<丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。
わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである。
--「マタイによる福音書」9章12/13節
イエスは、徴税人のマタイに弟子にならないかと声をかけた。当時のパレスチナのようなローマ帝国支配下の属領において、徴税人は一定地域の徴税権を前払いの入札によって購入する請負人だった。実際に徴収する額は、請負人の裁量に委ねられていたから、いわばピンハネをする徴税人は住民から嫌われていた。徴税人のマタイを弟子にしたことについて、パリサイ派の律法学者がイエスを非難する。これに対して、イエスは「丈夫な人には医者はいらな。いるのは病人である」と反論したのである。
人間は、すべて原罪を負っている。罪人という点で、人間は神の前ですべて平等なのである。自分が他の人よりも優れているというパリサイ派の思い上がりをイエスは厳しく批判する。人間は、誰一人例外なく罪を負っているので、正しい人は一人もいない。この現実を見つめた上で、神の恩恵によってのみ人間が救われることをイエスは説いている。>
□佐藤優『人生の役に立つ聖書の名言』(講談社、2017)の「常識を逆転する言葉」の「医者を必要とするのは」を引用
【参考】
「【佐藤優】施しをするときは」
「【佐藤優】呪ってはならない」
「【佐藤優】敵を愛しなさい」
「【佐藤優】目標をめざして」
「【佐藤優】試練を喜ぶ」
「【佐藤優】永遠の命のために」
「【佐藤優】立っていると思う者」
「【佐藤優】重荷を背負うのは」
「【佐藤優】苦難と希望」
「【佐藤優】弱さを誇ろう」
「【佐藤優】一粒の麦」
「【佐藤優】平和ではなく剣を」
「【佐藤優】恐れるな」
「【佐藤優】迫害される人」
「【佐藤優】平和をつくる人」
「【佐藤優】心の清い人」
「【佐藤優】あわれみ深い人」
「【佐藤優】正しさを望む人」
「【佐藤優】柔和な人」
「【佐藤優】悲しんでいる人」
「【佐藤優】心の貧しい人」
「【佐藤優】地の塩となれ」
「【佐藤優】狭い門を選べ」
「【佐藤優】求めれば与えられる」
「【佐藤優】明日を思い悩むな」
「【佐藤優】思い悩むな」
「【佐藤優】まえがき ~『人生の役に立つ聖書の名言』~」
わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである。
--「マタイによる福音書」9章12/13節
イエスは、徴税人のマタイに弟子にならないかと声をかけた。当時のパレスチナのようなローマ帝国支配下の属領において、徴税人は一定地域の徴税権を前払いの入札によって購入する請負人だった。実際に徴収する額は、請負人の裁量に委ねられていたから、いわばピンハネをする徴税人は住民から嫌われていた。徴税人のマタイを弟子にしたことについて、パリサイ派の律法学者がイエスを非難する。これに対して、イエスは「丈夫な人には医者はいらな。いるのは病人である」と反論したのである。
人間は、すべて原罪を負っている。罪人という点で、人間は神の前ですべて平等なのである。自分が他の人よりも優れているというパリサイ派の思い上がりをイエスは厳しく批判する。人間は、誰一人例外なく罪を負っているので、正しい人は一人もいない。この現実を見つめた上で、神の恩恵によってのみ人間が救われることをイエスは説いている。>
□佐藤優『人生の役に立つ聖書の名言』(講談社、2017)の「常識を逆転する言葉」の「医者を必要とするのは」を引用
【参考】
「【佐藤優】施しをするときは」
「【佐藤優】呪ってはならない」
「【佐藤優】敵を愛しなさい」
「【佐藤優】目標をめざして」
「【佐藤優】試練を喜ぶ」
「【佐藤優】永遠の命のために」
「【佐藤優】立っていると思う者」
「【佐藤優】重荷を背負うのは」
「【佐藤優】苦難と希望」
「【佐藤優】弱さを誇ろう」
「【佐藤優】一粒の麦」
「【佐藤優】平和ではなく剣を」
「【佐藤優】恐れるな」
「【佐藤優】迫害される人」
「【佐藤優】平和をつくる人」
「【佐藤優】心の清い人」
「【佐藤優】あわれみ深い人」
「【佐藤優】正しさを望む人」
「【佐藤優】柔和な人」
「【佐藤優】悲しんでいる人」
「【佐藤優】心の貧しい人」
「【佐藤優】地の塩となれ」
「【佐藤優】狭い門を選べ」
「【佐藤優】求めれば与えられる」
「【佐藤優】明日を思い悩むな」
「【佐藤優】思い悩むな」
「【佐藤優】まえがき ~『人生の役に立つ聖書の名言』~」