いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

ベトナムノート2015:day1-ホアンキエム湖

2015-06-24 | ベトナムノート2015
バスは続いてホアンキエム湖(Ho Hoan Kiem)に着きました。

ハノイ・・・漢字で書くと「河内」

かつて、大きな河の内側に囲まれていたハノイは、今は整地が進んだ結果、その名残で湖が多いんだそう。
ここホアンキエム湖も紅河が何度も氾濫してできた湖なんだって。

観光地の少ないハノイにあって、ここも有名な観光場所。
そして後で地図を見て知ったのだけど、ここがハノイの中心、たくさんのホテルが集まり、旅行客の大半はここに滞在するようです。
(私たちがこれから行くホテルは距離的に少し外れてるんだわ

日本で湖というと、河口湖・山中湖・・・どこも自然あふれる郊外にあるものだけど、このホアンキエムは街の真ん中にあるのね!
イメージで言うと、井の頭公園の池って感じ?




目に映るのは、欧米人の観光客の多さね~
気楽なタンクトップに短パンの女の人、着古したTシャツを着た男性。
自由気ままに湖畔の時間を楽しんでいる白人の人たち。

欧米の人もベトナムに来るんだねぇ




湖畔には小さな山門のようなものがあります。
フンさん、私たちはどこへ行くの?




ここにも亀がいるわー。
背中にしばっているのは筆のように見えるけど、これは刀剣。
ここホアンキエム湖には『大きな亀の伝説』があるんだって。




赤い棲旭橋(せいきょくばし)を渡ると、そこには『玉山祠』(デン・ゴック・ソン)がありました。

≪祠≫・・・この字は「ほこら」と読み、神を祀る小規模な殿舎のこと。
ほこらは神社ではないので鳥居がなくてもよく、社殿に仏像などが収められていることが普通。




40円くらいの入場料をフンさんが支払いました(例によってチケットは回収)。
湖の中に出島のように伸びた玉山祠には、かつて中国との戦に活躍した英雄たちが祭られているそうです。




また、この湖には体長2mにもなる大きな亀が確認されており、この剥製は2匹いるとされる亀のうちの一匹が捕獲されたものです。
(現在もまだ大きな亀がいるらしい・・・)


≪ホアンキエムの亀の伝説≫
1400年頃?
ベトナムの皇帝レロイがこの湖に棲む亀から授かった剣で明軍を撃退して、ベトナムを中国支配から解放した。
その後、レロイが亀に剣を返した場所と伝わるのがこのホアンキエム湖。
(ホアン=返還、キエム=剣 が名前の由来)
湖の中心にある小島で剣を返したことからそこに「亀の塔」が建てられ、今もそこに浮かんでいる・・・。





浮かんでいる?
見える?
亀の塔。




ズーーーーム
(一眼レフでないワタシのデジカメではズームもこれが限界)

この亀の塔は、今でもベトナム社会主義共和国の象徴として大切にされており、
記念日には国のお偉いさんが塔のある小島に渡って、一番高いお札を捧げるらしいの。
この亀の塔の最上段には実際に過去のお金が奉納されていて、それを盗む人がいないように24時間見張りもいるんだって。

また、余談だけど、ベトナムには国をつかさどるお偉いさんが3人(1.国家主席でもある大統領、2.政治のリーダーである首相、3.一党独裁の共産党書記長)いて、それが国の方向を決める際に「ぐちゃぐちゃと」良くないらしいわ。まさに「船頭多くして船山に登る」を地で行ってるんじゃないのかねぇ。





今はジリジリと暑いだけで、正直この湖畔の風情も歴史も、どうでもいいの。よくわかんない。
自分が見たくて来たわけじゃないものね。
けど、移動のバスの中でいろいろ話を聴いてそれをメモし、そうすることで少しずつ自分の中のリアル『ベトナム』が肉付けされていくっていう感じでしたね。

ハノイの人にとってはホアンキエム湖は心のオアシス。
それはベトナムを初訪問したワタシには駆け足ではもったいない。
じっくり、のんびりたたずんでみたいなぁ。(欧米人のように)

