語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【酒井順子】のんびり鉄旅 ~心の余裕、女性的感覚~

2017年05月26日 | □旅
 かく言う私は最近、以前にも増して、のんびり鉄旅が好きになってきました。京都に行く時も、かねて「もっと新幹線に長く乗っていたい」と思っていたもので、最近はのぞみではなくひかりに乗るように。のぞみよりも30分余、長く新幹線に乗ることができるのです。
 より速く、より多く・・・・を求めるのは、もしかすると男性的感覚なのかもしれません。30分早く目的地に着けばよりたくさん仕事ができる、ということが今までは重視されたのでしょうが、これからは30分長く列車に乗ることによって生まれる心の余裕の方が大切になってくるのではないか。

□酒井順子「チビ鉄子の未来 ~気付くのが遅すぎて 第625回~」(週刊現代 2017年6月3日号)から引用
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【浅見光彦の旅】江田島 ~戦争を経験した人の覚悟~

2017年05月24日 | □旅
 「(前略)それに、父は変わっていて、写真そのものが嫌いで、家族で写真を撮るのさえ嫌がるようなとろこがありました。『人間なんてものは歴史の中に埋没してしまうのがいいのだ。私が死んでも墓を建てるな、思い出ばなしなんかするな』とか言って。私には何のことか、ぜんぜんわかりませんでしたけれど、いまにして思うと、父はずっと、自分を抹殺してしまいたい欲求みたいなものを抱いていたのじゃないかって・・・・」

□内田康夫『江田島殺人事件』(講談社、1992/後に祥伝社文庫、1997)から引用
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【旅】由志園の牡丹

2017年05月08日 | □旅
 


   この世から三尺浮ける牡丹かな (小林貴子)


 ★写真:「由志園」( 松江市八束町)にて。
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 【参考】
【旅】由志園 ~牡丹の館~

 
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【海外】平和の鐘、ミンスク、ベラルーシ ~広島・長崎・福島の土~

2017年05月08日 | □旅
【海外】ベラルーシはミンスクの平和の鐘 ~広島・長崎・福島の土~

 この黄金週間に中欧&東欧を訪れた古い友人が、ベラルーシ共和国の首都ミンスクで、平和の鐘を目撃した。
 「ここに広島、長崎、福島の土を入れたカプセルが埋められている」
 鐘の真下のフロアには金属板がはめこまれ、日本語で(おそらくベラルーシ語でも)、そう明記されている。

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  ★写真二葉@曽根博
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【旅】会津八一の奈良 ~中宮寺~

2017年05月07日 | □旅
 中宮寺は、法隆寺に隣接する尼寺ですが、聖徳太子の生母の住址が寺に転じたもので、しかも法隆寺の東方5町にあたる冨郷(とみさと)村にあったが、次第に衰亡して、慶長年間(1596-1615)に現在地に移して再興したよし【注1】。

  みほとけ の
  あご と ひぢ とに
  あまでら の
  あさ の ひかり の
  ともしきろ かも    
  (み仏の顎と肘とに尼寺の朝の光のともしきろかも)

 「みほとけ」は、新本堂(1968年建立)の本尊(木造菩薩半跏像)で、その形から弥勒菩薩と言われているが、寺伝では如意輪観音であると。しかし、この像は若き釈迦の樹下における瞑想を模するがゆえに「悉多太子思惟像」あるいはこれを略して「太子思惟像」と呼ぶべきだとしている【注2】。
 「ともしきろ かも」は、かそけくも懐かしきかな、というほどの意、「ろ」は意味なき助詞【注3】。

 【注1】『自註鹿鳴集』の自註による。
 【注2】前掲註。 <尚ほこの像の仏名は、俗間には多く「如意輪観音」と称するも、この像の製作せられし時代には、如意輪観音の形像も、その儀軌も、未だ我が国には伝来し居らざりしのみならず、この像と密教にいふところの如意輪観音とを仔細に比較するに、全身の姿勢より左右の手足の位置に至るまで、一も同じきところなしといふを正しとす。しかるに当時の朝鮮半島にては、この姿態を持てるものを、何故か、弥勒菩薩と呼び、河内(かわち)の野中寺の像(666)の如きは、明かにその系統に属す。されど、広く大陸に眼を放てば、この種の像は、釈迦が、その青春の日に、一日野外に出でて、樹下に独座して思惟に耽りし姿より発生したるものなれば、これを釈迦の幼名を以て「悉多太子半跏思惟像」または略して「太子思惟像」と呼ぶを正しとす。またかの『大安寺縁起並(ならびに)流記資財帳』(747)の中に「太子像七体」とあるは、即ちこの同型の像なりしなり。また法隆寺に伝来して、後に明治の皇室に献納せる所謂(いわゆる)四十七体仏の中にも、この種のもの数躯(すうく)あり。ひとしく「太子像」と呼ぶべきなり。>
 【注3】前掲註。

