ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

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新・宇治市長は、近鉄小倉駅前を何とかしてくれないのか?

2020-12-04 19:00:00 | 思うこと



以下、京都新聞より転載。

任期満了に伴う
京都府宇治市長選が29日告示され、元小学校教諭の長廻千春氏(63)と、前京都府健康福祉部長の松村淳子氏(63)の新人2人がいずれも無所属で立候補を届け出た。山本正市長(73)は今季限りでの退任を表明しており、8年ぶりの新人対決となった。投開票は12月6日。  府内第2の人口を抱える同市で初の女性市長を決める選挙戦となる。松村候補は自民党、立憲民主党、公明党国民民主党日本維新の会府総支部から、長廻候補は共産党から推薦を受けた。2012、16年の市長選で対決した自民と旧民主・民進系が今回、相乗りで候補者を擁立した結果、政党レベルでは「非共産対共産」の構図となった。  松村候補は元府幹部の経歴をアピールし、国や府、近隣市町村と連携したまちづくりを前面に「市政の再スタート」を訴えている。  長廻候補は高校卒業までの医療費無料化や公民館の維持・充実など「暮らしに直結した部分に予算を使う市政への転換」を掲げる。  同市は近年、都市基盤整備や産業振興の停滞、子育て・若者世代の流出などの課題を抱え、ウィズコロナに対応したまちづくりも問われている。


…なんとも盛り上がらない市長選で、地方選独特の相乗り、争点の曖昧さ、コロナの影響もあり投票率はかつてないほどに低迷するのは間違いない。
行政として目の前のコロナ対策という大問題に立ち向かわねばならないのは仕方ないが、そもそも宇治市民の気持ちがどこにあるのか、候補者はわかっているのだろうか。

私は宇治市民となって四半世紀が過ぎたが、宇治は衰退の一途を辿っている。
去年まではインバウンド効果が平等院などにも及び、観光面ではなんとかなっていたのだが今年は寂しいものだ。
しかしそんなものは単なる風頼みで、宇治の行政が汗をかいて稼いだものではない。

この四半世紀で、まず日産車体の工場が閉鎖になり、納税額も人口も減った。
夏の風物詩だった宇治川花火大会も、水害の護岸工事やら何やらがいい口実になりなくなってしまった。
かと思えば、宇治橋近くの塔の島のソメイヨシノも無残に切り倒され、花見も出来なくなってしまった。
何度も指摘しているが、近鉄小倉駅はクルマの送迎が出来ないほどに道が狭く、駅前には商業施設「レインボー小倉」が廃墟となり無残な姿を晒している。
その小倉駅の南北の踏切も渋滞がひどく、高架化は遠い夢。
府道69号、いわゆる旧R24はあれだけの交通量にもかかわらず慢性的に渋滞しており、改善される気配は一向にない。

そんなにイヤなら宇治になど住まねばよいではないか、と言われそうだが、正直ここまでの衰退は私が住み始めた時にはとても想像がつかなかっただけに今さらどうしろと言われても厳しいものがある。

これらの明らかな問題点を、この2人の候補者が何とかしようとしてくれる気配が全くないだけに私は新・宇治市長に全く期待出来ないのである…


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