この湖畔は夕方になると夜景がきれいなんだってー。(ライトアップ)
それも見てみたかったよぉ。





さて、バスに戻るために初めて道路を横断しますよ。

まぁーバイクの多さにはマジで驚き

「こんなに(バイクの)切れ間のないところを渡れるの?」とみんなが思っています。
(ここは横断歩道は書いてあるけど、信号がない)

フンさんを先頭に一行が固まって、右から来るバイクをにらみつつ、ゆっくり(ここが大事!)道路を渡り始めます。
勇気を出して(笑)


 

すると、バイクがこっちを避けてくれるんですねー




わーい
みんな渡れたね(笑)

これ、ホント体験しないとわからない。
絶対に想像よりすごいバイクの量
台湾の比じゃないよ。


『道路を渡る』・・・これはちょっとした一大イベントでした



流山市のかよちゃんを救ってあげたい!

2015-06-24 | 健康づくり


オットと有楽町界隈を歩いていた日曜日。
あちこちから募金を呼びかける大きな声が聞こえていました。

駅前ではよくある光景。
あまり気にせず歩いていたのだけど・・・

小さな可愛い女の子の大きなパネル・のぼり。
そしてチラシを配る人。

オットが
「あれって募金箱があるのかな?それとも振込みだけかな?」
と、足を止めたの。

「ん?あぁ、あの人たち?いやー、振込みだけってことないでしょ。普通は募金箱あると思うよ。チラシもらってきてみようか?」

ワタシがチラシ撒きのお兄さんに近寄って一枚もらいました。





「かよちゃんだって。心臓病なんだね。かわいそうに。どうする?ここで出会ったが縁と思う?」
「うん・・・募金箱あるかな?」
「あ。あそこの人、首から下げてるじゃん。あ、あそこの人も」

周囲をよーく見渡したら、10人以上のボランティアが大きな声で募金を呼びかけ、首から箱を下げています。

「じゃ、ワタシとあなた2人分てことで。立て替えておくよ、いい?」

ワタシはお財布から2人分のささやかな金額を箱に入れました。



いいことをしたねーとは特に思わない。

正直に言うとね、毎年夏になるとTVで大きな募金番組が行われ、オットのジョギング用にとチャリTシャツをたまに買った時には
「いいことをしたんだわ
と自己満足的にほんの少し思うのに、今回不思議とその感情は生まれて来ません。

それは、かよちゃんの生命に限りがあり、その募金が切実過ぎるからです。

この募金が、本当に使われるのか?
間に合わなかったらダメなの。
このみんなの善意を手術という形で実現しなきゃいけないんだもん。

逼迫していない募金にチャリティをした時には、自己満足で「いいことをしたわ、ワタシも」と思えても、
どうにも足りない厳しい募金に参加した時には、
「まだこれでも足りないんだよね?」と焦るような気持ちになってしまう。




・・・だからこうして記事を書いています。

拡散することで、気に留めて下さる方がみつかるように。
自発的にそうしようと今回は決めました。

箱に入れたお金以上にワタシにできる募金活動があるとしたら、それは『流山にこんな女の子がいるよ』ってことをお知らせすること。

どうぞ、クリックしてみてください。
かよちゃんが募金を待っています。
手術できる日を待っています。


<可愛いかよちゃんの動画>(公式ページ)

現在の募金状況が出ています。
リアルな数字を見ると、一番小さなお札を1枚送るだけでも確実に数字が変わるのがわかります。
気の遠くなりそうな募金額でもみんなの善意はすでに折り返しているんです。
(この記事を下書きした昨日と、アップする今とで、確実に数字が伸びています!)
なんとか達成してあげたい。
生命のゴールがなくなるように。
大切なその命が未来永劫延びるように。


<朝日デジタルの記事>

こちらには記事と振込先が出ています。
(みずほ・ちば銀など、手数料無料の支援も広がっているようです)


<各地の募金活動がわかります>

ツイッターでリアルタイムの募金場所がわかります。
著名人も参加していますね。


(その他にも『流山 かよちゃん』で記事はたくさんあり、フェイスブックも出てきます。)


どうぞ、偶然これを目にされた皆さん。

かよちゃんに丈夫な心臓を。
私たちにできるささやかな生命のバトンを。

そして、あなたもいろんな方法でささやいて(拡散)みてください。

よろしくお願いいたします。