語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】会合のツボ ~頭痛、歯痛、目の充血、耳鳴り、風邪のひき始めの喉~

2018年02月22日 | 医療・保健・福祉・介護
 ツボ【注】の本に必ず記されているスタンダードなツボの一つが「合谷(ごうこく)」だ。「谷」の字が使われているように、手の甲の親指と人指し指の骨が合わさる場所のくぼみにあるツボだ。
 合谷は、全身の361以上あるツボのうち、もっとも「脳」に刺激が伝わりやすいといわれている。特に首から上のさまざまな痛みに対応するそうだ。頭痛、歯痛、目の充血、耳鳴り、風邪のひき始めの喉の痛みにもいいとされる。
 しかし、頭痛や歯痛でつらいときに実際に押してみても、今ひとつピンとこない人もいるのではないだろうか。手の甲のふくらみの奧にあるので意外と探しにくく、うまく押せない場合があるかもしれない。
 このツボを探すには、反対側の手の親指の腹で、もう一方の手の甲にある親指と人さし指の骨が合わさる場所を押してみよう。真ん中ではなく、やや人さし指側に、圧痛を感じる場所がある。この圧痛点が合谷なので、強めに3秒押し込んで1秒離し、また3秒押し込むという方法で刺激するといい。

 【注】
【南雲つぐみ】頭痛にツボ押し ~疲れ、イライラの改善、ストレス解消~
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□南雲つぐみ(医学ライター)「会合のツボ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年6月25日)を引用
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