「年齢とともに目が小さくなってきた。昔はもっとぱっちりしていたのに・・・・」という話を聞くことがある。
一般的に年を取ると皮膚に弾力性がなくなり、たるみが起きやすくなる。中でも目の上のたるみは、上まぶたのふちにある眼瞼(がんけん)という部分と、まぶたをあげる筋肉(眼瞼挙筋(がんけんきょきん))との間をつないでいる膜がゆるむことで起こる。
この状態がひどくなるのが「眼瞼下垂(かすい)」。まぶたが上がりにくくなる症状だ。目を開けようとするためにおでこのシワが深くなるというと美容上の問題もあるが、このしぐさが首や肩の凝りの原因になり、イライラも募る。ハードコンタクトレンズを長い期間使っていると、毎日外すときに上まぶたをこするため、症状が起きやすくなるといわれる。
突然起こった眼瞼下垂は、脳卒中の前触れや重症筋無力症の場合もある。「視界が狭くなった」などの症状のある眼瞼下垂は、健康保険での治療ができる。眼科や形成外科の「まぶたの外来」などで相談ができる。
□南雲つぐみ(医学ライター)「眼瞼下垂 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年11月6日)を引用
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一般的に年を取ると皮膚に弾力性がなくなり、たるみが起きやすくなる。中でも目の上のたるみは、上まぶたのふちにある眼瞼(がんけん)という部分と、まぶたをあげる筋肉(眼瞼挙筋(がんけんきょきん))との間をつないでいる膜がゆるむことで起こる。
この状態がひどくなるのが「眼瞼下垂(かすい)」。まぶたが上がりにくくなる症状だ。目を開けようとするためにおでこのシワが深くなるというと美容上の問題もあるが、このしぐさが首や肩の凝りの原因になり、イライラも募る。ハードコンタクトレンズを長い期間使っていると、毎日外すときに上まぶたをこするため、症状が起きやすくなるといわれる。
突然起こった眼瞼下垂は、脳卒中の前触れや重症筋無力症の場合もある。「視界が狭くなった」などの症状のある眼瞼下垂は、健康保険での治療ができる。眼科や形成外科の「まぶたの外来」などで相談ができる。
□南雲つぐみ(医学ライター)「眼瞼下垂 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年11月6日)を引用
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