□会津八一『自註鹿鳴集』(新潮文庫、1969/岩波文庫、1998)
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 【参考】
【旅】唐招提寺
【詩歌】会津八一『自註鹿鳴集』 ~奈良~
【詩歌】比叡山(抄) ~自註鹿鳴集~

 

 

 

 

 
 
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【浅見光彦の旅】かかみがはら航空宇宙科学博物館、金華山、岐阜城、正法寺の岐阜大仏

2017年05月01日 | □旅
 <一宮インターを11時過ぎに出た。国道22号線を北上、各務原(かかみがはら)から東海北陸自動車道に入る。まもなく左手を岐阜の金華山が通過してゆく。岐阜グランドホテルもチラッと見えた。(中略)
 自動車道を美濃市で下りて、国道156号を行く。(中略)
 長良(ながら)川の本流を遡り、やがて八幡に着いた。
 八幡はいうまでもなく「郡上(ぐんじょう)踊り」で知られた町である。昔の面影と情緒がたっぷり残る町だ。>

□内田康夫『美濃路殺人事件』(徳間書店、1987/後に徳間文庫、2015)
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 かかみがはら航空宇宙科学博物館(1)
 

 かかみがはら航空宇宙科学博物館(2)
 

 かかみがはら航空宇宙科学博物館(3)
 

 金華山
 

 岐阜城
 

 正法寺の大仏
 <日本三大仏の一つに数えられるこの大仏は乾漆仏としては日本一の大きさを誇ります。天保3(1832)年4月に、実に38年の歳月を費やして完成しました。堂の高さ25.15m、廻り19.39m、仏像は坐像で、高さ13.7m、耳の長さ2.1m、鼻の高さ0.4m。大イチョウを直柱として、骨格は木材で組み外部は良質の竹材と粘土で造られ、その上を一切経で糊張りし漆を塗り金箔を置いたものです。胎内には薬師如来がまつられています。>【「岐阜市観光情報の中の観光名所の中の岐阜大仏(正法寺)
 

 【参考】
【浅見光彦の旅】犬山城、明治村 ~岐阜~
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【浅見光彦の旅】犬山城、明治村 ~岐阜~

2017年05月01日 | □旅
 <愛知県犬山市は県の最北端に位置し、木曾川に面した風光明媚の地である。木曾川の鵜飼、日本ライン下りなどでよく知られているが、犬山はもともと、犬山城の城下町として開けたところだ。
 犬山城は天守閣が残る城としては、現存するわが国最古の城である。戦国期の天文6(1537)年の築城といわれるから、かなり古い。昭和10年に国宝の指定を受けたこの城は、個人の所有物であることでもよく知られている。
 犬山の観光施設としては日本モンキーセンターも有名だが、なんといっても、全国的に誇るべき施設といえば、博物館「明治村」ということになるだろう。
 明治村は昭和40年に開設された。明治期以後の日本各地の建造物を移築し、その保存と展示を行っている。百万平方メートルという広大な土地に、57の建造物が建ち並び、SLや京都の市電が走る。
 「博物館」というと堅苦しいが、古きよき時代の面影が楽しめる巨大な公園という趣のたたずまいだ。
 園内の主だった建造物には、帝国ホテル、聖ザビエル天主堂、日本赤十字社病棟、札幌電話交換局、西郷従道(つぐみち)邸、森鴎外邸、品川灯台などがある。(中略)
 品川灯台は昭和32年まで、東京湾品川沖のお台場にあった洋式灯台で、わが国のこの種の灯台としては、観音崎(神奈川)、野島崎(千葉)に次ぐ古いものだ。
 品川灯台は入鹿(いるか)池という、昔灌漑用に造られた池に突き出た小さな三崎の先端近くに立つ。>

