今年の目標に設定した『おいしい麻婆豆腐に出会う旅』。
第一弾は横浜みなとみらいランドマークにある陳建一さんのお店です。
麻婆豆腐は陳建一シェフのパパ、建民さんが日本に持ち込んだお料理として有名ですよね
その歴史は、今から100年位前に四川省成都に住む「陳ばあさん」が家の前を通る通行人に肉と豆腐をトーバージャンで炒めた料理を振舞ったのが最初といわれています。
お婆さんの料理が評判となり、そのお婆さんには麻(アバタ)があったので
「アバタ(麻)のある婆さんが作った豆腐」ということで
『麻婆豆腐』という料理名になったそうです。
(以上、店内の資料を引用)
クイーンズスクエアに欲しい物があったので、買い物目的で家を出て、
お昼はどこかで麻婆豆腐を食べたいなー、と言っていたワタシ。
まさか、第一弾から陳建一が食べられるなんて幸先いいわー
料理の鉄人でも見ていた陳建一シェフの麻婆豆腐は一度食べてみたかったので、
こちらで偶然見つけて、即、お昼に決定です。
ふくよかな笑顔が「いらっしゃーい」と言ってくれてるよう
メニューは坦々麺や炒め物もありましたが、
本気の中華料理屋さんほどの品数はありません。
私は迷うことなく『陳麻婆御膳』
「オレは違うの頼もうか?(他のおかずとシェアする?)」というオットの質問に
「シェアしないで1人で全部食べたい!」ときっぱり
かくして夫婦そろって『陳麻婆豆御膳』になりました。
あっという間に来ました、名店の麻婆豆腐!
何がすばらしいって、ご飯がカレー皿のように出てくるところ。
これって「カレーのようにかけてお召し上がりください」感、満載やーん!
マーボーは丼に限る私にはこれが一番!
これが普通のお茶碗型で出てきたんじゃ、やっぱり気分が違うのよねー。
あっつあつのマーボーをはふはふしながら食べる。
おいしいー
苦手なお豆腐もいい具合に崩れてトゥルンとしているし、なめらかで食べやすい。
(硬くてサイコロ状の木綿はあまり好きじゃない)
辛さは5段階調節ができるらしく、
-2 -1 《普通》 +1 +2
だそう。
私たちは《普通》を頼みましたが、適度な辛さが充分あってコクもあっておいしい!
四川麻婆豆腐の特徴は山椒にあるらしく、各テーブルには
山椒・香り
山椒・しびれ
の瓶がありました。
オットは「山椒・しびれ」をバンバンかけて食べてます。
ワタシは試しにちょっとだけしびれってみたら、ものすごくしびれてしまったので、
香りの方にしたのだけど、香りでも充分しびれますやん
しびれが治まるまで口の中がアホになっちゃった
山椒の香りは大好きだけど、あまりしびれたくないから
もっと「香り」だけの山椒がほしいなー。
食べ終えて「暫定2位!」とワタシが言ったら、
オットが驚いたような顔をして「え?1位はまだセブンイレブン?」と聞きました
うーん…
食べ終えた食後は甘みやコクといった自分好みの味付けから
セブンイレブンが暫定1位の気がしたんだ。
でもね、時間がたってみると、
やっぱりこんな熱々の麻婆豆腐をはふはふと、カレー皿で食べられるなんてすごく贅沢なこと。
味も、甘みこそ少ないけど、とってもおいしいんだよ。
しかも山椒もかけ放題、お値段も1,050円と来たらまた行きたくなっちゃった
さらにご飯とスープはおかわり無料でね、
オットはもう一皿食べていたよね
すごくコスパがよくて、本格中華。
子供でも食べられるセブンイレブンと一緒にしちゃーいけないよ。
そんなわけでやはりこちら『陳建一麻婆豆腐店』が暫定1位!
あ、ちなみに、
ワタシがあんまり美味しい美味しい言うもんだから
会社のアキちゃんがセブンのマーボーを食べたら、
「どこが?フツーなんだけど…」と言いましたので、
私の味覚はたいしてアテにならないと思います。
あー、今日も食べたいくらいだわー。