いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

きたなシュランの店 at 西浅草

2014-05-19 | 外食
三社祭とかっぱ橋を徘徊していて、お昼タイムに何か食べようと浅草方面へ戻っていたとき…

またワタシが見つけました。
なんだかワタシは通りがかりのきたなシュランを見逃さない才能があるみたい。


店頭の小さなこの張り紙が目に飛び込んできたの。

それまでの気分はさっき見たとんテキのお店にしようかとか、駒形どじょうもいいなぁ~とか思っていたのに、「きたなシュラン」の文字に飛びついたのは今回はオットの方でした。
「せっかくみつけたなら入ってみなきゃ

今回で きたなシュラン2店舗目。
とんねるず大好き世代の私たちはこれから先も出会えたら入るべき使命があるのかも!


今回は東本願寺すぐそばのラーメン屋さん『十八番』。

(すべて許可を得て撮っています)

あの厳しいタカさんが★★★をくれたメニューは
「スーラータンメン」と「ぶためし」。

その2つと、カウンターで食べていたおばさまの「あんかけ焼きそば」がものゴッツ!美味しそうなのでそれをご注文。

店内は確かに古いけれど、汚いと言うよりは古い。
改築していないだけで居心地が悪くなる汚さはありません。
それに厨房の中から声をかけてくれるお兄さん(マスター)の腰の低い感じの良さ~
ホールを仕切るお母さんも感じが良くて、それにつられて来ているお客さんもみんないい人。
4人掛けのテーブルにいた人がカウンターに移ってくれたりと、店内にいい気が流れます。


サイドメニューのぶためし(300円)。

ま、想定内
切り落としチャーシューとねぎをトウバンジャンで和えたのね。
大好きよ、これ。
うちでもよく作りますのでね。


スーラータンメン(900円)

具がっ!満載っ!
そうか、そうだったわね。
普通はスーラーはしょうゆ味。
でもこれは「タンメン」だったわね。
珍しい塩味にお酢が効いて、具は八宝菜並みにたっぷり。
スーラー(しょうゆ)でお約束のたけのこもあればお豆腐も。
ピーマンも変じゃない(笑)
けれど特筆すべきはトマト
トマトが熱々で入っていますわ。
オットいわく、スープ全体にトマト味が回っちゃうと残念だけど、ここはトマトはトマトとしてさっくり入っていていいねーと。
火の通ったトマトはおいしもんね。

このタンメンとぶためしでタカさんは★3つを出したのね。
納得。

そしてそれをさらに上回ったのが

あんかけ焼きそば with スープ(800円)

う・ま・いー

正直スープはラーメンが来ちゃった後ではパンチに欠けるものだけれど、
このあんかけ焼きそばうまーい!

麺がしっかり焼きつけられているところでまず1ポーイント
あんの具の多さで2ポーイント
あんのほのかな甘みが3ポーイント
香りが良くて、横に添えられたからしが昔ながらの自家製練りからしなのも、たっぷりなのも我が家的には大ヒット!
(強いて言えばからしの辛味が少し飛んでいたような気が…)

けど、このあんかけ焼きそばは本当に美味しい。
毎日食べたい。
飽きるまで食べたい。
今日も今すぐ食べたいくらい美味しい味でした
(軽薄なワタシじゃなく、あのオットが絶賛するんだから間違いなし)


「みなさんのおかげでした」から授与されたダーイシ像。
律儀にも店内に飾ってありました。
こんな気持ち悪いんだ(笑)
実物は初めて見ました。

このきたなシュランはタカさん・ノリさんの他にアナウンサーはポンちゃん、それとゲストはジャニーズより松潤だったそうです。
たぶん、だいたい欠かさず観てるはずのワタシだけど、記憶にないわ。
でもきっと観てるのよね。


賞状と記念撮影の写真。
さすがジャニーズ。
記念撮影には写らないんだねぇー。
サインには「Jun M」と書いてあるのだけど


やがて、私たちが帰る頃にはお店の前に行列が。
こんな小さな町のラーメン屋さんが行列になるってすごいわぁ。
私たちのような一見さんは偶然見つけたけれど、並んでいたのは常連さん。
きっと、三社祭がなくたって関係ないんだろうな。
テーブル3つとカウンターだけの狭いお店だから並ぶのも仕方ないね。

今度はよそのお客さんから連続して注文の入った「うま煮そば」を食べてみたいねって、オットと決めました。
忘れないようにメモをしときます。

以上、きたなシュラン2店舗目、制覇。

恋焦がれたかっぱ橋

2014-05-19 | お買いもの
お義父さんの入墓を機に少し身近になった感のある浅草ですが、先週納骨で来たばかりなのに、2週続けてまた来ちゃいました!