□内田康夫『美濃路殺人事件』(徳間書店、1987/後に徳間文庫、2015)
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 犬山城遠望
 

 犬山城内に展示されてある模型
 

 内藤丈草の句碑「涼しさを見せてやうごく城の松」
 

 明治村の氷菓
 

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【旅】内田康夫の神戸

2017年01月31日 | □旅
 内田康夫のトラベルガイドには定評がある。例えば、本書プロローグに曰く、

 <新神戸駅の裏--北側には街はない。駅の向こうには、いきなり六甲山の急峻な斜面が立ち上がる。
 日本でもっとも魅力的な都市の一つといわれる神戸の市街地と、駅の建物を隔てたほんの背中合わせに、深山幽谷のおもむきさえ感じさせる、緑濃い山肌が迫っている。文字どおり「光と影」の対照の妙が鮮やかである。こんな不思議な風景は、ほかでは見ることはできない。
 駅裏にたった一本だけある細い山道を辿ると、布引の滝に達する。
 (中略)この道は、ガイドブックなどに、遊歩道として紹介されているのだが、市民ですらその存在を知る者が少ない。むろん、余所から神戸を訪れる一般の観光客は、滅多に立ち寄らない。近隣に住む者だけの、いわば秘密の小径になっている。
 (中略)布引の滝は、登るにつれて、「雌滝」「鼓ヶ滝」「夫婦(めおと)滝」「雄滝」の順で現れる。雌滝は19メートルほどだが、いちばん上の雄滝は50メートル近い勇壮な飛瀑である。四つの滝からは、たえず霧が湧き上がり、周辺の樹木を潤す。>

 小径へ突き出る小枝には蜘蛛の巣がかかり、俯いて歩いていると、頭にくっついたりする。駅裏から雄滝まで、上りは30分くらいみたほうがよい。
 もう少しオーソドックスなコースは、つづれ折の長い道だ。ハーブ園に至る。ハーブ園にはロープウェイを使ってもよい。往路のみでもよいし、時間がなければ往復ともロープウェイを使うとよいが、花々をめでつつ、ゆっくり歩いて降りていくほうが風情がある。

□内田康夫『神戸殺人事件』(中公文庫、2007)
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    雄滝
  
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【旅】2月/特急「出雲」と松葉ガニ

2017年01月30日 | □旅
 宮脇俊三の旅行は、時刻表片手の一人旅がほとんどだが、1975(昭和50)年冬の山陰行は珍しく会社の友人たちとの4人組だった。
 たしか2月14日(金)、18時20分発の寝台特急「出雲」に乗った。後の「出雲1号」である。当時なかなかの人気列車で、いちばん指定券のとりにくい列車だった。
 この列車には食堂車が連結されていた。その頃、食堂車は減少傾向にあり、特に夜行列車は女子の残業問題などもあって減りに減り、1978(昭和58)年10月のダイヤ改正後は、「さくら」「はやぶさ」「みずほ」「富士」「あさかぜ1号」とこの「出雲1号」だけだった。
 列車は大雪(1mは積もっている)で遅れた。
 今回の旅行は鳥取で松葉ガニを食べるのが主目的だが、未明に鳥取に着いて早速カニという必要はないから、松江の先の玉造温泉まで足を伸ばして、朝風呂と朝食という贅沢なスケジュールになっていた。
 玉造温泉駅には9時半ごろに着いた。1時間40分の延着だった。
 また雪が降ってきた。ぼたん雪だからこれ以上降り積りはしないはずだが、わいわい騒ぐ4人客を乗せたタクシーは、斜めにスリップしながら温泉場まで走った。
 その晩は、鳥取市に近い岩井温泉に泊まった。当時すでに、カニは高くなった、と宿の主人が言うくらい高くなっていた。

 <カニはうまかった。とくに生の灰緑色のを湯にさらして、ぱっと赤くなったところを食べるカニすきは逸品であった。生のカニは鳥取でもふらりと泊まって食べられるものではない。
 しかしカニ料理というもの、あれは集団で食べるにはふさわしくないように私は思う。殻から身をほじくり出そうとするとき、もう耳が聞こえなくなる。話しかけられたって生返事をするのがやっとだ。眼鏡をはずして一心不乱、親不知(しらず)不知の境地で、ただ黙々と孤独な格闘になる。燗酒の冷めるにも気が及ばない。コトッコトッとたぎる土鍋(どなべ)の湯、ボサリと落ちる軒の雪、静寂はカニがなくなるまでつづく。
 食べ尽くしてようやく顔を上げ、ああお前もそこにいたか、とそれほどではないにしても、話のはずまぬことカニ料理の右に出るものはない。
 およそカニなど食べさせたのでは、まとまるはずの商談もまとまらないだろう。逆に見合いなどはカニ料理屋でやるとよいかもしれない。あの白ける食卓で顔合わせをして、なおかつ前向きの姿勢、ということであれば相当脈がある。>

