もうかれこれ10年以上前・・・
もしかすると15年経ったかな?
父の田舎である新潟へ行った時。
父の生まれた分水町は定期的に朝市が立つのですが、
そこで超絶美味しい枝豆を食べました。
枝豆の最高峰といえば、いわずと知れた「だだ茶豆」ですよね。
(賛否両論あるでしょうが)
新潟にも「茶豆」という枝豆があります。
ワタシにとっての最高峰は新潟の茶豆!
茶豆は真夏の枝豆より少し遅く、この時期に収穫される品種なんですね。
そう、時差があるんです。
さやをむくと中の枝豆はほんのりうす茶色の皮をかぶっていて、
でも、決して太ってはいないんです。
なんなら豆としてはやせているのが普通。
それが特徴ですかね。
鼻腔をかすめる豆独自の香り・・・
はー
たまらん!
ま、これが15年前までのワタシの感覚ですよ。
でも、15年前に出会っちゃったんです、あの枝豆に。
朝市でゆでたての枝豆をおばちゃんが試食させてくれました。
無類の枝豆好き夫婦としては買う気がなくとも試食はしたい。
その豆は茶豆と違って、茶色がかってもいないし、コロコロと太っている。
パクッと食べたら夫婦でビックリ!
濃い!
味が濃いねー!
夕べ、叔母さんの家で出してもらったのと、今朝のこれは違うぞ?
「おばちゃん、この豆なんていうの?茶豆とは違うよねぇ?」
「茶豆じゃないよ。これはさかなまめ」
「さかな豆?これ、一把ちょうだい!」
迷わず買って帰って、横浜の自宅で茹でて食べたその豆も、
朝市と同じおいしい豆だ。

さかな豆・・・魚豆・・・うお豆・・・
長いこと脳内変換を繰り返し、
もはや、名前も「さかな豆」が正解だか「うお豆」が正解だったか
わからなくなっていたのですが、
何年も何年も検索しても誰も「さかなまめ」「うおまめ」について書いてすらいない。
あれは何だったのだろう?
まぼろし?
そうすら思い始めた2年前頃、
やっと1人ブログにさかな豆のことを書いている男性を見つけた。
彼はやはりこの時期に、新潟の呑み屋でこの豆を食し、
私たちと同じように驚いたんだそうな。
農家の方に聞いたところ、さかな豆はごくごく限られた少ない畑で
この時期に収穫される品種だそうで、
市場に出回る前に地元で消費されちゃうのが普通なんだって。
酒の肴にふさわしいから「肴豆」って言うとか言わないとか・・・
「魚」じゃなくて「肴」!
なるほど~。
ワタシがそうオットに話したら、実はオットも長いこと検索していたと。
二人とも忘れられない枝豆だったんだよね。
そして今回、とうとう夫が見つけました。


この豆もようやく商売にする人が出てきたんですね。
こうやって載せたらライバルが増えちゃうかもしれませんが、
でも、限られた畑を少し拡大してあちこちでこの種を蒔いていただけるなら
かまいませんわ。
オットの話を聞き、興味を持った会社の方と共同購入。
3Kg。
ビニール袋10袋入りで1袋300gが500円。
まあ驚くほど高くはありません。
夕べ、20時過ぎの再配達をお願いし、届く宅急便をお湯を沸かして待機するオット。
ピンポ~ン!とチャイムが鳴ったら
まずコンロのスイッチを押してから「はーい」と受け取りに行っていました(笑)
あぁ、やっぱりコロコロと太っている。
これが15年ぶりの「さかな豆」だ。
そして茹でて食べてみたら・・・

甘い!
こんな甘い豆は初めてだわ。
こんなに甘かったっけ?
夫婦で顔を見合わせた。
そして、濃い。
正直茶豆(ワタシはだだ茶豆はあまり食べたことがない)の香りとは
また違うんだけど、
でも、香りも濃くてなにより甘い。
本当にビックリ。
香りだけなら茶豆のほうが強い(今回は)。
でも甘みならさかな豆のほうが圧倒的に強い。
あとは好みの問題。
あー、やっと念願かなって何年越しのまぼろしを食べられた。
ほんのり残暑の我が家で、扇風機を回しながら、
待ちすぎてぬるくなったビールで流しこむ枝豆の美味しさ。
インターネットよ、ありがとう。
小竹食品さんよ、ありがとう。
また来年この時期にお会いできたら、必ずやポチッといたします。
どうぞ来年もたくさんの種を蒔いて
収穫まで頑張ってください。
ごちそうさまでした。
もしかすると15年経ったかな?
父の田舎である新潟へ行った時。
父の生まれた分水町は定期的に朝市が立つのですが、
そこで超絶美味しい枝豆を食べました。
枝豆の最高峰といえば、いわずと知れた「だだ茶豆」ですよね。
(賛否両論あるでしょうが)
新潟にも「茶豆」という枝豆があります。
ワタシにとっての最高峰は新潟の茶豆!
茶豆は真夏の枝豆より少し遅く、この時期に収穫される品種なんですね。
そう、時差があるんです。
さやをむくと中の枝豆はほんのりうす茶色の皮をかぶっていて、
でも、決して太ってはいないんです。
なんなら豆としてはやせているのが普通。
それが特徴ですかね。
鼻腔をかすめる豆独自の香り・・・
はー

ま、これが15年前までのワタシの感覚ですよ。
でも、15年前に出会っちゃったんです、あの枝豆に。
朝市でゆでたての枝豆をおばちゃんが試食させてくれました。
無類の枝豆好き夫婦としては買う気がなくとも試食はしたい。
その豆は茶豆と違って、茶色がかってもいないし、コロコロと太っている。
パクッと食べたら夫婦でビックリ!
濃い!
味が濃いねー!
夕べ、叔母さんの家で出してもらったのと、今朝のこれは違うぞ?
「おばちゃん、この豆なんていうの?茶豆とは違うよねぇ?」
「茶豆じゃないよ。これはさかなまめ」
「さかな豆?これ、一把ちょうだい!」
迷わず買って帰って、横浜の自宅で茹でて食べたその豆も、
朝市と同じおいしい豆だ。




さかな豆・・・魚豆・・・うお豆・・・
長いこと脳内変換を繰り返し、
もはや、名前も「さかな豆」が正解だか「うお豆」が正解だったか
わからなくなっていたのですが、
何年も何年も検索しても誰も「さかなまめ」「うおまめ」について書いてすらいない。
あれは何だったのだろう?
まぼろし?
そうすら思い始めた2年前頃、
やっと1人ブログにさかな豆のことを書いている男性を見つけた。
彼はやはりこの時期に、新潟の呑み屋でこの豆を食し、
私たちと同じように驚いたんだそうな。
農家の方に聞いたところ、さかな豆はごくごく限られた少ない畑で
この時期に収穫される品種だそうで、
市場に出回る前に地元で消費されちゃうのが普通なんだって。
酒の肴にふさわしいから「肴豆」って言うとか言わないとか・・・
「魚」じゃなくて「肴」!
なるほど~。
ワタシがそうオットに話したら、実はオットも長いこと検索していたと。
二人とも忘れられない枝豆だったんだよね。
そして今回、とうとう夫が見つけました。


この豆もようやく商売にする人が出てきたんですね。
こうやって載せたらライバルが増えちゃうかもしれませんが、
でも、限られた畑を少し拡大してあちこちでこの種を蒔いていただけるなら
かまいませんわ。
オットの話を聞き、興味を持った会社の方と共同購入。
3Kg。
ビニール袋10袋入りで1袋300gが500円。
まあ驚くほど高くはありません。
夕べ、20時過ぎの再配達をお願いし、届く宅急便をお湯を沸かして待機するオット。
ピンポ~ン!とチャイムが鳴ったら
まずコンロのスイッチを押してから「はーい」と受け取りに行っていました(笑)
あぁ、やっぱりコロコロと太っている。
これが15年ぶりの「さかな豆」だ。
そして茹でて食べてみたら・・・

甘い!
こんな甘い豆は初めてだわ。
こんなに甘かったっけ?
夫婦で顔を見合わせた。
そして、濃い。
正直茶豆(ワタシはだだ茶豆はあまり食べたことがない)の香りとは
また違うんだけど、
でも、香りも濃くてなにより甘い。
本当にビックリ。
香りだけなら茶豆のほうが強い(今回は)。
でも甘みならさかな豆のほうが圧倒的に強い。
あとは好みの問題。
あー、やっと念願かなって何年越しのまぼろしを食べられた。
ほんのり残暑の我が家で、扇風機を回しながら、
待ちすぎてぬるくなったビールで流しこむ枝豆の美味しさ。
インターネットよ、ありがとう。
小竹食品さんよ、ありがとう。
また来年この時期にお会いできたら、必ずやポチッといたします。
どうぞ来年もたくさんの種を蒔いて
収穫まで頑張ってください。
ごちそうさまでした。