

エキサイトバザール2006が終わった。初日の朝、ひと降りあったが、その後、春らしい陽気になり桜も最高の見ごろで大勢の来街者で賑わった。今年初めて「よさこいソーラン踊り」に参加してもらったが、イベントの盛り上がりに大きな成果が出たと思う。
さて、9日午後7時より地元諏訪神社の政成稲荷で大祭があった。池の水面に映る拝殿は厳かそのもので、参拝者の拍手が境内に響く。鳥居をくぐり入り口で手を清める。Iさんは口をすすいで池に吐いていた。
定刻どおりに儀式が始まる。神主が祝詞をあげた後、参拝者がお払いを受ける。振られた榊がちょうちんにあたる音がした。見上げると大きなちょうちんはびりびりに破れている。ああ、こうして破れていくのかとへんなことを考えてしまった。
オーっと言う声と共に、お稲荷さんの戸が音を立てて開けられる。拝殿の方から時折風が吹き込む。神さんの動く気配が感じられるようだ。お酒やお饅頭、果物などのお供えを神官の方が手渡しでお供えし、祝詞をあげた後、参拝者が順に本殿の前へ進みおまいりする。それが済むと、供物は下げられて、戸は閉じられた。
ススム会長に、儀式の様子を撮ったらどうかと膝をつつかれたが、この厳かな雰囲気でははばかれるので断った。お狐さんでも写っていたらどうしよう。
1時間弱で大祭は終了した。お饅頭とお札をいただき帰った。今年、参拝した氏子さんは3名。商店街から9名の参加だったので、「商店街の参加で結構盛り上がったネ」とススム会長に話したら「去年も同じこといったネ」と言われた。
テンちゃんは直前の参加だったので「お供えものがしてないがええんか?」と気にしていたので「2~30万あげればええんやないの」と答えておいた。返事はなかった。
ここの稲荷さんは、伏見稲荷大社の分社で、京都の伏見稲荷の創祀は和銅4年(711)。もともとは古代豪族の秦氏が信仰していた氏神と伝えられている。ご神体はウカノミタマと呼ばれて農耕の神様だ。後に稲の生育が商業に結び付けられ、商売繁盛の神様として民間に広く信仰されるようになった。
稲荷神の使いであるキツネは、農耕の始まる春先になると人里によく現れたので、お稲荷さんと結び付けられた。奈良時代に移り、修験者や陰陽師によって神聖な動物とみなされ、呪術などの駆使霊(くしれい)として珍重されるようになる。
商売繁盛・家内安全・芸能上達の神様である。