□宮脇俊三『汽車旅12ヵ月』(潮出版社、1979/後に新潮文庫、1982)の「2月/特急「出雲」と松葉ガニ」
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 【参考】
【旅】山陰・瀬戸内・四国横断の旅
【心理】生きられる時間 ~宮脇俊三の場合~
【宮脇俊三】『時刻表2万キロ』
書評:宮脇俊三『最長片道切符の旅』 ~旅行記を楽しむ四つのアプローチ~
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【旅】山陰・瀬戸内・四国横断の旅

2017年01月29日 | □旅
 1988年4月10日、岡山県と香川県を結ぶ「瀬戸大橋」が開通し、四国が本州と「陸続き」になった。この機会に「山陰・瀬戸内・四国横断の旅」を構想したのが宮脇俊三。  

 <まず松江を朝7時頃に発車する特急「やくも」岡山行きに乗る。列車は左窓に大山を望みながら中国山地へと分け入って行く。
 四月の山陰地方は、まだ春が浅い。冬雲が空を被(おお)っているかもしれない。
 重厚で、やや陰気なつくりの民家を眺めているうちに鳥取、岡山の県境の谷田峠(たんだだわ)をトンネルで抜ける。
 とたんに窓外の景観が一変する。明るい陽光が降りそそぎ、眩(まぶ)しいほどだ。民家も開放的な構造に変わる。陰陽の気象のちがいを、これほど短時間に明快に見せてくれる路線は少ない。
 列車は高梁川(たかはしがわ)に沿って岡山へと快走するが、急ぐことはないので、9時半頃に着く総社で下車し、吉備線の鈍行列車に乗りかえて、岡山に向かうことにしよう。
 吉備は古代からの史跡に富んだところで、造山(つくりやま)古墳、国分寺、吉備津神社、吉備津彦神社、秀吉の水攻めの高松城跡など、見るべきものが被い。そして、なによりも、のどかな吉備路を散策する気持のよさ。春爛漫の四月は最良の季節である。
 好みの史跡を二、三選んでタクシーと吉備線の併用で回り、12時半頃に岡山に着く。

 さて、いよいよ四国へ向かうのだが、岡山発13時00分発の高知行特急「南風3号」に乗るのがよいだろう。(中略)
 13時25分頃、瀬戸大橋にかかる。島づたいに吊橋(つりばし)、斜張橋(しゃちょうきょう)、高架橋をつらねたもので、めまぐるしく瀬戸内海を眺めるうちに、たちまち四国に進入する。
 琴平から四国山脈を越えると、眼下に吉野川を見下ろす。この眺望は日本の鉄道の車窓の白眉である。
 14時40分頃にに阿波池田に着き、ホームのスタンドで色の黒い「祖谷渓(いやだに)そば」を食べてから徳島本線に乗りかえる。線名は「本線」だが、JRの分類では「地方交通線」つまりローカル線で、吉野川に沿って、のんびりと徳島へ向かう。
 徳島からは四国の東海岸を南下する牟岐(むぎ)線に乗る。沿線は亜熱帯植物が色濃く茂り、南国情緒をかもしだしている。朝に山陰を発し、途中下車や回り道をして、夕べには南国に至る。瀬戸大橋のおかげで、こんな旅が可能になった。
 牟岐線の途中で日が暮れてしまうのが、ちょっと残念だから、阿波池田を回らずに高松経由とするほうがよいかもしれない。これなら1時間半ぐらい短縮できる。
 宿泊地は日和佐(ひわさ)がよい。海の幸が豊富な漁港だ。夏ならば海辺でウミガメの産卵を見ることもできる。>

□宮脇俊三『旅は自由席』(新潮社、1991/新潮文庫、1995)の「山陰・瀬戸内・四国横断の旅」
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【旅】唐招提寺

