花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

昭和34年 月光仮面 怪獣コング

2022年01月17日 | レモン色の町

昭和33年、浜田小学校から“諏訪劇場”だったと思います、東映初のアニメ“白蛇伝”を観に行きました(学校で上映されたこともあった)。当時は“文部省選定”とか“文部省特撰”作品が、授業の一環になったものです。そういえば、捕鯨の映画を学校で観た記憶がある。鯨は捨てるところがない、日本にとって大切な資源です という事を教えられた。あ、南極観測船「宗谷」の映画もあったなぁ。

店の南側には、町の映画館の看板がズラリと並んでいて(無かったのは、本町の“四日市東宝”だけでした)タダ券(招待券)が貰えたので、毎週土曜日の夜は必ず映画館へ出かけました。(1本平均1時間30分 2本立てでニュースと予告があって、開始:6時15分・終了:9時30分頃“蛍の光”の曲が場内に流れた)

昭和34年、当時は大瀬康一の“月光仮面”がテレビで大ヒットしていて、東映が木村文武で“月光仮面 怪獣コング”を作りました。喜び勇んで諏訪劇場へ出かけたのですが、当夜は歌謡ショーがあったため、観ることができませんでした。この頃もまだ、平常料金、入れ替え無しで実演歌謡ショーがあり、演歌と寸劇で構成されていたのでした。

千恵蔵と歌右衛門の“忠臣蔵”や、大川橋蔵の“新吾十番勝負”、中村錦之助の“宮本武蔵”や、大友柳太郎の“怪傑黒頭巾”など多くの時代劇が、毎週2本立てで上映されました。それは、東映時代劇の黄金期でした

特別付録:昭和30年当時の懐かしい付録

コメント
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