花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

被災地へ支援物資を!

2012年03月10日 | 諏訪商店街振興組合のこと
エキサイト四日市・バザール2012の準備が着々とすすんでいます。
チラシ裏面の構成がほぼ仕上がりました。盛りだくさんの内容を感じていただけることと思います。
     
去る3月8日、市役所商工農水部にて相談会がもたれ、その中で東日本大震災に関するブースを設けようということになりました。アビ・コミュニティの堀木さんの話では、日本運送(正しくは四日市運送)の社長が被災地へ支援物資を運んでいるということで、早速堀木さんを介してコンタクトをとることにしました。
社長のブログ“四日市より愛をこめて”をご覧ください。
樋口社長は、陸前高田市等の罹災地へ出かけてみえます。日用品雑貨(トイレットペーパー・ティッシュ・たわし等の台所用品)はどれだけあっても足りないという実情を目の当たりにし、止むにやまれぬ気持ちで毎月トラックを走らせてみえることをお聞きしました。無論私財を提供してのこと。さすがに底をついてきたとのことでした。
そこで、エキサイト・バザール会場から、援助物資を罹災地に送ることが出来ないだろうかという企画を立て、三滝ステージ西側に“東日本被災地応援雑貨受付ブース”を設けることにいたしました。(現地の皆さんが必要としている、日用品雑貨に限らせていただきます)
会場には、樋口社長が現地で撮った写真パネルを掲示、罹災された皆さんが作られたミサンガ等も販売の予定です。
四日市から東北へ、支援物資で皆さんのエールを送ることが出来れば良いなぁと、思いを強くしています。どうかご協力ください。おねがいいたします

「麦秋」感想4

2012年03月06日 | 諏訪商店街振興組合のこと
垂坂からお越しいただいていたMさんからの感想です。Mさんからは、古いパンフレットを見せていただきました。
あっという間の8ヶ月、後1作を残すのみとなり、いささか淋しい思いにかられています。残念ながら2作品は時間の都合がつかず断念いたしました、
どの作品も小津監督の温かい心、優しい人間性が投影され、今の時代だからこそ感じられる大切なものを受け取らせて貰っています。
是非第2回も放映されることを希望し願っています。

開催日の希望は、火曜日と金曜日となっていました。
また、上映希望の作品を沢山あげていただきました。
「女であること」川端康成原作 川島雄三監督 1958年
「陽のあたる坂道」 石坂洋次郎原作 田坂具隆 1958年
「乳母車」 石坂洋次郎原作 田坂具隆 1956年
「秋立ちぬ」 田坂具隆 1956年
「暗夜行路」志賀直哉原作 豊田四郎 1959年
「河のほとりで」石坂洋次郎原作 千葉泰樹 1962年

平成23年7月29日上映第1作「秋刀魚の味」のポスターを掲載します。懐かしいポスターです
     
     
     

「麦秋」感想3

2012年03月04日 | 諏訪商店街振興組合のこと
新町からご夫婦でお越しいただいていたHさんの感想です。
次年度も、機会があれば、是非上映を続けたい、そんな気持ちがいたします。
映画は、我々の世代では唯一の娯楽であり、餞別なく映画館へ足を運んだものである。
今回、昔の映画を鑑賞させていただく機会を得て感じたことは、物語がゆったりとした時間の中で大きく動いて行くことの驚きと、出演者の会話の「間」の良さを感じました。
前回の“東京物語”と同様、今回の“麦秋”も小津監督の凄さと思います。
映画製作が終わったら即上映となっておりますが、ある程度時代が過ぎ去った後に鑑賞する良さを、改めて感じました。

     
“麦秋”では、初老の夫婦が「わしらあ、幸せでした」と会話するシーンを、しみじみと感慨をこめて観ることが出来、製作された小津監督に頭の下がる思いです。
出来得ることならば、私自身もこうした晩年を迎えたいものです。
Hさんもまた、上映日時は金曜日の夜と希望してみえました。
ありがとうございました。
さて、次回3月23日最終回は“晩春”昭和24年製作の映画です。
吉田喜重監督は、著書「小津安二郎の反映画」でこう記してみえます。
ようやくかいま見えてきた平和な時代のきざしが、そうさせたのだろうか。あるいは小津さん自身の46歳という余裕ある年齢がそうさせたのだろうか、映画をまやかしと見さだめながら、それと共存共棲しつつ戯れようとする小津さんの心の感触が、もっとも鮮やかに読み取れるのが「晩春」にほかならなかった。

本日 朔日恵比寿

2012年03月02日 | おいらの商店街
     
春の訪れを待つ冷たい雨の中 表参道スワマエで諏訪神社へ参拝しました。
拝殿で座っていると トユから流れ落ちる雨の音が聞こえます。
懐かしい音。小学校で聴いた記憶がよみがえります。
     
     
その後、恒例の朔日恵比寿を行ないました。雨で閑散とした商店街でしたが、心配だった野菜は午後2時で完売しました。楽しみにしてみえる方が増えています。
1週間ほどお休みだった“しまぐち屋”さんが今日は開店。おじさん一人だったのを、商店街の奥さんが助っ人で手伝っていただきました。助け合いの気持ちがうれしい!