2016年11月29日 | □旅
 境内略図。
 

 奧に国宝・金堂。
 

 金堂、右手に重文・礼堂(らいどう)。それらの間に、少し隠れて国宝・鼓楼(ころう)。
 

 鼓楼。左手に国宝・講堂。
 

 礼堂。右手に国宝・経蔵(きょうぞう)。
 

 開山堂。
 

 開山堂の説明。
 

 北原白秋歌碑(1)。
 

 北原白秋歌碑(2)。
 

 鑑真和上御廟入口。
 

 鑑真和上御廟入口から御廟まで(1)。
 

 鑑真和上御廟入口から御廟まで(2)。
 

 鑑真和上御廟入口から御廟まで(3)。
 

 鑑真和上御廟入口から御廟まで(4)。
 

 鑑真和上御廟。
 

 土塀。
 

 国宝・宝蔵(ほうぞう)。校倉(あぜくら)造り。
 

 国宝・経蔵(きょうぞう)。日本最古の校倉校倉造り。
 

 梵鐘。
 

 奧に戒壇。戒壇に至る階段。
 

 会津八一歌碑(1)。
 

 会津八一歌碑(2)。
 


 会津八一歌碑(3)。
 


 松瀬青々句碑(1)。
 

 松瀬青々句碑(2)。
 

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【旅】藤田嗣治展 ~生誕130周年記念~

2016年09月25日 | □旅
 (1)会場 兵庫県立美術館
 (2)会期 2016年7月16日~9月22日
 (3)主な作品
 藤田嗣治「闘う猫」
 

 藤田嗣治「五人の裸婦(五感)」
 

 藤田嗣治「裸婦像 長い髪のユキ」
 

 藤田嗣治「エレーヌ・フランクの肖像」
 

 藤田嗣治「猫を抱く少女」
 

 藤田嗣治「アッツ島玉砕」・・・・藤田の14点ある戦争絵画のうち最高傑作とされる。
 

 藤田嗣治は、戦後、戦争絵画をめぐるいざこざに幻滅し、渡仏してフランス国籍を取得。カトリックに帰依してその地に没した。

 藤田嗣治「夢」
 

 藤田嗣治「天国と地獄」
  
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【旅】デトロイト美術館展 ~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~

2016年09月25日 | □旅
(1)会場 大阪市立美術館
(2)会期 2016年7月9日(土)~9月25日(日)
(3)主な作品
  オスカー・ココシュカ「ドレスデン近郊のエルベ河」
 

  クロード・モネ「アルジャントゥユ」
 

  フィンセント・ファン・ゴッホ「オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて」
 

 記事「独特のうねるタッチ」(産経新聞夕刊 2016年7月27日)
 

(4)ポスター
 

(5)大阪市立美術館の会場
 

(6)デトロイト美術館
 

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【旅】ウィーンのクリスマス・マーケット

2015年12月22日 | □旅
●マリア・テレジア広場、12月2日。
 
 
 

●一番賑やかなクリスマス・マーケットである市役所前、12月1日。質・量ともに豊か。
 ニュルンベルクのクリスマス・マーケットがドイツ語圏で一番と言われているが、負けていないかも。ニュルンベルクは、城の中にすべてがまとまっているから、よく見えるのではないか。
 
 
 
 
 
  ※アンペルマンを意識して作ったかのような信号機。
   【注】アンペルマン 1961年、東ドイツの交通心理学者カール・ペグラウによってデザインされ、1969年にベルリンの都心に登場した。1970年には公的に歩行者用信号として認められ、次第に東ドイツ各地へと広がっていった。
 ドイツ再統一に伴い、当初は西ドイツで使用されていた信号機に置き換えられる予定だった。しかし、市民が「アンペルマンを救え」運動を起こし、アンペルマンも許容するように交通信号の指針が改定された。アンペルマンは現在でも使われている。
 現在、西ベルリン、リューベック、ハイデルベルク、シュトゥットガルトなど旧西ドイツ各地でもアンペルマンを使用した信号機が設置されている。

●市役所前、12月12日。
 
 
 
 
 

 以上、愚弟夫妻の旅から。2015年11月27日~12月14日。
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【動物】新・二条河原の落書 ~鴨~

2015年12月21日 | □旅
 此頃田舎ニハヤル物 新酒 新蕎麦 鴨一家

 

 

 

 

 

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