日本では古くから「体が冷えると風邪をひきやすい」と言い習わされてきた。
風邪やインフルエンザの多くはウイルスの感染が原因となる。体が冷えると症状が出やすいのは、免疫力が下がるからだという。
体が冷えて体温が下がると血流が悪くなる。すると、体内でウイルスと戦う免疫細胞の動きも悪くなってしまう。
ウイルスの多くは、呼吸や食べ物と一緒に体内に入るといわれている。だから「免疫の最前線」と呼ばれる鼻と喉など上気道の免疫力を高めることで侵入を防ぎ、排出する効果が大きくなることが期待できる。
特に朝は血行が悪く、体が冷えやすい。鼻や喉が冷たいと感じたら、温かい飲み物などで冷えを取るといいだろう。
朝食にみそ汁やスープなどの温かい飲み物を取ることはウイルスの撃退につながるはず。
加えて体が温まるとされる、ショウガやターメリック、トウガラシなどを風味付けに使うと、血流が良くなり、さらに免疫力を高めてくれるかもしれない。
□南雲つぐみ(医学ライター)「風邪予防に朝食を ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2019年2月2日)を引用
風邪やインフルエンザの多くはウイルスの感染が原因となる。体が冷えると症状が出やすいのは、免疫力が下がるからだという。
体が冷えて体温が下がると血流が悪くなる。すると、体内でウイルスと戦う免疫細胞の動きも悪くなってしまう。
ウイルスの多くは、呼吸や食べ物と一緒に体内に入るといわれている。だから「免疫の最前線」と呼ばれる鼻と喉など上気道の免疫力を高めることで侵入を防ぎ、排出する効果が大きくなることが期待できる。
特に朝は血行が悪く、体が冷えやすい。鼻や喉が冷たいと感じたら、温かい飲み物などで冷えを取るといいだろう。
朝食にみそ汁やスープなどの温かい飲み物を取ることはウイルスの撃退につながるはず。
加えて体が温まるとされる、ショウガやターメリック、トウガラシなどを風味付けに使うと、血流が良くなり、さらに免疫力を高めてくれるかもしれない。
□南雲つぐみ(医学ライター)「風邪予防に朝食を ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2019年2月2日)を引用