ひとつは三社祭があったから。
でもそれはサブ理由なんだなー。
本当の動機は「かっぱ橋道具街」に来たかったこと!
こっちが今日のメインです。

もうね、ずーーーーーっと前から浅草橋とかっぱ橋に来たくて来たくて、ずーーーっと言っていたの。
10年は訴えていたかしら?(笑)
なら、とっとと来ればよかったのだけど、何しろ長いことずっと楽しみにしていた場所だったんだ。
東京に住んでいると、なかなか東京に行かないとはこのことだよね。

去年大阪に旅行をしたときも、千日前道具屋筋商店街は欠かさず行った私だけど、こちらは千日前よりぐーんとスケールの大きな道具街なんだねー
いつも車でサーッと通過するたびにビルの上に鎮座する「ニイミ」の大きなコックさん像を見ては焦がれていたかっぱ橋



収納場所を考えると、大きな物は何も買えない状況だけど、それでも大きな寸胴を見ると燃える!
燃えるわ~


蒸し器のセイロも既に持っているのだけど…でも燃えるわ~
ケチャップのチューブのやつとか、カルメラ焼きのお鍋とか、買いもしないんだけど、見ているのが楽しい。



外国人客でごった返していたサンプル屋さん。
小さなキーホルダーで1,200円くらい。
リアルカツ丼サイズで5,000円超

手のひらに乗っかるマグロの切り身(ポキに使うサイコロ状のやつ)…すっごく上手でどう見ても本物のマグロの切り身なんだけど、それで1,200円

高い…お高いのね、サンプルって。

そんな品々を、外国の方たちは吟味しながら相談しながら選んでいました。
中にはカゴいっぱいに買い占めている人も!
おそらく、7-8万円は使う勢いの買い方でした

精巧に作られたサンプルは日本の技術だよね。
買いはしないけど、私はグリーンのクリームソーダならおうちに飾りたいなーと思ってしまった。
とっても美味しそうに涼やかで、これからの季節、飲まずして涼を味わえそう
そして、一番本物に近かったのがビニールにくるまれた草大福。
これは、テーブルの上にあったら「やったー買ってきてくれたの?」と喜んでしまうこと間違いなし。
適度な凹みが本当にうまかったなぁ


そして、結局メインになってしまうのが器やさん。

もう、本当に食器をしまうところがないし、これ以上増やせないほど器が趣味の我が家なので、まるで子供が300円のお小遣いでお菓子を選ぶように、我慢に我慢を重ねながら見てまわりました。


さて、初かっぱ橋で買ったものたち~


おそばを食べるときに下に敷くすのこ。
これは木の桶もいらず、お皿の上に載せるだけ。
いつも味気なくざるから食べているので、たまにはおしゃれに気分を変えましょうと、1つ120円ぐらいでお買い上げ~。


おたま。サイドとんがりタイプ。
これはずっと欲しくていつもホームセンターで買いそうになってはオットから「どうせならかっぱ橋で買ったら?」と言われて我慢していたもの。
これが買いたくてかっぱ橋に来たといっても過言ではない(笑)
スープジャーにスープを注ぐときに、丸おたまだとまわりにジャビジャビこぼれてしまうのでこれが欲しかった!
3年越しでやっと買ったぜ、70ccタイプで450円(結果ニイミが一番安かった


お味噌汁椀。1つ400円ぐらい?
そうそう、うちのお椀(上段)、もうくたびれて端っこが欠けていたわねーなんて無理くり言い訳をつけて更新ー
別のお店でヒノキの削りだしのお椀(1,500円ぐらい)を見て、手触りを確かめて、オットが恋してた
いつか富豪になったら買いましょう。
まだ今は、このお椀で我慢!我慢!


必要ないっちゃないんだけど、夫婦して気に入ってしまった有田のご飯茶碗。
金色の●なところが縁起がいい。
1つ860円。
高台の高いところもオット的にはビンゴ!

