花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

鵜の森春景

2012年07月30日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
四日市商工会議所発行の機関誌“商工春秋”8月号が届きました。
     
今月の表紙、水谷百碩画伯(1868~1928)の絵は“鵜森春景”です。(四日市市立博物館蔵)
鵜の森神社は、浜田城跡にあり、四日市の発展の基礎を築いた浜田一族を祀る神社です。
神社の森の鬱蒼とした中に、桜の花が咲き、周囲を黄色い菜の花と紫色のレンゲが埋め尽くしています。今では考えられないような穏やかな光景がここには描かれています。

私が小学生のころ、兄の新居が赤堀にありました。早朝、兄の家へ向かって出かけようと鵜の森公園の南に立った時、一面の黄色い菜畑が遠くまで広がっていたのを思い出します。
松本山への遠足も、むせ返るような香りの菜の花畑の中を歩いた記憶があります。
     
東海道分間絵図より。下を東海道が通ります。右が諏訪神社、左上が鵜森神社です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1回サテライトステーション事業開催

2012年07月30日 | 諏訪商店街振興組合のこと
7月27日、平成24年度 文化の駅サテライトステーション事業 “昭和キネマの集い”第1回 野村芳太郎監督「張込み」を上映させていただきました。
    挨拶をする外羽理事長
おかげさまで会場は満席。“小津安二郎再発見”以来、久しぶりのお顔が並びます。
   
   
   
横浜23時6分発“薩摩号”に飛び乗った柚木・島岡の二人の刑事は1泊2日をかけてようやく佐賀に到着。木賃宿の備前屋から、さだ子に会いに来る石井を張り込むことになるのです。ここまでが壮大なプロローグ。私は何度観なおしたことでしょうか。
作品の最後。逮捕した石井を護送して夜の佐賀駅のプラットホームへ消えてゆく刑事達。駅の構内放送が聞こえてきます。「この列車は、佐賀、博多、門司、小郡、広島、大阪、京都、大垣、名古屋・・・・・」冒頭のシーンを思い起こさせるエピローグに拍手!デゴザイマシタ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする