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最近の遺品(デジタル遺品)の落とし穴

2016-10-07 12:06:43 | 気になるニュース

先日、テレビで「なるほど・・・現代の遺品の落とし穴」と感じ「あり得る話」だと思った話です。

普通、遺品って愛用品や衣服・蔵書・コレクション・家具や家電も遺品といえます。
勿論、一番喜ばれるのが故人が残した家・土地・現金や有価証券など資産価値がはっきりとわかるもの。

しかし、デジタル化した現在・・・故人のスマートフォンやパソコンにご注意!!

通帳や証券を持たずに資産運用ができる現在。
インターネットバンキングや株券の電子化が進み、お金の振込など通帳の代わりをスマートフォンやパソコンでできます。

しかし、これらのデータは本人が亡くなってしまえば、どこに何があるのか分からなくなる場合も多い。
特に、インターネットバンキングなどは、パスワードが分からなければ口座のページを開くことさえできません。

我々年配の人はこれらの機器に詳しくない場合は、そのままパソコンを処分してしまい、個人情報が流出する危険性もあります。

まだ、遺産としてプラスになるものはいいですが、毎月引き落とされる金や、利子がかかるものは・・・
株価の投資などは、スマートフォンやパソコンのパスワードが分からなければ、その画面を開くことができません。
故人がFXなどで損をしていた場合、多額の借金が発覚する可能性もあるのです。

便利になった反面、何かあれば不便なものになります。
特に、高齢になれば誰か親しい人(身内)にパスワードは教えておくべきですネ!!

私も、最近はほとんどネットで買い物しますが・・・株・ネットバンキングはしていません。

それと、最近の人は何でもかんでも写真を撮り、スマートフォンやパソコンに保存したままですが・・・
保存したこれらの整理にも困る時代です。

まとめると

●デジタル遺品とは、パソコン内のデータや口座、SNSなどのアカウントのことである。
●パスワードが分からなければ、預金残高も株券の内容も分からなくなる。
●SNSやブログのアカウントを放置しておけば、悪意の第三者に利用されることもある。
●不用意にパソコンを処分すると、個人情報が流出するかもしれない。
●遺族がパソコンに不慣れな場合は、デジタル遺品を整理してくれる業者を利用しよう。
●普段から、パスワードなどをまとめて家族に分かるようにしておこう。

ということです。

これらの事は、団塊の世代の人には頭の痛い問題です。

故人のパソコンを処分する場合は、必ずデータをすべて消去してからリサイクルに出したり売却したりしましょう。
現在は、デジタル遺品を整理してくれる業者もいます。

まあ、遺産(デジタル遺産)の無い私には関係ないかあ・・・デジタル遺産のある人は要注意!!


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