冬の鍋料理などには欠かせない長ネギ(根深ネギ)。最近見つけたのが、「く」の字のカーブ状になっているネギだ。調べてみると、「曲がりネギ」といって、仙台市や岩手県一関市、他にも新潟や長野などでも郷土野菜として作られている。
途中で曲がってしまったのではなく、あえて曲げている。どうりで一束のネギがみんな同じカーブできれいに曲がっているはずだ。
曲がりネギは、ネギの栽培に適しない土地で開発された「やとい」という栽培技術により作られ始めたそうだ。
ある程度育った長ネギを一度抜き、傾斜を付けた土の上にネギを寝かせ、土をかぶせて育てる。すると、寝かされたネギはまっすぐ上に伸びようとするため、途中から曲がったネギになる。
曲がりながら成長するストレスにより、曲がりネギは柔らかく甘みと香りの強いものになるそうだ。この味が好評で、最近各地に広まっている。
白い部分が多く、肉厚で、鍋に入れるととろけるように甘く、わが家でも好評だった。
□南雲つぐみ(医学ライター)「曲がりネギ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年11月16日)を引用
途中で曲がってしまったのではなく、あえて曲げている。どうりで一束のネギがみんな同じカーブできれいに曲がっているはずだ。
曲がりネギは、ネギの栽培に適しない土地で開発された「やとい」という栽培技術により作られ始めたそうだ。
ある程度育った長ネギを一度抜き、傾斜を付けた土の上にネギを寝かせ、土をかぶせて育てる。すると、寝かされたネギはまっすぐ上に伸びようとするため、途中から曲がったネギになる。
曲がりながら成長するストレスにより、曲がりネギは柔らかく甘みと香りの強いものになるそうだ。この味が好評で、最近各地に広まっている。
白い部分が多く、肉厚で、鍋に入れるととろけるように甘く、わが家でも好評だった。
□南雲つぐみ(医学ライター)「曲がりネギ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年11月16日)を引用