「さっき、あっちの店で金銀のお箸を見つけたんだー。このお茶碗に合うなぁと思うけど…」と私が言ったら、オットが「なんでそういうのは見たときに言わないの?」と乗ってきたので、お店を数店舗戻って金銀のお箸もお買い上げー。
一膳680円?
ちなみに金の方を最近落ち気味のオットに譲りましたで


また買っちゃったーの箸置き。
箸置きは使い慣れると、箸置きなしでは食べられなくなるくらい愛用するものだなぁ。
毎食、気分で変えながら、決して高くないもので楽しんでいます。
これはお店の見切り品?(埃にまみれたコーナー)で1つ70円。
箸休めをちょっと乗せるぐらいの小ーーーさなお皿。
でも乗せないで箸置きにしてもいいって書いてあったから、可愛くて買いました。
水引きは縁起がいいのでお正月に、レインボーはハワイアン料理に…とか考えるのが楽しい
そしてそら豆サイズの唐草小皿は一番使い勝手(お箸の座り)が良さそうな予感がしています。

この他に、食材屋さんで袋詰めのアールグレイを買いました。
ティーバッグじゃなくて缶入りじゃなくて、茶葉タイプの袋詰めのアールグレイを初めて見つけました。

本当は、カルピスバターも買いたかったし、ラーメン丼も買いたかった
でも、今回はここまで
おうちにあるお茶碗をオットにどんどん割ってもらって(は冗談だけど、彼は本当によく割ります)、飽きたら捨てる!ぐらいの決心で器ライフを楽しめたらいいな。

また、お義父さんのお墓参りのついでに(どっちがついでかもはやワカラナイけど)来たらえーねん。

今度は上野まで歩こうかな?

三社祭見物2014 初体験!

2014-05-19 | 季節のハナシ&植物
浅草の三社祭を初めて見てきました~。

私が行ったのは土曜日だったので、小神輿と中神輿までです。
(大神輿は日曜日のクライマックスに登場)

三社祭のルールもコースもわからないまま行ったのですが、駅をあがってひとつ路地を入ったらもうお囃子の音が聞こえていて、路地という路地から各町内のお神輿が浅草寺を目指して大集結するところでした。

浅草の路地は自由に歩き回ることができないくらいに混んでいたのですが、私たちはたまたま『寿一』(台東区寿の1丁目?)チームのお神輿の後ろを歩く形で一緒に歩を進めました。




ゾロゾロと歩きながら私が
「でもさー、お神輿って普通神社だよねぇ?お寺じゃないと思うんだけど…
このお神輿自体が小さな神社を模したものでそれを大切に本神社まで運んで供養するんじゃなかったっけ?
何で私たち、お寺に向かっているの?」
とオットに聞いたら、見るに見かねたすぐ後ろにいたおじさんが
「浅草寺の横に浅草神社があるんですよ
と教えてくれました。
アホな会話してる2人だと思われたことでしょう
そっかー、納得!

浅草公会堂の前にはこのような桟敷が設けてあって、お姉さんたちがエンドレスでお囃子・太鼓を奏でています。


この前の道を「エイヤー ホイサ」と進む町の衆。
おそらく普段は会社勤めをしているであろう男の人も、この日は褌に法被姿のいなせなお兄さんに変身して、お神輿を肩に声を嗄らします。

伝法院通りから


仲見世に入って…


五重ノ塔を横目に



浅草寺の参道には煙が黙々と立ち上がる大きな香炉があります。
自分の体の具合の悪いところにその煙をかけるんだよね。
「お前は頭が悪いから~」と煙を頭に浴びせるのがお約束じゃない?
あの香炉もこの日は道の端によけられていて、端っこでいつもより少ない煙を上げていました。

浅草寺の本堂では、いつもは階段下に背を向けている参拝客が、今日だけは仏様にお尻を向けて、みんな高いところから続々と到着するお神輿を見物していました。


本堂に行き止まったらそこでリーダーの合図で「よよよい よい!」と手締めをして、次のチームへ場所を譲るために左折していきます。


今ではドラマでしかみないような粋な着こなしの町のお役さん。
素敵だわー
(オットは「わー、月亭可朝だー」と言っていたけど)


踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損損

とはよく言ったもので、今日のお神輿を終えてアルコールで顔を赤くして法被の前をはだけたお兄さんや、大きな声で騒いでいるお姉さんたちを見ていると、やはり担いだもん勝ちだなーと思いました
よちよち歩きの赤ちゃんも頭にちょこんとお団子乗せて、小さな手ぬぐいを巻き、この2日間のお祭りに燃える下町の伝統がとても高貴なものに見えました。

そして、たくさんの外国人観光客が興味深く写真をとる姿も、なんだかうれしかった。
私の国ニッポン、楽しんでお帰りくださいねーと、日本人を代表して言いたくなる気持ちでした。

正直、今まで気に留めなかったのだけど、三社祭は毎年梅雨入り前のとってもいい陽気の頃に行われていたんですね~。
私たちもとても気持ちの良い一日でした。