり、50をとうに過ぎたオッサンが昼間から業務用ハンバーグを食べている構図というのは、見ようによっては侘しくもあるのだがそれを補って余りある総合力とボリウムに、胸がアツくなる貝塚の真昼であった…






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