語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【絵画】プーシキン美術館展--旅するフランス風景画

2018年07月10日 | □旅
 <日本の皆様には、特に自然を表現することや身近な風景を味わうことに対して繊細な感覚があります。日本の絵画や版画の伝統のなかでは風景画もまた、人と自然とのあいだの内面的な調和のありようを示し、沈思と省察の境地をもたらすものとして重視されています。日本の文学や芸術では、冬の初雪、春に咲く桜、秋の満月と紅葉といったように四季折々の風物を称えます。繰り返す自然の永続性と、それが地球と人間の生活の律動へとつながっていることが独特の感性で強調されているのです。当館の絵画コレクションは、必ずやご来場いただいた皆様の心に響くことでしょう。>

□マリーナ・ロシャク(プーシキン美術館館長)ほか(福間加容・訳)『プーシキン美術館展--旅するフランス風景画』(朝日新聞社、2018))のマリーナ・ロシャク「メッセージ」

★「プーシキン美術館展--旅するフランス風景画」展
 Masterpieces of French Landscape Paintings from The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow
 都立美術館
 2018年4月14日(土)~7月8日(日)

 

 

 


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