花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

昭和4年3月の四日市地図②

2022年01月29日 | レモン色の町

<昭和4年四日市マップクイズ その2>

昨日のクイズの第2弾です。マップのどの位置にあるでしょうか?細かくて見づらい場合は前回の地図をご覧ください。

・大正バザー・・・札ノ辻を東へ、浜往還通りの“中町銀座”にあった“大正バザー”。洋館建ての建物は、賑わいの中心となるマーケットだった。竪町・中町通りに「銀座通り発展会」が結成されたのは、翌昭和5年のことである。

昭和2年

・湊座・・・大正3年4月9日、湊小路で賑わう“湊座”は、関西歌舞伎上演で新築落成した。4月17日より活動写真を上映している。映画は、フランスの文豪ユーゴ作“噫無常”。鑑賞料は一円で高額だった。昭和17年“四日市東宝劇場”となる。

湊座(椙山満氏所有)

・千歳橋・・・四日市港の第二期修築工事が完成した昭和11年3月25日、埋立地の千歳町で“国際振興大博覧会”が開催され、120万人の来場者が千歳橋を渡って訪れた。

・掖済会・・・明治13年 前島密(ひそか)が、船員の医療や宿泊施設として立ち上げたのが掖済会である。明治期までは海水浴というレジャーはなく、海水に浸かる行為は医療用とされていた。四日市では、三滝川口の南岸から旧四日市港の防波堤にかけての砂浜が海水浴場としては最初に開かれた場所で、明治41年この浜に海員掖済会の建物が出来たことから、市民は掖済会前の海水浴場と呼んで親しんだ。

・諏訪駅・・・新田町の南端の東海道筋に線路を挟んで昭和4年に建てられたと言われている南と北の駅があった。線路は東海道と直角に通り、両駅舎とも東海道筋の西側で人通りが多かったので如何にも遠慮して建っているようだった。

・商業会議所・・・浜町から中町方向を望む。通称“中町銀座”にあった二階建ての洋館“商業会議所(実業会館)”は、明治38年に建てられた。

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